寄与分の時効はありますか

相続
遺産分割

被相続人(父)が2014年7月30日に病気で死亡しました。母は15年前に死亡しており相続人は私と妹の2名です。私は嫁いでおり妹は父と同居していました。父の遺産協議において、妹から父の介護寄与分と母の介護(25年前)寄与分を今回の相続での財産分与として権利があると主張してきています。
母の介護寄与分を認める必要がありますか。

相談者(ID:)さん

2014年11月04日

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過去掲載の弁護士

今回の相続はお父様の相続であり、お母様の相続ではありません。 ですから、お父様の介護すなわち...

今回の相続はお父様の相続であり、お母様の相続ではありません。
ですから、お父様の介護すなわち、被相続人の療養看護に従事したという寄与の主張は実際に認められるかどうかは別として、ありうると思われますが、お母様の介護はお父様の相続とは別問題だと考えられますので、今回の相続において寄与分として主張はできないものと考えられます。
なお、寄与については時効は観念されないものと思われます。
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渋谷 徹
弁護士(渋谷徹法律事務所)

本件、まずは「母」の相続に関して、その遺産があったのであればそれをどう分割するのか、それに関し...

本件、まずは「母」の相続に関して、その遺産があったのであればそれをどう分割するのか、それに関して寄与分が発生するのか、を確定し、それを父と子が相続し、で、現在は父の相続の問題になった、という状況かと思います。父の遺産の状況、今回主張されている寄与分金額、具体的な分割方法、とが争点になるようで、おそらく調停の場で解決すべき事案なのかと思います。なお母の相続についておそらく協議がなっかたと思われ、かつ現時点で父が亡くなったとすれば、母については現にあった財産(名義がそのままになっている不動産など)について法定相続分で分割処理され、それを前提に今回の分割が考えらえることになるのかと思われます。弁護士回答の続きを読む
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回答した弁護士のご紹介
渋谷 徹
弁護士(渋谷徹法律事務所)
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