給料減額と解雇
先日勤め先の社長から、進めていたプロジェクトの一旦中止を理由に翌日付けで解雇する旨メールで通知されました。
しかし、約4ヶ月前に入社した該社から雇用契約書を発行してもらえず、2ヶ月目の給料は事前に理由や金額の通知もなく4割減額されていました。
上記を受けて、再三雇用契約書の締結と給料の算出根拠提示の依頼をしていましたが取り合ってもらえず、最終的に解雇通知のメールがきました。
これまでのやり取りで精神的な負担も蓄積し、解雇を受諾してしまいましたが、解雇予告手当の金額も明らかに間違っており、それについても計算方法の提示を求めましたが拒否されました。
就業中は居住地区に会社の拠点が無かった為、就業場所が確保できるまでは在宅勤務として、週報をもって業務内容を社長が確認して勤務の証明としておりました。入社してから解雇までの間、毎週週報を送付し、それを承諾しましたとのメールも返信がきていました。
業務で使用するPCは会社から支給を受けておりましたが、支給時は新品の状態で届き、会社独自のアプリケーションや書式など一切無かったので返却時にPC初期化(原状復帰)して返却したところ、データを戻さなければ損害賠償請求すると言われました。また、これまでの給料の返還も求められました。
データ内容については、私が作成した週報や立替経費の精算表、ネットから収集した情報をリスト化したエクセル表(これら全て会社のフォーマットではありません)で会社が損害を被るようなものは一切無いですし、メールのやり取りで全てデータ共有しています。
PC初期化については丁重にお詫びしたところ、給与返還、損害賠償は請求しないが、残りの給料(7日分)と出張時の交通費については会社から一切支払いしない事と、7日間で発生した保険や年金の会社負担分を私に支払うよう請求されました。(給料の締め日が20日締め当月25日払いで解雇日は2019年10月29日付)
会社側の主張としてはPC初期化に対する損害賠償の引き換えという事で、この事を他言すればその限りではないという脅迫のようなメールが届きました。
雇用契約書未発行や給料の勝手な減額、納得のいかない突然の解雇などを棚に上げて、かなり理不尽な要求だと思いますが応じなければならないでしょうか?
相談者(ID:12946)さん
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