遺産相続の進め方について
遺産相続の件で
40代女性独身、東京住まいです。熊本県に実家があります。
母は、一人で一軒家に住んでいます。(家、土地は母名義)
二人姉妹で、私は姉です。
妹夫婦と子供3人が、母の隣の一軒家に住んでいます。
財産は貯金、保険金、田畑、家、土地(家が建っている所)です。
財産分与に関して、母と私の意見は、ほぼ一致しており、母は、家と土地は「姉の私が相続してよい」。と言っています。
理由は2つ、妹夫婦が住む一軒家は、母があげた物である。
独身の姉(私)には将来支える人がいない。
私の意見は、母が他界したら、土地と家を売って、老後の資金に充てたいと思います。
妹夫婦の考え方は 「土地は姉さんの物だけど、家は兄弟で分割になるから、母が他界した場合、借家にして家賃収入を得たい」
もしくは 「自分たちの子ども(私の姪)が大人になり、結婚して近くに住みたい場合も考えられるので、売りたくない」 という意見です。
口頭でのやり取りです.
母と私の意見を遺言状に反映させ、効力のあるものにするための、必要書類や取得しておくべきものを教えてほしいです。
それにより改めて、手助けが必要であれば、伺って進めていきたいです。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
まずは有効な遺言書を作成することが先決だと思います。 自筆証書遺言では要件が厳しく、無効とな...
自筆証書遺言では要件が厳しく、無効となる可能性もございますので、公正証書遺言を作成されることをお勧めいたします。作成には遺言者の印鑑証明書(3か月以内)、遺言者と相続人の関係がわかる戸籍謄本等が必要となります。
遺言書の内容も含めて、公証役場にご相談になるか、専門家にご相談されてはいかがでしょうか。
なお、遺留分減殺の可能性も考えて、お母様が一軒屋を妹夫婦に贈与した証拠を用意されておかれることも必要なのではないでしょうか。弁護士回答の続きを読む
母の財産としてどうするかは母の意思によることになります(子供の意向をどれだけ汲むかはともかくと...
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