「風紀だ」と罰金を請求された
初めまして。
質問させていただきます。
1年前までキャバクラで働いていました。
もうやめているのですが、現在付き合っている彼氏もそのお店でボーイとして働いていました。
もともと彼がその店のボーイであることは知らず、交際をはじめてから知りました。
知った後も私はもう店をやめているので問題がないだろうと交際をつづけていたのですが…。
その後、彼も店をやめたので安心していたある日、私の携帯に店の店長から電話がかかってきたり、メールが来たりしました。(ブロック・着拒済み)
内容は、「お前のしていることは風紀だ。100万払え」というものでした。
また、現在のアルバイト先にそのキャバクラの人だと名乗る男性が来て、私を出せと言うのです。
その日私は不在だったので店長がその旨を話してお引き取りいただいたようです。
店長に事情を聞かれたので、正直に話しました。
その後も、その男性らは何度かアルバイト先に来て私を出すように言いましたが、店長が毎回不在だと話してくれました。
これ以上バイト先に迷惑はかけられないと思い、お店をやめ、彼とも外を出歩くことができないと言う状況です…。
規約には、「店内恋愛をしたものは罰金100万円」だとか、「退店後、店のスタッフと連絡を取ることは禁止」などと書いてあったかもしれません。(正確には確認していません。)
しかし、そもそも、一緒に働いてもいないのに…というのが正直なところです。
私は100万円を支払う義務があるのでしょうか?
また、逆に、バイトをやめなければいけなくなったり、堂々と外を歩けなくなったことにたいして慰謝料を請求することはできないのでしょうか?
ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
相談者(ID:1845)さん
弁護士の回答一覧
退職後の社員に従業員であった頃の規則を適用することは原則としてできません。 仮に就業中であっ...
仮に就業中であったとしても罰則の定めは、労基法16条違反で無効です。仮に減給の定めだと善解しても制限を超えていますので無効です。退職していたとすればなおさらです。
いずれにしても支払わなければならない理由がみつかりませんので、請求したいなら裁判で争えばいい、と突き放す対応でよいかと思います。
なお、違法な訪問で退職を余儀なくされたとすれば慰謝料請求は可能ですが、訪問の違法性と退職との因果関係などの立証の面で、ハードルが高い事案といえます。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区西新橋1-12-8西新橋中ビル5階 |
---|---|---|
対応地域 | : |
【弁護士歴20年】【初回面談30分無料】【虎ノ門駅から徒歩1分】【休日・時間外対応可】豊富な経験と実績に裏打ちされた総合力で、適切な問題解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
昨年末に突然の異動となったのですが、異動前後で給料待遇が悪化してしまいました。因みに異業種や異職種への異動ではなく同種です。
これまでの異動前までは
1日の勤務が17時から翌日11時まで仮眠休憩含めて2時間の休憩で、実労働時間16時間うち5時...
お世話になります。老人施設で働いております。
有給が取れません。「退職時に取れる」と施設長は言っていますが当てにできません。タイムカードを押す時間が決まっています。つまり、残業代が出ません。その代り「仕事に余裕がある時に、その時間分 早く帰宅するように...
サービス残業代を労働基準監督所に相談すると、三ヶ月分の支払い命令が多いと聞きましたが、今毎月時効を消化してるじょうたいなので、裁判するほうがたくさん、取り返せるでしょうか?
アルバイトで事務をしています。
管理職を含む、不特定多数の人から嫌がらせを受けて3年経ちます…。
職場で孤立させられ、課長にも嫌味を言われるので、相談できる人もいないです。
ここ最近では、急に契約時の労働内容とは違う、事務以外の作業に変えら...
4月の給与(3/16〜4/15)から給料体系が変わり、みなし残業代が導入され、3月の給料明細に4月からの給料改定の紙が同封されていました。
みなし残業代として約6万プラスされます。
その説明は半年程前から何度も説明されていました。
私は、2年ほど前...
労働問題に関する法律ガイドを見る
雇用保険の利用で妊娠時に失業給付金と育児休業給付金を受け取る全知識
2020.6.1妊娠や出産によって仕事を辞めた女性にとって、雇用保険の失業時給付(基本手当)や育児休業給付などの制度利用は育児中の生活を支えるために重要なものです。基本手当や受給延長申請、育児休業給付などの雇用保険で受け取れるお金についてご紹介します。続きを読む
『残業代は全額支払わなければいけない』と法律で決まっているので、未払いの残業代がある人は請求すれば取り返せる可能性があります。この記事では『残業に関する基礎知識』や、『残業代請求を弁護士に依頼するメリット』などを紹介します。続きを読む
労働時間の定義と平均|法律から見たブラック企業の判断基準と対処法
労働時間(ろうどうじかん)とは、労働者が会社の指揮命令下において業務に従事する時間のことです。法定労働時間を超えた労働時間は時間外労働といい、通常の労働賃金に対して割増の賃金が支払われます。普労働賃金が未払いの場合は残業代請求を行うこともできます。続きを読む
デキない部下を降格・減俸したい…法的にはどこまで許されるの?
2018.4.23かつて私が勤務していた会社は、それなりの頻度で「管理職から降格する」という処分を実際に行っていた。「マネジメント能力に問題がある」「プロジェクト遂行能力に難あり」とされた社員に対し、一旦管理職にした社員を、ヒラ社員に戻す処置である。実際、その判断はほとんどの場続きを読む
長時間労働の基準|労働者が抑えておくべき法律・原因と対策まとめ
2017.11.28長時間労働とは、会社が規定している時間や予想される残業時間に対して、実労働時間が長いことです。長時間労働はブラック企業の要因にもなり、うつ病などの健康被害も引き起こす可能性があります。長時間労働で悩んだらひとまず仕事を休んで、解決方法を考えていきましょう。 続きを読む
労働問題で度々耳にするのが「固定残業制だから残業代が出ない」という言葉です。固定残業制は、残業代を支払わなくていいわけではありません。今回は、固定残業制での残業代の考え方と未払いの残業代があった場合の請求方法についてご紹介します。続きを読む