モラハラ、パワハラ、雇い止め、退職強要
46歳、小売業の物流部門で契約制のアルバイトです。
職場で同僚からモラハラを受けたことからトラブルになり、こちらの言い分を聞かない上司が「言うことを聞け」と感情的になり、職場のほぼ全員の前で面罵されるパワハラを受けました。
誰も味方になってくれない状況にたまりかね、別の同僚たちと食事に行った際につい暴言を吐いてしまったのですが、それを事業部門の管理者に密告された結果、「その件は別として」過去に職場で起こしたトラブルを蒸し返され契約終了を通告されました。
精神面の不調が原因のトラブルであり、治療中であることとともに反省の意を伝えると休職を提案されましたが、働く意思があることを伝えました。
すると「精神科から就業可能である旨診断書をもらってこい」とのこと。そのためだけに交通費と診察代、文書料をつかって診断書をもらってきました。それを提出すると、
「契約終了は決定事項」
「あなたと一緒には働きたくない、という人が出ると困る」
「上層部にまで問題が伝わっているので、このままでは懲罰委員会に諮られた後に懲戒解雇は避けられない。そうなるとあなたの今後(再就職)にも悪影響があるといけないから有休を消化して自己都合退社にしてほしい」と通告されました。他の選択肢はないとのことでしかたなく退職届と有休申請を出し、現在有休消化中です。
はじめから退職させる筋書きができていたように感じられ、どうにも釈然としません。
退職届の無効と復職(契約の再検討)が希望ですが、不可能であればパワハラと退職強要で慰謝料を請求したいと思っています。
自治体の法律相談では簡裁での調停を提案されましたが、どこにどう相談し、今後どうしていけばいいのかわかりません。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
虹色さん 結論からいえば、労働法にかなり詳しい弁護士に相談されて、今後の対応を考えるべきで...
結論からいえば、労働法にかなり詳しい弁護士に相談されて、今後の対応を考えるべきです。おそらく労働局の斡旋はうまくいかないでしょうから・・・
本件について、下記3点について申し上げます。1.退職(届)の無効は、これまでの私の経験だと、実際には困難が予想されますが、懲戒解雇をちらつかせた退職(強要)が無効となった過去の裁判例はあります。2.復職ですが、退職が無効であれば可能です。3.損害賠償は、虹色さんの暴言の内容にもよりますが、請求できる可能性があります。弁護士回答の続きを読む
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