匿名でパワハラの訴えがあったとのこと
私は医療施設で看護師長をしております。
ハラスメント対策をしている部署に、匿名で私からパワハラを受けているという書面を送り付けたスタッフがいるとのことで、上司より呼び出しを受けました。ほかのスタッフに対しても聞き込みを行い、一部のスタッフが「大声で叱責された」「無視された」等の情報が寄せられたとのことでした。その聞き込みの内容を見ると一度注意したことのあるスタッフではないかと思い至る内容でした。
一人は報告を適切に行わなかったことに対して指導したスタッフで、もう一人は勤務希望の出し方がルール違反になっている点について指摘したスタッフで、二人は非常に仲の良いスタッフ同士です。その2名は私を無視することがありましたが、以前他の部署にいた時から問題行動があると言われていたスタッフであったため様子を伺っていました。特にその二人を無視することもなく、ほかのスタッフと同様に対応しています。
これまでもだれか特定の人に対して厳しくすることはなく、だれに対しても必要な指導のみ行っており、暴言を吐いたことはありません。
匿名でされた訴えにもかかわらず、上司は私がパワハラをしたと断定するような言い方で、「処分については追って報告します」と述べました。私は一方的な書面のみで判断するのはおかしいのではないか疑問に感じ、処分は納得ができない旨を伝えましたが、言ってる相手がいること自体が問題とのことでした。普通に指導もできなくなり安全が守れなくなるのではないかと指摘すると「そうです。仕方ないです」との返答でした。
匿名で内容がわからないのに処分されるのは不当なのではないでしょうか?お互いの言い分を確認できない状況で、もしかすると腹いせでされた投書かもしれないのに納得がいきません。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
第1に、指摘された事実が存在しないのであれば、堂々としてください! そして病院にしっかりと反論...
第2に、加害者とされる方に十分なヒアリング無しになされる懲戒処分、人事上の不利益措置(使用者に広範な裁量権が認められるものは除く)は、無効になりえます。
第3に、職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上 の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。いくら正当な業務指示でも、このような定義に該当するものは違法です。ご自身の言動にこのような定義に該当するものがないか、今一度振り返ってください。
今後のことですが、ご自身でいろいろ勉強されて、トライしてみるのも良いでしょう。ただ、本件は、ご本人さん単独での対応では、ちゃんとした解決にならない可能性も十分にあります。
法的責任をきちんと追及したければ、労働法にかなり詳しく、パワハラ問題にも通じた弁護士に、有料であって相談に行かれて、法的に正確に分析してもらい、この後の対応を検討する価値はあると思います。不当なことにはきちんと対応しましょう!弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
国立大学の研究室に秘書として就労しております。
当初、2つの研究室を掛持ちで週18時間という就労状況でした。
前任の秘書は週35時間で就労していましたが、上司の予算状況が悪化した為自主的に退職し、その後私が予算に見合う就労時間で就任致しました。
2...
上司からパワハラを1年弱の間受け続け、適応障害を発症し、退職することとなりました。
会社側は上司のパワハラ行為については認知しており、減給等の処分はするものの、上司の態度は改まりません。
しかし、会社側の事情から上司をすぐに解雇できないのが現状で...
私の退職後レセプト開封。パワハラ行為、相談日:2018年11月29日
弁護士による回答待ちです
レセプト開封で慰謝料、パワハラ行為の賠償金請求書
1)H27年4月より、総務部分譲課の**現地案内事務所で分譲地の販売業務を行っていました。...
社内告発でパワハラの疑いを受け、コンプライアンス担当から事情聴取をうけました。主に私と部下、取引先でのメール内容について事情を説明し、内容については一部不適切な内容がある点は認めましたがあくまで部下、取引先との関係は良好であり、実質的なパワハラはないこと...
会社の上司に仕事で陥れられています。
事情で階の違う部署を兼務しています。
兼務の部署で情報が来なかったりしてミスをすると、怒られます。
その内容を、同じ部内にいる彼氏にすべて私のミスのようにいいまげて伝えられます。
そのあとに、プライベート...
初めまして。
職場内にて、パワハラや苛めがあります。
個々の能力ではなく、上司の好みによって、業務が割り振られ、
質問や助けを求めても、切り捨てられる次第です。
また、だれにも迷惑がかからない日に有給をとった場合でも、すぐに休むなどと、文句の大会...
労働問題に関する法律ガイドを見る
マタハラは、働くすべての女性に起こり得るハラスメントです。マタハラは、平成29年に通称「育介法」が改正されたことで、今さらに注目されています。今回は、マタハラやパタハラの裁判事例を通し、マタハラの対策や法律についてご紹介します。続きを読む
自己都合退職と会社都合退職の違い|知っておきたい失業手当の知識
会社都合と自己都合の退職では失業手当の保障内容が大きく変わってきます。この記事では両者の違いと判断方法について紹介しますので、自分の退職がどちらに該当するのかを確認しておきたい場合はぜひ参考にしてみて下さい。続きを読む
パワハラ(パワーハラスメント)とは、職場で優位な立場にいる人が、立場を利用して嫌がらせを行うハラスメントです。指導・叱責や冗談や付き合いで行っていても、相手が苦痛に感じている場合はパワハラになる場合があります。 続きを読む
残業代請求には過去2年間までという時間制限があります。2年以前のものは時効により消滅し、請求ができなくなります。しかし、残業代請求の時効の進行は止めることができます。また、企業側に不法行為が認められた場合は、時効を延長できる場合があり...続きを読む
- 2018.5.21
2013年4月1日の労働契約法改正により『5年以上働いている人は無期雇用に切り替えられる』ようになりました。これは会社ではなく労働者が自ら申し出る必要があるので、忘れずに覚えておきましょう。無期転換ルールの対象者や手順などについて紹介します。続きを読む
この記事では、就活生がブラック企業を選び、人生の大事な時間を無駄にしてしまわぬよう、ブラック企業に勤めていた先輩たちから寄せられたエピソードの一部を紹介します。「適当に企業を選ぶのは危険なんだ。」と肝に命じてもらえればと思います。続きを読む