入社してみたら約束と違うことがありました。
今年度新卒のものです。
最初に提示された給料が23万~だったのですが、いざ入社してみたら基本給18万と言われました(本社が宮城なのですが、東京に支店をだすということで雇われました。)話をきいてみると条件として「東京に出店したらこの給料になる」と言われましたが、そんな話はきいておりませんでした。
また、住宅手当てについて半分まで支給ときいていたのですが、入社後に実際には歩合と相殺と言われました。歩合額が家賃半分を稼げるまで基本給だけということになります。また、補助と言いつつしっかりお金はとられているので「これを補助といっていいのか」と疑問を感じます。
相談センターにもきいたのですが、民事的に話し合うしかないと言われました。こういった事態は法ではどうにもできないのでしょうか。
また、もし自主退職した場合、賃貸の違約金などの支払いはどうなるでしょうか。その家賃補助について説明が不十分でなかったらもう少し安い賃貸を選んでいたのに、というように思います。
説明責任を果たしていないとは言えないでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
前提として、労働契約締結などにあたり、使用者は、労働基準法上の労働条件明示義務のみならず、裁判...
しかし慎重に検討すべき点があります。「最初に提示」「きいていた」という点について詳細に話をお伺いする必要があります。そのことは、募集要項、採用内定通知書、労働条件通知書のどこにかいてあったでしょうか(あるいはなかったでしょうか)。時期は、説明会、面接時、内定時、入社時いつでしょうか? 会社の就業規則、賃金規定にはどう書かれているでしょうか? これらの検討が不可欠です。
賃貸の違約金については、おそらく、裁判で争っても請求できない可能性が高いと思います。
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