祖母の遺産分割について
約5年前に父方の祖母が亡くなりました。
相続人は父、叔父、叔母の3人ですが、生前、祖母の年金や預金などを介護費等の名目で勝手に叔母が使い込んでいたようです。
数年前に遺産分割について相続人3人で一度話し合ったようですが、
叔母は祖母の資産を使い込んでいたことについてしらを切り続けているようで、まだ遺産分割は済んでおらずずっとうやむやになっているようです。
そんななか、最近父が病気になり、重度の認知症のような状態になってしまいました。
父からは遺産分割の話はほとんど聞かされておらず、
どの程度遺産があるのか、叔母がどの程度祖母の資産を使い込んでいたのか等、詳しいことは分かりません。
このような状況ですが、私や母が父の代わりに遺産分割について叔父、叔母と協議することは可能でしょうか?
また、叔母の使い込んだ資産について返還請求みたいなことはできるのでしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
重度の認知症で、判断能力がない状況であれば、かりに内容面で事実上の調整できたとしても最終的な法...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
まず、事実上あなたが父に代わって他の2名の相続人と祖母の遺産分割について協議することは可能かと...
なお、叔母の使い込みですが、祖母の意思が介在すれば特別受益に該当しますし、介在しなければ不法行為、不当利得となり賠償請求の話になるでしょう。
使い込みについては、銀行の取引履歴を取り寄せて具体的に検討する必要があると考えられます。取引履歴は相続人であれば取り寄せられますので、叔父様にでもご依頼されてはいかがでしょうか。
取引履歴等をご持参のうえ、一度、専門家にご相談されるべきではないでしょうか。弁護士回答の続きを読む
重度の認知症ということであれば、成年後見をご検討下さい。 叔母への返還請求が可能かどうかは、...
叔母への返還請求が可能かどうかは、実際に案件を担当しないと判断できない、微妙な問題だと思います。
祖母のために使った部分、叔母が贈与として貰った部分と勝手に使い込んだ部分とが混在している可能性があり、具体的経過や証拠状況により見通しが異なるでしょう。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
この質問に関連する法律相談
先日司法書士から相続人である旨の通知が来ました。
そこには亡くなった祖母の、土地家屋共の評価額が書かれていました。
また、登記簿、戸籍の写しや家系図みたいなものが添付されていました。
相続人は私と父の姉、二人。
幼いころ依頼交流がなく、祖母が亡く...
6年前に亡くなった義父の遺産相続で建物は義弟の所有で土地が義父の名義で未だに相続の手続きをしてくれません!妻言っても反応がないのですが良い方もしくは財産分与が出来ないのか教えて下さい
親族の本家相続についてご相談させてください。
状況を先にご説明させていただきますと、
私の家庭は父・母・兄・私・妹で、
伯父の家庭は伯父・叔母の2人暮らしです(祖父・祖母は既に他界)
現在父方の本家の当主(私の伯父)に子供がいない為、どの...
叔父は一人暮らし
妻は死亡・実子無し
叔父は5月始めに死亡しました。
生前から公正証書にて相続を全て甥にする事で遺言書を書きました。保証人Aと保証人Bを立てました。
しかし、公正証書発行後に生命保険の受取人を保証人Aの妻に変更、また、契約者叔父・...
先日父が他界しました。大した額ではないのですが、土地建物、預貯金、有価証券等の相続財産があります(遺言状はありません)。
配偶者である母以外の第1順位の法定相続人は私と弟(どちらも独身で子供もいません)です
遺産相続の話をしている時に「世の中何が...
父の死後、母と結婚する以前に結婚していて子供が一人いる事がわかりましたが、その子の行方がわかりません。
行方を調べて、その後の手続き等もお願いしたいとおもっていますが、弁護士か、司法書士、どちらに相談したらよいのでしょうか。
相続に関する法律ガイドを見る
養子の相続権とは?養子縁組のメリット・デメリットや節税対策の注意点
養子に相続権はあるのでしょうか?また、どのようにすれば遺産相続をすることができるのでしょう? 今回は、養子に相続するために行うべき養子縁組について、そのメリットやデメリットを交えながらお伝えしていきます。続きを読む
遺言書が無効になる事例と無効を争う方法|絶対に避けたい失敗と対策
故人の持ち物を整理していたら遺言が出てきた、という話は、誰にでも起こりうることです。その証拠に、裁判所による遺言の検認数は1万6,888件(平成27年度)、公証人連合会が公表している公正証書遺言の作成件数は10万5,350件(平成28...続きを読む
遺産相続の権利とは | 相続人の権利や順位・割合・各種手続きの基礎知識
人生において、必ずどこかで直面するのが身内の死、すなわち遺産相続です。よほど例外的なケースでない限り、誰しも一度は遺産相続の当事者になるのが普通ではないかと思います。日本における遺産相続では、民法だけでなく相続税法も密接な関連性を有し...続きを読む
遺留分とは、兄弟姉妹を除く法定相続人(配偶者・子・直系尊属)に認められた最低限の遺産の取り分を保障する制度です。被相続人には遺言等による財産処分の自由が認められており、原則としてその意思は尊重されることになっており、極端に言えば「○○...続きを読む
相続人調査で戸籍を取得する方法|弁護士に代行してもらう3つの理由
相続人調査(そうぞくにんちょうさ)とは、戸籍を確認して被相続人(亡くなった方)の相続財産を受け取ることができる相続人を特定することであり、相続人同士で遺産分割協議をする上では欠かせません。相続人の一部がいない状況で遺産分割協議を進める...続きを読む
遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用|依頼内容からみる費用相場
「相続財産の取り分が極端に少ない」というような場合は、弁護士に遺留分の請求対応を依頼することでスムーズな解決が望めますが、依頼時は弁護士費用がかかります。この記事では、遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用相場や、費用を抑える方法などについて解説します。続きを読む