相次いで相続
田舎に住む父が亡くなりましたが、遺産相続協議中に3人兄弟である兄が亡くなりました。兄の相続放棄を私達兄弟はしたいのです。
母は既に他界。兄は離婚し、独身でした。
父が名義の土地、家もありますが、田舎の家の土地に墓があるので、残せればと思うのです。
しかし田舎の土地等が、20年前以上前になくなっている祖父母の 名義のままで、父には姉が3人います。3人の姉は健在です。
どうすれば、兄の相続放棄が出来て田舎の土地は手放さずにすむでしょうか?父が祖父母名義で来ていた固定資産税を支払っていたようです。、
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
既に亡くなっている方の相続放棄はできません。お兄様が亡くなっているので、その相続が発生します。...
また、祖父母の代の遺産分割手続きも未了と思われるので、これも行う必要があります。
3段階の分割協議を行う必要があり、この話をまとめるには、相当なエネルギーが必要でしょう。
どなたかが中心となって進めるしかありませんが、早めに、弁護士に依頼することもご検討下さい。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
まず、お兄様の相続についてあなた方ご兄弟が放棄することは相続開始後3か月以内であれば可能でしょ...
しかし、お父様の相続に関してのお兄様の相続分である3分の1は、お兄様に一旦相続されてしまっておりますので、その分が宙に浮いてしまうことになるでしょう。すべての相続人が相続放棄をした場合に相続財産管理人の選任を利害関係人等が申し立てて処理がなされることになります。ですから、お兄様の相続分を放棄してしまうとご質問者ご兄弟のご希望に沿わない結果となる可能性が高くなるのではないでしょうか。また、お父様にはお姉様が3人いらっしゃるとのことですが、祖父母の相続については各4分の1が法定相続分ですから、田舎の土地に関しては、お父様の権利は4分の1に過ぎないと考えられます。
種々の問題があると考えられますので、一度専門家にご相談されてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
お書きの事情からすると、祖父と祖母の名義のものの遺産分割が未了と言う状況があるかと思います。そ...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
父が亡くなり子2人で相続することになりました。
父は生前に持家2500万円と借金500万円がありましたが、
病気になり借金の返済が厳しくなったので1年前に兄へ持家を生前贈与していました。
借金のうち300万円は兄が保証人なので、その分として先に渡し...
同居している父が亡くなったあと、家族全員相続放棄後に引っ越しを考えています。
以下の点が法律に何か引っかからないか気になっているので、教えていただきたいです。よろしくお願いします。
・同居人の母、姉、私の買った家具・家電・その他私物は引っ越し先に...
私の妹には100万程借金があり、自己破産手続きの準備をしていました。そんな中、実母が急逝しました。
私は妹と2人で遺産を分割することを考えていましたが、妹は「遺産を借金返済に使いたくないから、相続放棄をして自己破産手続きをしたい。でも出来るなら遺産は子...
父が亡くなり、父の財産は私の所有する家の土地のみなので相続をしようとしたところ、父に多額の負債があることがわかりました。
その為、相続放棄をしたいのですが、その場合家のみを売却することは可能でしょうか。
また、限定承認をした場合、売却をしたあ...
相続に関する法律ガイドを見る
親の借金を子供が相続しなくてはいけないケースと相続放棄でなくす方法
親が抱えた借金は子供が返済(肩代わり)しなければいけないと考える人も多いかと思います。その額があまりにも高額だった場合に、子供はどのように返済すればよいのでしょうか? この記事で解説をしていきます。続きを読む
原則的に遺産相続で孫は相続人にならない | 孫に相続させる方法まとめ
故人の財産を相続する際、相続人として真っ先に浮かぶのが「配偶者」と「子ども」かと思いますが、誰が相続人になるのかをきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。日本の民法では、相続人の順位として、①配偶者は常に相続人になること、...続きを読む
相続放棄で親の借金は回避可能 | 相続放棄手続きに必要な知識と手順入門
相続放棄が必要なケース、手続きの具体的な流れ、相続放棄をするデメリットについてご紹介します。続きを読む
相続が始まってまず頭に浮かぶのが遺産分割ですが、相続人間で遺産分割協議を行った後には遺産分割協議書を作成するのが一般的な流れになります。遺産分割協議書は決まった書式はなく、比較的自由に作成することができる書類になりますが、作成の際に必...続きを読む
遺留分に関する無料相談例|弁護士へ依頼するメリットと探し方まとめ
もし遺留分についてお悩みでしたら、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。複雑な仕組みの相続、その中でも遺留分を無料相談で受け付けているところも多くあるので、とってもおすすめです。記事では遺留分の相談についてご紹介していきます。続きを読む
遺留分減殺請求とは|減殺請求の方法と相続時に泣き寝入りしない豆知識
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分である「遺留分」を取り戻すための法的手続のことを言います。遺留分減殺請求の方法には特に指定がありませんが、一般的には相手方に対し内容...続きを読む