祖父の不動産に住み続けたい
母と祖父、私の3人で、祖父名義の不動産に住んでいます。私の父は、祖父の息子(長男)で3年前に他界しました。父の死後、祖父の娘が現れ、祖父は自分たちで面倒みるから、母と私は家から出ていってほしいと主張してきました。私と母は、最期まで祖父と住み続けたいです。祖父もそれを希望しています。
祖父は娘の前だと恐れてしまい、自身の希望など、なにも言えません。
親族だけだと話し合いがまとまらないので、私は弁護士を介入させたほうがいいのでは、と思っています。実際、弁護士介入となると、どのような流れになるのでしょうか?また費用もだいたいどのくらいかかるものなのでしょうか?
相談者(ID:18070)さん
弁護士の回答一覧
おじい様が所有されている不動産については,「祖父の娘」,穏便さんからすれば叔母にあたるというこ...
とはいえ,叔母からあれこれ言われて対応するのも煩雑でしょうから,穏便さんとお母様の居住する権利を確かなものとしておくべきでしょう。
一つの方法として,おじい様を貸主とし,穏便さん及びお母様を借主とする使用貸借契約を締結し,その旨の書面を作成しておくということが考えられると思います。使用貸借は,無償で,住居や物を借りる契約です。このような契約があることを書面により明確にしておけば,叔母も文句が言いにくくなるのではないか,ということです。
ご質問についてですが,ひとつには,上記のような書面を作成するのに,弁護士に依頼するということが考えられます。
費用についてですが,弁護士の報酬基準は,現在では,各弁護士,事務所によって基準が様々ですので一概にどれくらいかかかると申し上げることはできませんが,上記のような書面作成だけであれば,3~10万円程度ではないでしょうか。
書面作成だけでなく,弁護士に代理人として就いてもらって本件を処理してもらうということもあると思いますが,そもそも,叔母には本件不動産に関する権利がないわけですから,弁護士を代理人とするほどの紛争ではないように思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 静岡県静岡市葵区伝馬町9-10NTビル601 |
---|---|---|
対応地域 | : | 静岡県 |
【休日対応可能】【面談時間無制限】相談者が納得いくまで膝を突き合わせてご相談にのります。 離婚・相続問題のお悩みは何でもご相談ください。
この質問に関連する法律相談
父が亡くなり、公正証書遺言による遺産分割も完了しましたが、その後に父が祖母の約50年前の相続遺産(借家、借地等)を父の兄弟との共有状態で所有していた事が判明しました。兄弟のうち1人が反対して分割ができなかったとの事ですが、父の兄弟もすべて亡くなり、その子...
現在自分が保有している不動産の相続はこの世代までといったように相続することができる制限などは存在するのでしょうか?
お答えしていただければ幸いです。宜しくお願い致します。
父が亡くなり、祖父がその後亡くなりました。実家に母が一人ですんでいます。私達兄弟は3人男兄弟で、私は次男です。
長男は実家の近くの土地に家を建て夫婦二人ですんでいます。娘が一人います。
相談ですが、実家の他に田畑と少しですが山が有ります。その名義が未...
被相続人は私で、恥ずかしながら子供たちの仲が良いとは言えず、遺産相続で揉めるであろうことが目に見えています。遺言書を公正証書で作成し、法定相続分通りに分割するよう記載しても不十分な気がしてなりません。先生方の経験上どのようにしたら争続を防げるかどうか...
法定相談人A.B
遺言書による受益者C.D.E
とします。
施設費用などがかかり、遺言書にかかれた受益者がもらう総額よりも相続財産が少ない場合は、どうなるのでしょうか?
6年前に亡くなった義父の遺産相続で建物は義弟の所有で土地が義父の名義で未だに相続の手続きをしてくれません!妻言っても反応がないのですが良い方もしくは財産分与が出来ないのか教えて下さい
相続に関する法律ガイドを見る
兄弟姉妹で適切な遺産相続を進める3つの方法|相続割合の基準まとめ
親が遺した相続財産では遺言書の内容にもよりますが、基本的にはその子供に相続されることが多く、法律上で規定されている相続順位でも第一順位に該当します。その場合、兄弟姉妹間で相続財産を分け合うことになります。ほかにも兄弟姉妹が亡くなった時...続きを読む
相続放棄の必要書類の集め方と書き方 | ケースごとに変わる必要書類一覧
相続放棄は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヶ月以内に、相続放棄をしたい旨を家庭裁判所に申述することによりすることができます。期間を延長することもできますが、その旨を伝えることも3ヶ月以内に行う必要があります。相続放...続きを読む
遺言書に「遺産はすべて世話をしてくれた内縁の妻に譲る」と書かれていた。 娘の相続分は認められないのか?
遺言書に「遺産はすべて世話をしてくれた内縁の妻に譲る。」と書かれていた場合、娘に相続権は認められないのでしょうか。この記事では、娘の相続権に関する弁護士の見解をご紹介しています。続きを読む
成年後見制度は、認知症などによって判断力が低下した人が、第三者に財産管理を委託して適切に財産管理するための制度です。この記事では、成年後見制度の種類やメリットとデメリット、利用の流れなどを解説していきます。続きを読む
内縁の妻が相続人となる3つの方法と実際に受け取れる遺産の割合
夫婦関係を結ばずに、内縁の妻(夫)としてその生活を続ける家庭も多く存在します。法律上では必ずしも婚姻関係を結ぶ必要はなく、こうした事例も決して違法ではありません。 今回は、内縁者の受け取ることができる相続や相続を受け取るための方法について、解説していきます。続きを読む
相続手続きの種類と流れ|期限・優先度別に忘れがちな手続きを大整理
相続手続きとは、亡くなった人の身辺を整理し、財産を分配し、債務を清算するなど、相続が発生した際に行わなければならない様々な手続き全体を指すものです。近年は生前整理や老前整理など、ある程度死を考える過程で自ら率先して財産等の整理を行う方...続きを読む