相続、遺留分について

相続
遺留分

祖父は遺言書にて、息子への遺産(家、土地、金銭等)を定め、残りを私たち孫へとしました。祖父の介護等一切を孫が行なっており、息子(私たちにとっての伯父)は一切何もしていません。
この場合でも、息子が遺産の金額に不満があった場合、遺留分を申し立てることはできるのでしょうか。

相談者(ID:)さん

2017年05月02日

弁護士の回答一覧

橘高 和芳
弁護士(たちばな総合法律事務所)

 ご質問者様の親御さんで、且つ祖父の子である方が既に亡くなっている場合には、ご質問者さまが代襲...

 ご質問者様の親御さんで、且つ祖父の子である方が既に亡くなっている場合には、ご質問者さまが代襲相続しているので、理由分の主張をすることができます。
 ただし、介護をして祖父の財産の維持に貢献したという意味での寄与分(民法904条の2)は、遺留分の請求では考慮されません(民法1044条で準用されていない)。あくまで相続開始時の財産と特別受益に当たるものの合計が遺留分減殺の対象となります。
弁護士回答の続きを読む
役に立った
0
回答した弁護士のご紹介
橘高 和芳
弁護士(たちばな総合法律事務所)
住所大阪府大阪市天王寺区上本町6-6-26上六光陽ビル2階
対応地域

注力分野
この弁護士の詳細を見る
渋谷 徹
弁護士(渋谷徹法律事務所)

数字の上で遺留分の侵害があれば基本的には遺留分侵害の請求は可能です。例外的に侵害請求が権利濫用...

数字の上で遺留分の侵害があれば基本的には遺留分侵害の請求は可能です。例外的に侵害請求が権利濫用になる場合と言うのは想定されますが通常程度であれば濫用が認められるようなケースはまれでしょう。弁護士回答の続きを読む
役に立った
0
回答した弁護士のご紹介
渋谷 徹
弁護士(渋谷徹法律事務所)
住所東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202
対応地域全国

【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。

注力分野
Icon rikon離婚
Icon souzoku相続
Icon fudousan不動産トラブル
この弁護士の詳細を見る
過去掲載の弁護士

遺留分制度とは、本来であれば、被相続人は自分の財産を自由に処分できるはずですが、遺族の生活等を...

遺留分制度とは、本来であれば、被相続人は自分の財産を自由に処分できるはずですが、遺族の生活等を考えて自由に処分できない部分を遺留分として遺留分権のある相続人に保障する制度です。
ですから、祖父の遺言が息子さんの遺留分を侵害している場合には、遺留分減殺請求が可能ということになるでしょう。いずれにしましても、この段階で一度専門家にご相談されてみてもよろしいのではないかと思われます。
弁護士回答の続きを読む
役に立った
0

この質問に関連する法律相談

遺留分減殺請求

父が亡くなりました。遺言執行者が銀行さんです。財産目録の土地の評価額が固定資産税評価で出されています。

遺留分減殺請求するのに財産目録の土地の価格が固定資産評価額で計算されてるのでそれに基づいて遺留分減殺請求金額されるのでしょうか?

2
0
相談日:2018年11月21日
孫への贈与と遺留分の関係

被相続人が祖母、相続人が長男と長女の2名とします。
長男が祖母の面倒を見ないため、祖母は長女に3/4、長男に遺1/4と遺言を書こうとしていますが、長女は長男の遺留分を少なくしたいと考えています。
祖母が孫(長女の子供2名、長男は子供なし)に現金を贈与...

1
0
相談日:2016年07月10日
遺留分

元旦那が亡くなりました。
元旦那との間には子供が2人おり、未成年です。
私が親権者です。

遺言書には実の兄弟2人に財産全てをやるとの事で遺留分減殺請求します。

不動産と現金があります。
遺留分としては子供2人合わせて財産の1/2をもらえ...

3
0
相談日:2018年05月04日
遺留分

遺留分の時効は何年?手続きは

1
0
相談日:2016年06月03日
相続した銀行預金の引き出しについて

2016年、3月に母が亡くなりました。母は公正証書遺言を残し預金についてはすべて私が相続できるようにしてくれました。そしてその公正証書遺言を持って三井住友銀行に預金の払い戻しを請求したところ三男からも預金の払い戻し請求がでているのでダメだと言われました。...

1
0
相談日:2021年04月17日
遺留分減殺請求の時効について

相続の開始及び減殺すべき贈与又は遺贈があったことを知った時から1年とありますが、遺言書の内容を生前に被相続人からすべて聞かされていた場合はどうなりますか?
相続開始から1年でしょうか?
それとも遺言書検認手続き後から1年でしょうか?

1
0
相談日:2020年09月15日
フリーワード検索で法律相談を見つける

相続に関する法律ガイドを見る