退職後にパワハラを訴えられるか
今年の夏、5年間勤めていた会社を上長と先輩のパワハラが原因で退職しました。
退職の際には2人のパワハラを総務等に相談し、上長は懲戒戒告処分、先輩は厳重注意と然るべき対応をして頂きました。
しかし退職後もパワハラの夢を見たり眠れなかったりと日常生活に支障を来しています。不眠の原因は定かではないですが、パワハラがストレスなのかなぁと思っています。
上長の懲戒処分の原因となるパワハラは認めてもらえたことの方が多いですが、今になって告発の際列挙した事柄以外のことが頭をよぎり「あれも言えばよかった」と後悔しているのと、先輩のいじめは証拠不十分であまり認めてもらえず、「彼女は喧嘩が強いだけ」という結果に留まってしまって、心残りなんだと思います。
会社は懲戒処分と厳重注意という処分をしてこの件は終わりだと言っていたので、これ以上のことはしないと思います。
そこで、無職期間を使って司法試験を受け、自ら弁護士になって本人たちに民事訴訟したいと思っているのですが、退職後に訴えても勝つ可能性はありますか?難関の試験をスムーズに突破できるとは思わないので、数年かけて取り組むつもりです。経年すればするほど勝つ可能性は弱くなると思いますが、このような状態でも訴える意義はあると思いますか?あまりに無謀過ぎますか?
無鉄砲な考えかもしれませんが、アドバイス頂けたらと思います。
相談者(ID:2659)さん
弁護士の回答一覧
詳しい事情がわからないので、一般論として回答はできるところだけ対応いたします。 1.職場...
1.職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上 の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
2.本件の言動が、これらに該当するかどうか、証拠に基づいて、子細な分析と慎重な対応が必要です。
3.労災責任の追及、安全配慮義務違反に基づく損害賠償請求、違法なパワハラに基づく損害賠償請求等が可能です。厚生労働省「精神障害の労災認定」という基準等を踏まえて、違法なパワハラによって、精神負荷が「強」であると判断される必要もあります。
4.時効がありますので、その点お気をつけて下さい!
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。良い解決になりますよう祈念しております。お力になりたいと思います。
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