公正証書で作成した遺言の変更
相続人の中に勘当されたものがおりまして、そのものには相続させず、残りの三人で均等に分けるという公正証書遺言を以前作成しました。
一年ほど前から母が認知症を患い私が介護をしていました。
その関係で私に寄与分が認められることになり、遺言の内容を変更することになりました。
最初の遺言作成時には関わっていなかったのですが、遺言を作成し直す場合の手続きはどのようにすればよいのでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
単純に今の時点で新たに作成すればいいことになります。以前のものを一部変更すると言う形式でもいい...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
遺言は新しく作成したものが有効となり、以前に作成されていたものは新しく作成された遺言に抵触する...
ですから、公正証書遺言の内容を変更するのであれば、新たに作成しなおすのが疑義を招かないという意味でもよろしいのではないでしょうか。もっとも、変更点がわずかであればその点のみ変更する旨の遺言書を作成することも可能です。ただ、お母様は、認知症とのことですので、公証人の先生と遺言能力については十分に協議する必要があるでしょう。弁護士回答の続きを読む
遺言は、新しいものが優先します。したがって、改めて、新しい遺言を作成すれば、それで十分です。 ...
なお、公正証書で作成する場合、遺言の案文を作成する弁護士ないし公証人に、古い公正証書も見せれば、その点を踏まえて、案文を作成してくれるでしょう。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
この質問に関連する法律相談
私の病気療養中、高齢の母を介護した妹や弟が共謀し、自分たちに有利な遺言書を作成させ、預貯金や印鑑、遺言書、更には母と共有名義の不動産登記簿謄本等を自宅に隠匿。度々返還要請をしておりますが一向に応じる様子もなく、今では連絡不能状態です。
そこへ田舎の...
Nanaと申します よろしくお願いします。
内縁の夫は 2年前に病を患い 仕事に就けるまでに一度は回復致しましたが、その後、定職に就けず 現在、なんとか、私が生活を支えている状態です。
夫は 子供や、兄弟とも 付き合いは無く、頼ろうとはしませ...
相続人は兄弟2人ですが、一方が直系血族の実子を弁護士にして、有利な遺言書を作成しようとしています。民法では直系血族は証人や立会人になれませんが、弁護士となるのは許されるのでしょうか。出来れば第三者の弁護士にお願いしたいと思います。
公正証書に、すべて長男にとあるのですが、(父は、昨年5月に脳幹の委縮があることが診断されています。前立腺がんの末期で、貧血で眠たい眠たいと言い続けている状態で、座るのが困難な状況であり、記憶もあいまいでした。直前のことは覚えているのですが、時間が経つと忘...
父は7年前に他界しており、先月認知症だった母も亡くなりました。
兄弟は私と妹の二人です。
父がなくなった時に、兄弟間の相続でいざこざがあったので
母が認知症になる前に、自筆証書遺言を書いてもらいました。
内容は、法定相続分通りに相続させる...
叔父が亡くなり遺言で甥二人に相続させたい旨記載したと生前話してました。法定相続人は娘が一人居ますが叔父とは30年来音信不通です また配偶者とは離婚済みです この場合遺言書の検認はどうすれば良いのでしょうか?
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分には持ち戻し免除の制度がない|特別受益の持戻しと遺留分の関係
「持ち戻し(持戻し)免除」とは、具体的な相続分算定の元になる相続財産を決定するにあたって被相続人から相続人への一定の贈与分を考慮しない制度のことをいい、いわゆる「特別受益」を得ている相続人について、相続分や遺留分算定の際に持戻し免除の効果がしばしば争われます。続きを読む
再婚と相続の関係性|再婚後の相続範囲や連れ子がいるケースでの注意点
再婚をした際に考えなければいけないのが、相続の問題です。元配偶者との間に子供がいた場合、たとえ疎遠になっていたとしても親子関係は変わらないため、相続が発生してしまいます。 今回は、そんな再婚と相続について、今から考えておくべきことを解説していきます。続きを読む
家族信託の手続き方法や仕組みとは?メリット・デメリット・活用事例も
家族信託は手続きが容易なことも大きな特徴であり、この制度を使うことによって、本人の希望に沿った信託を行うことができたり、信頼のおける人物に自分の財産を託すことができたりと、そのメリットはたくさんあります。続きを読む
- 2020.11.11
相続は誰にでも起きるのに誰もがはじめて経験するイベントです。法律の定めが難しいうえに相続人の間でトラブルに発展しやすいので、弁護士に相談してサポートを受けましょう。弁護士に無料で電話相談できる窓口や専門家の選び方を解説します。続きを読む
成年後見制度は、認知症などによって判断力が低下した人が、第三者に財産管理を委託して適切に財産管理するための制度です。この記事では、成年後見制度の種類やメリットとデメリット、利用の流れなどを解説していきます。続きを読む
寄与分と特別受益の違い|遺産分割の相続割合と相続税申告時の計算方法
相続では、特定の相続人が被相続人の財産を増やしたなど経済面での貢献度を考慮して法定相続分より少し多めに財産を渡すことがあります(寄与分)が、生前に被相続人から利益を受けた利益(特別受益)を考慮して相続財産の割合も少し下げましょうというルールもあります。続きを読む