相続を一切させたくない場合の方法は?
父は亡くなっており、母(75)病気がちですが健在です。
子供は兄と私の2人です。
幼少期から兄の素行が悪く、よく暴力をふるわれていました。
父がなくなった後、急激に母の健康状態が悪化したので
交互に介護をしようという話をした時も
「なぜ、俺がそんなことをしなきゃいけないんだ!」と
実の母への愛情の欠片もありません。
母も兄には遺産を渡したくないと申しております。
遺言書を書けば良い話かもしれませんが
遺留分はどうしても請求されてしまうと思います。
遺留分すらも渡さない方法はあるのでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
相続人の廃除という制度があります。生前に、あるいは遺言で廃除の意思を示すことになりますが、いず...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
原則として、遺留分を否定することはできません。 ただし、お母様に対する虐待や重大な侮辱等の非...
ただし、お母様に対する虐待や重大な侮辱等の非行が、ご長男にあった場合、お母様は、家庭裁判所に対し、推定相続人の排除(相続資格のはく奪)を請求することができます(民法892条)。または、遺言で排除の意思を表示すれば、相続開始後、家裁で手続きを取ることになります(民法893条)。
また、お母様の介護に尽力した相続人は、寄与分として、相続分が増えますので、その増えた分、相対的にご長男の相続分(遺留分)が減ることになります。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
この質問に関連する法律相談
兄が亡くなってから知ったのですが、兄とは異母兄弟でした。
兄に妻子はなく、両親も他界しております。兄の実母の行方だけわからないのですが
兄の実母がもし健在だとしたら、相続人となるのでしょうか。
また、私は相続人となれるのでしょうか。
よろしくお願...
遺産分割で話し合いをしています。
被相続人は親で、相続人は子二人(仮にA、Bとします)です。
A、Bが同意していることとして以下3点あります。
・親がA名義の口座を管理していた(通帳を親が保管していました)。
・親はA名義の口座へ親自身の資金...
2年前に父方の叔父が亡くなりました。
しかし叔母と少し折り合いが悪く相続手続きができていませんでした。そんな中で今度は叔母が伏せりがちになり少し痴呆症のような状態になってしまい最近は入院していています。
わたしの父は、叔父から見ると弟です。
叔父夫...
遺産がほとんど不動産で預金などは微々たるものです。
私は不動産には興味がなく、代償金を貰えればそれで良いのですが
相手も資産がそれほどあるとは思えず、本当に代償金を受け取れるかどうか不安なので
抵当権の設定を考えているのですが、代償金を受け取り...
相続に関する法律ガイドを見る
遺言書の作成にあたっては最低限の法律知識が必要となります。作成内容に不備があるような場合、効力が無効となってしまう恐れもあるため、弁護士などの専門家に相談しましょう。この記事では、遺言書の相談先・相談時の流れ・依頼費用などを解説します。続きを読む
兄弟姉妹で適切な遺産相続を進める3つの方法|相続割合の基準まとめ
親が遺した相続財産では遺言書の内容にもよりますが、基本的にはその子供に相続されることが多く、法律上で規定されている相続順位でも第一順位に該当します。その場合、兄弟姉妹間で相続財産を分け合うことになります。ほかにも兄弟姉妹が亡くなった時...続きを読む
家族信託の手続き方法や仕組みとは?メリット・デメリット・活用事例も
家族信託は手続きが容易なことも大きな特徴であり、この制度を使うことによって、本人の希望に沿った信託を行うことができたり、信頼のおける人物に自分の財産を託すことができたりと、そのメリットはたくさんあります。続きを読む
遺留分減殺請求では生命保険金は対象外|相続における保険金の扱いとは
原則として、生命保険の死亡保険金は遺産分割の対象財産には含まれず、遺留分減殺請求の対象にもなりませんが、一定の場合には他の財産と同じように遺産分割で考慮されたり、遺留分減殺請求の対象とされることがあります。続きを読む
内縁の妻が相続人となる3つの方法と実際に受け取れる遺産の割合
夫婦関係を結ばずに、内縁の妻(夫)としてその生活を続ける家庭も多く存在します。法律上では必ずしも婚姻関係を結ぶ必要はなく、こうした事例も決して違法ではありません。 今回は、内縁者の受け取ることができる相続や相続を受け取るための方法について、解説していきます。続きを読む
相続に関する時効の種類|遺産分割手続きを進める際の注意点まとめ
相続に関する時効は、財産の承継を放棄する相続放棄や、最低限の相続財産の承継を保障する制度である遺留分減殺請求などの期限を定めるものであり、時効期間を過ぎると請求権を失ってしまいます。相続財産を所有している被相続人が死亡した時点で相続が...続きを読む