試用期間4日で解雇されました。不当解雇にあたる?
地元で上場中の不動産会社の正社員に就職が決まりました。
しかし4日目に突然解雇を言い渡されました。
解雇理由は説明をしてきた上司によると「会長が私を気に入らなかった」というあまりにも酷い理由でした。
上司からは口頭では私に落ち度はなかったといってくれました。
就職4日目での解雇のため、就職時に提出する書類などが一切ありません(解雇する可能性があるため出さなかったものと思われる)
こちらとしては、地元のどこを見てもアパートの看板やマンション、駐車場に会社の名前があり、非常に腹立たしく目に痛いです。 今回のことで慰謝料請求は可能でしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
「会長が私を気に入らなかった」との理由での解雇は、仮に試用期間中だったとしても不当解雇であり、...
解雇理由を証拠に残した上で、解雇自体を争うというのがよろしいかと思いますが、まずは、一日も早く、弁護士にご相談されることをお勧めします。
解雇を認めた上で慰謝料を求めるよりも、解雇自体を争い今後の給与を求めるという方針の方が、賠償金額が大きくなる可能性が高いので、そのあたりも含めて、弁護士にご相談ください。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区南青山2-6-12アヌシー青山5階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
大手企業法務事務所で学び、地方の弁護士も経験した「身近で頼れる弁護士」です
ご質問に関して、ご回答いたします。 まず、法律的には、基本的に、試用期間中の解雇であって...
まず、法律的には、基本的に、試用期間中の解雇であっても、合理的な理由(まっとうな理由のような意味です)がない場合には、違法、無効になります。(最高裁判例)
したがって、今回のケースでも、「会長が気に入らなかった」という理由の解雇は無効となる可能性が高いですし、
会社が他の理由をつけてきた場合でも、4日目の解雇は無効になる可能性が高いと思われます(経歴詐称や4日のうちに非常に大きなミスがある等の場合は別です。)。
そして、解雇が無効の場合には、まずは、交渉で、会社に対して、復職を求めていくのが基本になりますが、
実際には、退職を受け入れる代わりに、解決金をもらうという形になることも多いです。
会社側が交渉に応じない場合には、労働審判(1-3カ月程度)や訴訟での解決を図っていくことになります。
なお、書類等が一切ないとのことですが、ケースバイケースではあるものの、
就職していた事実については相手方否定しない可能性もありますし、他の証拠で証明できる可能性も十分あります。
弁護士 南谷 泰史弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
私は40代の会社員です。
先日社長に呼び出され
降格することを言いわたされました。
理由はここ数年新入社員が1年持たずに
退職していくのは君の人望がないせいだ
反省してもらう意味も込めて今回降格してもらうことにした
と一方的に告げられました。...
先日、社長から解雇通告されました。理由は、やる気が見えない事や職務経歴を少なめに記入している事でした。確かに職務経歴は経験会社を少なめに書きましたが、社長が知ってから1年以上たっています。また、やる気がないとのことですが営業職で成績は悪くない方でした。そ...
どうぞお力をお貸しください。
この度、突然、事業縮小と言う形で、部署の閉鎖をし、その部署をアウトソーシングにすると言われ、年末での解雇予告をされました。
それまで、一度も会社側からの説明もなく、突然の事で部署の仲間もどうしていいか?戸惑っています...
解雇予告通知書に記載されている解雇理由で解雇されました。
解雇理由以外で現在解雇及び損害賠償額の減額を言われております。復職願いが10日遅れたことに対して、問題が起きています。何の為に解雇予告通知書をもらったのか意味がわかりません。
解雇予告通知書に...
4/27 16時に本国のHRから業績不振により整理解雇の条件にサインしろと話がありました。
内容は下記の通りです。
・期日は4/30で退職
・2ヶ月プラス有給休暇の買取
実質即日のサインを求められ、進行中の仕事もあることや上司からも拒否し...
労働問題に関する法律ガイドを見る
ブラック企業とは、長時間労働や未払い残業代などの問題を抱え、粗悪な労働環境になっている会社のことを指します。ブラック企業と呼ばれる会社にはいくつかの共通点があり、どれも違法性の高いものです。今回は、ブラック企業の特徴と対処法をご紹介します。続きを読む
フレックスタイム制とは、変形労働時間制の一種で出退勤時間を労働者の判断に委ねる労働時間制度です。会社側で導入の際に、労働時間を調整することができるフレキシブルタイムや従業員が揃って働くコアタイムを定めることによって労働者に範囲内での裁量が与えられます。続きを読む
モラハラ(モラル・ハラスメント)とは、主に精神的な攻撃を目的として、相手を非難するポイントを執拗に責め立てるハラスメントです。職場でのモラハラは、被害者を退職に追いやる、精神疾患を発症させるなど深刻な事態に発展する可能性があります。続きを読む
サービス残業を告発して改善するために必要な5つの知識と相談先
サービス残業は労働者にとって、労働に対する賃金が支払われないのに時間ばかり拘束される深刻な問題です。もしも、サービス残業に悩まれている場合は証拠を残し、関係機関に相談しましょう。サービス残業を告発する方法や実際に労働者が声を上げた事例などをご紹介します。続きを読む
社会保険の任意継続制度とは|退職後の申請から復職までの5つのこと
2018.1.16社会保険の任意継続とは、退職後に社会保険の利用を2年間継続させることができる制度です。退社後は、保険資格を喪失することになるため、任意継続制度を利用するためには20日以内に申請しなければなりません。続きを読む
失業保険の受給期限は1年|受給期間を少しでも伸ばすための4つの知識
2018.12.13失業保険の受給には1年という期限があります。これは、失業保険(基本手当)を失業してから1年でもらい終わらなければならないということです。しかし、失業保険の受給には待機期間や給付制限などがあり、申請してもすぐに受け取ることはできません。続きを読む