精神疾患を理由に降格されました。違法性はないのでしょうか?
ご質問させていただきます。
製造業で正社員をしております。
順調に昇格し製造課課長になったのですが、激務によって精神的に疲弊してしまい、上司の勧めで1か月間有給休暇をとりました。
病院での診断は「自律神経失調症」でした。
休暇中に部署が変えられており、役職も「課長」から手当の少ない「専門職」に変わっていました。
さらに、社長・人事のトップとの面談で、
①精神的負担を軽減するため半年程度役職を外す。
②給料は下げない
と言われ、口約束でしたがこれを信じ一般社員となりました。
役職手当は
課長:7万円
専門職:5.6万円
作業グループ責任者②:1.5万円
作業グループ責任者①:0.75万円
です。
この人事で専門職から3段階降格となり、役職手当はなくなりました。
半年後に会社へ確認したところ、役職への復帰はないと言われました。
口約束を信用した私も悪いのですが、到底納得できる内容ではありません。
休職から復帰した時点では、全く問題なく勤務ができる状態であり、日報などで報告も行っていました。
このような状態での勤務により、精神疾患が再燃し、非常に辛い状態になっています。
現在、最初の休職の原因について労災申請を行い、調査を行っていただいているところです。
質問ですが、
①このような降格人事に違法性はないのでしょうか?
②精神疾患の再発について、会社に責任はないのでしょうか?
以上、よろしくお願い致します。
相談者(ID:13369)さん
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