祖父の遺言
先日、母方の祖父が逝去しました。
私には妹が一人おり、母親は32年前に死亡しています。葬儀に参列したさい、母親の妹にあたる叔母(喪主)より、祖父の遺言状の存在を知らされました。
遺言状に記載された内容は、孫である私と妹に預金の一部(それぞれ1000万円)を譲るというものでした。
母親には2人の妹、ひとりの弟がおり、祖母は1年前に逝去しています。
私と妹には代襲相続権がありますが、母親が嫁ぐ際に相続権を放棄しているようです。
遺言状は4年前に公正役場で作成されており、不動産や他の預金に関しても、母親の兄弟に相続指定されています。
母親が生前に相続権を放棄していますが、私と妹は遺言状の部分で相続できるのでしょうか。
喪主の叔母は、祖父が残してくれた財産だから、遺言状に書いてくれているのだから、相続権があると言ってくれています。
よろしくお願いいたします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
そもそも、祖父の遺言書は、ご質問者と妹さんに預金の一部を遺贈するとの内容であろうかと思われます...
そうしますと、お母様の相続放棄とは関係がないことになります。
さらに、相続放棄は被相続人の生前にはできませんので、お母様がたとえ祖父の生前に相続を放棄する旨の意思を表示されていたとしてもそれは無効です。ですから、いずれにしましても、祖父の残された遺言書に基づいてご質問者と妹さんは権利を主張していくべきではないでしょうか。
揉めるようであれば、遺言書の写しを持参して専門家にご相談されてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
祖父(被相続人、遺言者)の意思に基づく権利であり安心して取得できます。代襲相続人としての相続権...
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