分割協議と法定相続分について
亡くなった父の遺産分割の協議をしています。遺言書はありません。
相続人は、母(個人の配偶者)、子A、子B(私)の3人です。
私(子B)は、今後の生活のために母に多めに相続してもらいたいと思っています。
考えているのは、母1/2+1/8=5/8、私(子B)1/4-1/8=1/8です。
しかし、(子A)が自分だけでなく全員「法定相続分」で分割することにこだわっています。
(子A)には「法定相続分」の分割(1/4)をすると言っても、その他の者も「法定相続分」で分割しなければ、そのような遺産分割協議書には同意できないそうです。
(子A)は調停の準備を進めています。結果が不満なら審判まで行うような勢いです。
・自分に不利益があるならともかく、自分に影響のない他者の分割にまで口出しできるものなのでしょうか。
・用語として正しいかわかりませんが「越権」ではないでしょうか。
相談者(ID:21712)さん
弁護士の回答一覧
一見不合理に見える話であっても、長い歴史を振り返ると子Aにとって譲れない問題なのかもしれません...
住所 | : | 東京都港区西新橋1-12-8西新橋中ビル5階 |
---|---|---|
対応地域 | : |
【弁護士歴20年】【初回面談30分無料】【虎ノ門駅から徒歩1分】【休日・時間外対応可】豊富な経験と実績に裏打ちされた総合力で、適切な問題解決へと導きます。
経過あるいは言い分がどうであれ、現状として協議書の作成ができないのであれば協議の場としては調停...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
母が亡くなり遺産分割することになりました。相続人は長男、長女(私)の二人です。母の財産は長男と同居していた家と預貯金です。家は長男が家を新築した際に母が頭金の支払いをしたため、母と長男の共同名義です。
相続について長男が 預貯金を長男2/3、私に1/3...
先日、父親の妹=Sさんが他界しました。Sさんの親兄弟はみな他界しており、Sさんは未婚で、遺産が甥や姪に分割されるということで連絡がきました。
Sさんの兄(他界している)の子供の一人(Sさんの姪)に非嫡出子がおります。
甥姪たちのなかで嫡出子と非嫡出子...
認知症の父を抱えている一人っ子です。母は他界しています。
可哀想と思いながらも父には施設に入ってもらっていますが、近く貯金も底をつきます。(父はまだ70ですし、これから何年続くか、自分の将来は蓄えなくてどうなるのかと不安です)
そこで、祖父母...
三人(姉、兄、本人)兄弟
両親は他界。
姉は脳梗塞で施設に入ってましたが死亡。
生前に兄は遺言書を作り姉にサインをさせ全財産を兄自身に相続させたから私には何もない。
だけど私にも少しは渡してもいいから遺産協議書にサインして欲しい。
兄の性格か...
遺産分割の調停を控えています。
私は母親を介護したことによる寄与分を主張しているのですが
調停の流れはどのようになるのでしょうか。
また、それにあわせてどのような準備をしたほうが良いのか教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
相続に関する法律ガイドを見る
- 2020.4.6
遺産相続の際には、思わぬトラブルが発生し、弁護士を頼るべきか悩む方も多いのではないでしょうか。このとき、専門家の選択肢として真っ先に浮かぶのが「弁護士」「司法書士」といった法律の専門家かと思いますが、実際に依頼をするとなると、何より心...続きを読む
任意後見制度で出来る事と法定後見制度との違いやメリット・デメリット
判断能力を失った時の財産管理、または生活に関する事務などを本人に代わって行う権利を、後見受任者は付与されます。任意後見制度は、将来の安心を獲得するために活用すべき制度といえるでしょう。 続きを読む
特別受益と遺留分の関係|特別受益者に対する遺留分減殺請求の基礎知識
特別受益は、具体的相続分算定の際に考慮されるものですが、被相続人が特別受益を考慮することを免除する(持戻し免除と言います)こともでき、ある程度は被相続人の財産処分の自由と調整が図られていますが、遺留分算定の際にはこのような免除は認められていません。続きを読む
公正証書遺言の書き方|信頼できる遺言書な理由と利用すべき場合とは
公正証書遺言(こうせいしょうしょいごん)とは、公証人、証人に遺言内容を伝えて公正役場を通して作成する遺言書のことで、特に信頼性の高い遺言と言われています。他の形式の遺言書とは異なり開封時に家庭裁判所での検認がいらないので、スムーズに相...続きを読む
遺産分割協議証明書とは|協議書との違いと証明書を活用すべきケース
遺産分割協議証明書(いさんぶんかつきょうぎしょうめいしょ)とは、相続人が各地に散らばっているなどして全員の署名捺印を行うのが難しい場合に、遺産分割協議の結果をまとめた文書として作成するものです。この遺産分割協議証明書は、士業実務でよく...続きを読む
兄弟姉妹で適切な遺産相続を進める3つの方法|相続割合の基準まとめ
親が遺した相続財産では遺言書の内容にもよりますが、基本的にはその子供に相続されることが多く、法律上で規定されている相続順位でも第一順位に該当します。その場合、兄弟姉妹間で相続財産を分け合うことになります。ほかにも兄弟姉妹が亡くなった時...続きを読む