婚外子(?)の相続
祖父が亡くなったのですが、祖母が母には相続させないと言い出しています。
実は母は祖母が産んだ子供ではなかったようで祖父が祖母と結婚する間に結婚していた女性との間にできた子供だったようです。
母の実母は母が1歳になるかならないかぐらいの時に交通事故でなくなってしまったようで、直後現在の祖母と結婚したようです。
特に遺言書などはなかったのですが、祖母が実の子ではない母に相続をさせたくないらしく遺産の全てを叔父に相続させようとしています。
婚外子にはならないと思うのですが、法定相続分などに違いはあるのでしょうか。
また、被相続人では無い祖母の言い分を聞く必要はあるのでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
前妻の子であれば嫡出子ですので、法定相続分 は違いはありません。 お母様と他の兄弟姉妹...
は違いはありません。
お母様と他の兄弟姉妹とは相続分は同じです。
また、相続についてお祖母様の言い分に従う必要はなく、
お母様はお母様のご意思でどのように相続をするかを
お決めになればいいと思います。弁護士回答の続きを読む
帰するところ分割協議がでいない状況なので、分割調停を申し立てて、その中でこの法的論点を含め解決...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
お母様は祖父の方が現在の祖母と結婚する前に結婚していた女性との間の子ということですので、嫡出子...
なお、祖母の方の言うことに従う必要はありませんので、お母様もご自身の相続分を基本に分割協議をされてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
祖母のご説明の通りとすると、お母様は、祖母の子ではありませんが、祖父の子には、間違いがないよう...
そのため、祖父を被相続人とする相続については、法定相続分を相続する権利があります。
相続分について、子としての権利を主張できます。
(なお、現在、嫡出子と婚外子の相続分は同一です。したがって、婚外子がどうかは、結論に関係がありません。)
祖母に以上の点を理解してもらうようにして下さい。
ご理解が難しければ、例えば、皆さんで弁護士会等の法律相談をお受けになることも一案かも知れません。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
この質問に関連する法律相談
2年前、父がなくなった時に母と姉から負債の方が多いから相続放棄したほうが良いと言われ
相続のことについてはよく分かりませんでしたし、お金に困っている訳ではなかったのでその通りにしました。
ですが、負債の方が多いというのは母と姉の嘘だったようで、先...
未婚の叔父が亡くなりました
兄妹が3人既に両親は他界してます
私は次女の長男になるので甥になります
生前、叔父に何かあったら全て任せると言わてました
葬儀の施主もしました
今後についてどうするか話し会いをしたら、叔父の兄妹は私に財産全て任せたい...
祖母が亡くなり、父(長男)とほか3人の姉弟で相続について揉めています。相続額700万と家と別の場所にある土地。遺言は無く、家や土地の権利書も見つからないとの事と、相続を巡って姉弟間がぐちゃぐちゃになっており、父が悩んでいます。また、その中には生活保護を受...
先日祖母が亡くなりました。私の母は2年前に亡くなっています。
叔母から「遺産は土地しかないので叔父さんに全部譲るので遺産拒否の書類が欲しい」と言われました。
遠方に住んでいて叔母に会うことが困難な状況です。
私が遺産欲しいと言えば今からでも遺産拒否...
今回父が亡くなり、子供4人(私は末っ子です)で父の住んでいた土地を相続することとなったのですが、土地評価の考えで兄弟間の考えに食い違いがあり、不動産鑑定を行いました。その結果、建付地価格は約8000万円だったのですが、父と独身の次女が同居していた家(建物...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分に関する無料相談例|弁護士へ依頼するメリットと探し方まとめ
もし遺留分についてお悩みでしたら、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。複雑な仕組みの相続、その中でも遺留分を無料相談で受け付けているところも多くあるので、とってもおすすめです。記事では遺留分の相談についてご紹介していきます。続きを読む
相続に関する時効の種類|遺産分割手続きを進める際の注意点まとめ
相続に関する時効は、財産の承継を放棄する相続放棄や、最低限の相続財産の承継を保障する制度である遺留分減殺請求などの期限を定めるものであり、時効期間を過ぎると請求権を失ってしまいます。相続財産を所有している被相続人が死亡した時点で相続が...続きを読む
遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用|依頼内容からみる費用相場
「相続財産の取り分が極端に少ない」というような場合は、弁護士に遺留分の請求対応を依頼することでスムーズな解決が望めますが、依頼時は弁護士費用がかかります。この記事では、遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用相場や、費用を抑える方法などについて解説します。続きを読む
遺留分減殺請求では生命保険金は対象外|相続における保険金の扱いとは
原則として、生命保険の死亡保険金は遺産分割の対象財産には含まれず、遺留分減殺請求の対象にもなりませんが、一定の場合には他の財産と同じように遺産分割で考慮されたり、遺留分減殺請求の対象とされることがあります。続きを読む
遺言書が無効になる事例と無効を争う方法|絶対に避けたい失敗と対策
故人の持ち物を整理していたら遺言が出てきた、という話は、誰にでも起こりうることです。その証拠に、裁判所による遺言の検認数は1万6,888件(平成27年度)、公証人連合会が公表している公正証書遺言の作成件数は10万5,350件(平成28...続きを読む
相続放棄申述書を自力で作る全手順|書き方・手続方法・注意点を徹底解説
相続放棄は、被相続人について一切の相続を拒絶するための制度で、これを希望する場合には、自己のために相続のあったことを知った時から3箇月以内に家庭裁判所へ放棄の申述を行わなければならないことから、早めに申述書を作成・提出する必要があります。続きを読む