遺産相続分割協議の追認について
3年以上前に、母と税理士で父の遺産相続分割協議を私と弟が不在の場所でしてしまいました。悪意があったわけではなく、生前の父の言葉で、弟には不動産を渡すなという意志に母が従っただけだそうです。弟の2番目の内縁の妻との間に子供がいて、認知していて、結局その内縁の妻に不動産が行くのを父が嫌がったからだそうです。その時弟の実印は、完全に母に預けてありました。しかし今頃になって弟が遺産相続分割協議は無効である、と提訴してきました。弟はすでに1年前、父の遺産である父が会社に貸した会社の債権500万を受け取り消費しています。
また、10年ぐらい前の弟の離婚時に慰謝料600万を弟は親に払わせ、最近ではリボ払いで膨らんだ借金も母に支払わせています。リボ払いの件はともかく、600万は遺産の一部になりませんか?また、3年以上も前の遺産相続分割協議ですから、弟は追認という形でこれを認める事になりませんか?異議があるなら1年前、父の遺産500万受け取った時に言うべきではないかと思うのですが。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
3年前の遺産分割協議の内容と500万円との関係によるかと思います。その通りの協議内容であれば、...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
母と同居していた弟(夫婦)が母の病弱をよいことに、通帳と印鑑を使い、過去約10年に渡り母の年金を生活費と称して巧妙に引き出し残金はほとんどありませんでした。このような場合不当利得に問えるのでしょうか?それはどの程度でしょうか? 最後の5年間は入院生活をし...
父親が亡くなって長男である私が遺産を相続するはずだったのに父親の妹が、勝手に遺産全てを金に換えて持ち逃げしました。但し父が所持していた、証券、家の登記簿は私が持っているのですが、金に代える事が出来ないはずなのですが
預貯金以外は財産目録あり。
預貯金については、相続人の1人が数年に渡り引落しており、現在、引出人に預貯金の取引履歴を添えて入出金管理の報告を求めていますが、報告ありません。このような預貯金額が確定できないため財産目録作成できません。
このよう...
主人の父から娘に渡る財産を減らす為に、私達の娘二人を養子にすると。相続に関してならば、一人しか、養子に相続権は、ないのですか?後、主人が扶養は、するのかと思っていたら、扶養も祖父の方にすると。私と、離婚するのに都合が良いからそうするのかと、心配で。
父が父方の祖父母に遺産を相続させないと言われています。
父が肩代わりした実家のローン代をこちらに返す代わりに遺産は残さない考えのようです。
遺言書にもそう書くと向こうは言っており、また「遺産相続を放棄すると書類に書け」と言われたそうです。
父は相続...
20年前に離婚した元夫が死亡し、後妻の弁護士より私達の娘に相続についてという内容で書類が届きました。
その中には娘が相続人であるということが分かりました。
そこで、こちらも弁護士をつけてやり取りをして貰っている最中です。
もともと負の資産の方が...
相続に関する法律ガイドを見る
家族信託は ・適正な判断力の低下に備えたい ・遺言以外の資産継承をしたい という方にとっては非常に便利な制度ですので、今回はそんな家族信託について解説していきます。続きを読む
遺留分減殺請求は、遺留分を侵害している相手方に対して行うのが原則ではありますが、具体的な状況によっては遺言執行者など相手方でない人に請求をしなければならない場合がありますので、請求を始める前に「誰に」遺留分を請求するのかをきちんと把握することが大切です。続きを読む
相続放棄と代襲相続の関係|放棄した相続権は子供へ移動するのか?
被相続人が死亡したときに、すでに本来の相続人が亡くなっているか、相続人としてふさわしくないなんらかの理由があると、本来の相続人の子どもが代わりに相続人となります。これを代襲相続といいます。例えば被相続人が亡くなったとき、すでに被相続人...続きを読む
遺留分減殺請求では生命保険金は対象外|相続における保険金の扱いとは
原則として、生命保険の死亡保険金は遺産分割の対象財産には含まれず、遺留分減殺請求の対象にもなりませんが、一定の場合には他の財産と同じように遺産分割で考慮されたり、遺留分減殺請求の対象とされることがあります。続きを読む
遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用|依頼内容からみる費用相場
「相続財産の取り分が極端に少ない」というような場合は、弁護士に遺留分の請求対応を依頼することでスムーズな解決が望めますが、依頼時は弁護士費用がかかります。この記事では、遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用相場や、費用を抑える方法などについて解説します。続きを読む
【事案別】相続問題が得意な弁護士の選び方と注意すべきポイント
2017.2.24相続問題が生じた場合、専門家の選択肢として弁護士を考える方も多いかと思いますが、数ある弁護士事務所の中からどうやって選んだら良いのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。一口に弁護士と言っても得意分野は人それぞれで、民事も...続きを読む