親の準共有財産の相続について
昨年父が亡くなりましたが、父には兄(A)と弟(B)がおり、2人は父より前にすでに亡くなっております。
父の兄弟は不仲で、50年前に祖母が亡くなった際に相続協議がまとまらず、祖母が所有していた多数の不動産(借家、底地等)が父、A、Bの3人の準共有状態のまま残っているものと思われます。
これら不動産の管理はAの相続人(C)が行っております。
兄弟で最後まで残っていた父が亡くなったため、Cから、すべての不動産を自分がまとめて相続したいので、父の相続人とBの相続人全員に相続放棄してもらいたいとの申し出がありました。
《質問事項》
もしBの相続人が放棄した場合、Bの相続分(1/3)はどこに帰属することとなるのでしょうか。
宜しくご教示下さい。
相談者(ID:18616)さん
弁護士の回答一覧
相続放棄をすると,その人ははじめから相続人では無かったことになりますので,相続放棄をした人以外...
したがって,お父様の相続人も,Bの相続人も放棄すれば,すべてAの相続人に帰属することになりますし,もしBの相続人のみ放棄すれば,お父様の相続人とAの相続人が相続(共有)することになります。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都中央区新川2丁目6-8YH(油業報知新聞社)ビル 4階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
【初回面談無料/オンライン面談可】お電話・メールにてご予約下さい。15年以上の経験と知識に基づいて、お一人お一人にふさわしい解決方法をデザインします。
Cが申し出ている「相続放棄」とはいわゆる相続放棄ではなく、「相続分の放棄」という趣旨ではないで...
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区西新橋1-12-8西新橋中ビル5階 |
---|---|---|
対応地域 | : |
【弁護士歴20年】【初回面談30分無料】【虎ノ門駅から徒歩1分】【休日・時間外対応可】豊富な経験と実績に裏打ちされた総合力で、適切な問題解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
昨年末、父が死去し土地建物、他預貯金の相続を受ける事になりました。
相続人は後妻である妻と前妻の長女(私)と次女の計3人です。土地 建物には後妻が現在住んでおり代償金による土地建物の相続放棄を希望する内容を司法書士の方を通して要望してきました。私も妹も...
先日、父が亡くなりました。
自営の喫茶店と、貸倉庫に食器看板等の店の備品、そして私の自宅に父の車があります。
携帯電話の解約をしようとしたところ、法人契約を結んでおり、違約金等免除にならず、20万の支払請求がありました。その他にも、その携帯の訪問販売...
自分の母親が、4月10日に、亡くなりその1ヶ月前に
300坪の土地を生前贈与し、もらったはいい物の300坪なので膨大な固定資産が、かかり放棄使用と思ったが、司法書士が、法律上放棄でき無いと言われました。
さて、本当に放棄できないのですか、教えてください。
田舎に住む父が亡くなりましたが、遺産相続協議中に3人兄弟である兄が亡くなりました。兄の相続放棄を私達兄弟はしたいのです。
母は既に他界。兄は離婚し、独身でした。
父が名義の土地、家もありますが、田舎の家の土地に墓があるので、残せればと思うのです。...
宜しくお願い致します。40年前に家を出、音信不通の父が亡くなりました。
母も既に他界、同居人との間に子が二人ありますが、認知はしておらず、戸籍上の子は私と弟のみです。同居人の話では、負債はなく、財産は私達が住んでいた実家のみとの事。
現在実家...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分の対象になる土地の評価額と評価方法|相続後にかかる税の知識
遺留分減殺請求をするにあたり、土地などの不動産は原則として時価で評価されることをご存知ですか?この記事では遺留分の対象になりやすい土地の評価額・評価方法を始めとした気になる情報をご紹介していきます。続きを読む
相続放棄の手続きの流れと必要書類 | 相続放棄を選択すべき基準とは?
相続放棄に必要な手続きはご存知でしょうか。相続放棄はマイナスの財産を相続したくないときに相続権を放棄することですべての財産を引き継がない選択をすることです。相続放棄どころか相続に関わることなど人生でそう何回もないでしょうから、手続きや...続きを読む
一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことを「遺留分」といい、この遺留分を侵害する財産を取得した他の相続人等に対して、自己の遺留分を返してくれるよう請求するのを「遺留分減殺請求」といいます。ところが、遺留分の権利は永続的に...続きを読む
成年後見人制度には、対象となる人によってその2つの制度に分かれます。法定後見制度、任意後見制度には若干の違いがありますので、それぞれの手続き方法をみていきましょう。この記事で詳しく解説していきますので、ぜひ理解を深めていっていただきたいと思います。続きを読む
相続問題の無料相談活用法!相談先4つと相談に行くベストタイミング
2020.4.6無料相談と言っても相談先が多すぎて、自分がどこに相談するのが1番いいのかわからないと思います。ここでは初めての相続や相続を行う上で、不安や疑問があった場合に自分に合った無料相談ができる相談先をまとめました。続きを読む
特別受益と遺留分の関係|特別受益者に対する遺留分減殺請求の基礎知識
特別受益は、具体的相続分算定の際に考慮されるものですが、被相続人が特別受益を考慮することを免除する(持戻し免除と言います)こともでき、ある程度は被相続人の財産処分の自由と調整が図られていますが、遺留分算定の際にはこのような免除は認められていません。続きを読む