前任者からのメールで誹謗中傷
以前勤務していた会社を諸事情により退職することになりました。
当時の上司に退職を伝えたのは私が実際に退職した日の約3カ月前でした。退職する前の1カ月ほど前から後任者(年齢が一回りほど離れている後輩)との引継ぎを行いました。残念ながら全ての業務を引き継ぐことはできなかったので、その後数カ月は不明点があれば連絡をするという形を取り、平日の夜にメールや電話でやり取りをしておりました。
その後、数年間は他企業で勤務しておりましたが、会社に戻って来ないかというオファーを頂きました。一度退職した会社とは言え、人間関係に問題はなく、また報酬もそれなりに良かったため、戻ることを決心しました。
当初はその後任者はそのままの業務に就き、私は彼の上司として違う業務を予定しておりましたが、その後任者は私と一緒に仕事をすることを拒み、結局彼は異動となりました。彼とは特に人間関係に問題があったわけではありません。むしろ私としては短い引継ぎ期間しかなかったため、申し訳ないなと思い、その後も全力でサポートをしようという気持ちでいっぱいでした。
しかしながら客観的に見ても私の方が彼よりも優秀であることは明白であり、その私と比較されることをひどく嫌ったために、私と一緒に働くことを拒みました。また私が戻って来なければ、彼はそのままの業務に就いていた可能性は大ですので、彼は私に仕事を取られたと思っております。結果的には私が彼を追い出した格好となってしまいましたが、私は会社からオファーがあったために、戻って来たにすぎず、私自信に落ち度はないと確信しております。
結局、私が彼に渡した仕事を再度、私が引き継ぐことになったのですが、私のことを避けているのは彼の態度からも明白であり、引継ぎはほとんどありませんでした。
彼は同グループの違う会社に異動となり、そこで新しいメールアドレスを使うことになりました。彼が以前使用していたメールに何かが送信された場合には私のメールアドレスに自動的に転送されるようにIT担当者が設定してくれ、また彼の昔のメールの閲覧権についても私に付与されました。私が不在だった数年に何があったのか分かるために閲覧権が付与されたというのがその理由です。
その彼のメールには私に対する誹謗中傷のオンパレードでした。一例をあげるならば、「どの面さげて戻って来たんだ」、「殺したい。。。」、「あまりにも自己中」「人間的に問題がある。」などです。
これらのメールは数人程度にしか送付されていないようですが、その中には私と面識のない方もおり、彼らには私はどうしようもない人間だと思われているようです。また異動先でも誹謗中傷を繰り返している場合には、私の評判がさらに悪くなることは容易に想像できます。(異動先でも誹謗中傷を繰り返しているという証拠はありません。)
彼が社内メールで私の評判を落とそうとしたことは事実であり、またはっきりとした形で残っております。この場合、このメールを証拠として名誉棄損等で訴えることはできるのでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
相談者(ID:1901)さん
弁護士の回答一覧
お困りのことと存じます。お力になりたいと思います。詳しい事情がわからないので、一般論としてご回...
気軽に、ということであれば(その場合も真剣な相談でお願いいたします)、労働局に相談されて下さい。法的に正確に分析されたい場合には、労働法にかなり詳しく、本件に関係した法理等にも通じた弁護士に相談し、証拠をもとにしながら具体的な話をなさった上で、今後の対応を検討するべきです。
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。お力になりたいと思います。クラウンズ法律事務所https://www.crownslawoffice.com
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
名誉棄損に該当するかどうかはともかく、あることないこと言いふらして他人の信用を損ねているとすれ...
住所 | : | 東京都港区西新橋1-12-8西新橋中ビル5階 |
---|---|---|
対応地域 | : |
【弁護士歴20年】【初回面談30分無料】【虎ノ門駅から徒歩1分】【休日・時間外対応可】豊富な経験と実績に裏打ちされた総合力で、適切な問題解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
個人事業主の社長より、不当解雇をいきなり言われ、また、賃金が未払いです。売上金の管理をしていたので、未払い金を支払っていただければ、売上金を返却すると内容証明書で伝えてありますが、それに、対して相手方は、横領罪といってきて、困っています。売上金を渡すと、...
役職付部長だったのですが、人事部長より昇格4か月でマネージメント力不足ということで降格扱いになりました。詳しい内容を教えてもらえず、2点程内容を聞き出したところ、特定の部下からのヒアリングが全てで当方の言い分もヒアリングすることなく一方的な人事考課でした...
身内の者の相談です。
イタリアンのシェフとして11時から24時くらいまで週6日働いています。店の経営者より、月20万との契約で当初は働いていましたが、経営状態が悪く、ここ1、2年は満額もらえていません。未払いの賃金は150万くらいです。源泉徴収票等、も...
職場で直属の上司から、入社して数日にも関わらず、私が仕事でミスをする度に暴言を吐かれたり、金品を要求されています。
精神疾患などにはなっておらず、転職を考えているのですが、辞める前にどうしても上司のパワハラに対して慰謝料を請求したいと考えています。
...
相談者本人です。
初めまして。よろしくお願いします。
職場の郵便ポストに
オーナーの友人から手紙が届きます。その手紙をいつも、オーナーが引き上げ別の方に渡している形です。
その手紙を店の書類が置いてある場所にいつものように置いておきました。
...
はじめまして。
この度は宜しくお願いします。
セクハラをしてきたのは社長になります。
社長はワンマン社長で年齢は83歳です。
またとある障害者施設の理事長も兼任しております。
会社には10名(うち女性3名(総務経理の女帝(60代)、...
労働問題に関する法律ガイドを見る
無断欠勤で解雇になる基準|許される日数と休んだ際の対処法について
無断欠勤は社会人としてあるまじき行為ですが、法律上では即クビになるほどの重罪行為として扱われていません。この記事では無断欠勤と解雇の関連性についてご紹介します。続きを読む
マタハラでの解雇はさまざまな法律に違反する行為です。妊娠・出産・子育てをきっかけとした降格・解雇・雇い止めは無効にできる可能性があります。今回は、マタハラ解雇にあった際にできる対処法とマタハラ解雇の違法性についてご紹介します。続きを読む
働きたくない人が知っておくべき知識と法律で考える3つの対処法
2017.6.5働きたくないというのは、働いている全ての人の切実な願いです。可能ならずっと家で寝ていたい、働かずに生活したいと思う方もいるでしょう。「働きたくない」を冷静に考え直してみると未払い残業代やハラスメントなど深刻な問題を抱えている可能性があ...続きを読む
有給休暇の申請に理由は必要?労働基準法上必要ないが申請時に配慮すること
2020.5.18気になるのは、有給休暇を申請する際の理由はなんでもよいのか、ということですが、結論から言うとどんな理由であれ、有給休暇を申請することはできます。 今回は、そんな有給休暇を申請する際に抑えておいた方が良いことについて、解説していきたいと思います。続きを読む
仕事を辞めたい理由トップ5と退職を決める前に確認しておきたいこと
2018.5.22この記事では、主に次の3点についてお伝えします。①仕事を辞めたい理由②仕事を辞めて後悔する人の特徴③仕事を辞める前に確認しておきたいこと。今の職場がつらく、退職を考えている方は参考にしてみてください。続きを読む
今回の記事では、知らず知らずのうちに最低賃金法を下回った労働をしていた場合の対処法について、その差額や未払い額を請求する方法をご紹介していきます。続きを読む