労働時間の見解
一件あたりいくらの仕事の労働時間について質問します。
現在一件あたり1500円で契約交わしてます。
8時半から17時半までだと7件くらい回れます。
契約書には移動時間、待機時間、準備、片付けなども1500円に含むと明記してあるのですが、戻ってきてからの事務処理を1時間しても残業になりません。拘束時間は8時間でも会社側は一件=1時間としてるみたいなのです。
私の見解がおかしいのでしょうか?
ちなみに上記条件後、2時間事務処理をすると普通事務時給1時間分と残業事務時間1時間分が付きます。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
風呂太郎さん 労働基準法上の時間外労働手当請求ができる前提として、太郎さんと会社との間の契約...
労働基準法上の時間外労働手当請求ができる前提として、太郎さんと会社との間の契約が、労働契約である必要があります。まず、契約の形式・名称が何か、が問題となります。次に名称は異なっても、実質的かつ客観的に労働契約であれば(労働者概念法理というルールで判断されます)、労働契約と法的に評価されます。労働契約であれば、拘束時間が客観的に労働時間だと客観的にいえれば(三菱重工業長崎造船所事件・最一小判平成12年3月9日民集54巻3号801頁など)、労働基準法上の労働時間だといえて、残業代請求ができる可能性があります。ただ、そうであっても、いくら請求できるかは、さらに検討が必要です(100%部分は1件あたりの支給額でカバーされている可能性がありうる。参考:大星ビル管理事件・最一小判平成14年2月28日民集56巻2号361頁)。
意外と難しい問題なので、労働法にかなり詳しい弁護士に相談されることをおすすめいたします。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
介護老人保健施設の相談員で職についていました。退職し現在、退職した施設本部への残業代請求を行っています。こちらから、内容証明で請求金額と支払い日時を明記し発送、施設本部からの返信で請求金額の資料を要求され、こちらから資料のコピーを郵送。そして、施設本部か...
残業代を労働基準局に相談したら、退職届と一緒に残業代請求を出すように言われ出したら
損害賠償及び刑事告訴とかで、署名捺印させられて就職 も退職後2年間は当社の競業を直接間接に営み、又は競業を営む事業者には就職しないことまで誓わされ、退職して10日以内に...
以前働いていた会社が閉鎖するにあたり、取引会社がその事業を自社で行いたいとのことで、機械オペレーターであった私が面談をお願いされました。場所が離れているので、その際の給料、また危険物を取り扱う機械なので、新しく建設する機械工場の安全性をしっかりやるとの契...
5年ほど前から業務委託として日給月給で仕事をしています。
職種は建設作業員です。
発注者の会社に行き、現場に出て仕事をこなしています。
終わり次第、発注者の会社に戻り翌日の予定を確認、機材等の準備をして帰宅という流れです。
受託者は発注者の会社に...
個人事業主の社長より、不当解雇をいきなり言われ、また、賃金が未払いです。売上金の管理をしていたので、未払い金を支払っていただければ、売上金を返却すると内容証明書で伝えてありますが、それに、対して相手方は、横領罪といってきて、困っています。売上金を渡すと、...
労働問題に関する法律ガイドを見る
セカンドハラスメントとは|対処方法と未然に防ぐために必要な心得3つ
セカンドハラスメント(セカハラ)とは、ハラスメントを相談したことによって、被害者が相談相手に責められる、社内で嫌がらせを受けるハラスメントといわれています。セカハラは、会社に対処する義務があり、見て見ぬ振りや悪質行為をすると違法となる可能性があります。続きを読む
有給休暇を退職時に使う手順|有給休暇の取得理由と平均取得日数まとめ
2020.5.18有給休暇を退職時に使いたいと思っている人は多いでしょう。引継ぎなどの作業をしながらでないと、会社側としても休みを取られては困る側面があります。どうすれば退職までに有給を消化できるのか。そんな退職時における有給休暇の扱い方についてご紹介していきます。続きを読む
給料未払いの相談先3選|未払いは法律違反なので堂々と請求しよう
「給料日を過ぎても賃金が振り込まれない」、「未払いが続いている」という場合は、未払いの給料を請求するための行動を起こすようにしましょう。今回は、未払い給料の請求手順と労働賃金に関する法律について詳しくご紹介します。続きを読む
整理解雇の4要件と整理解雇を言い渡されたらすぐにやるべき6つのこと
整理解雇(せいりかいこ)とは、事業を継続させるために従業員を解雇することをいいます。今回は、整理解雇が他の解雇とどう違うのかをお伝えしたうえで、整理解雇の4要件と整理解雇を言い渡されたときにすぐにやるべきことをお伝えします。続きを読む
- 2018.9.6
試用期間中とは『どんな理由でもクビにできる期間』ではありません。正社員を解雇にするのと同様、きちんとした理由が必要です。無理やりクビにした場合、企業に処分が下ることも。続きを読む
『残業代は全額支払わなければいけない』と法律で決まっているので、未払いの残業代がある人は請求すれば取り返せる可能性があります。この記事では『残業に関する基礎知識』や、『残業代請求を弁護士に依頼するメリット』などを紹介します。続きを読む