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KL2020・OD・037
現在働いている会社が辛くて辞めたい、と思っている人はたくさんいるでしょう。そういった人たちの心に引っかかっているのは、
のような点ではないでしょうか。特に、労働時間が長く、心身ともに疲れている場合、冷静に判断するのが難しくなることもあります。
逆に、『このまま働き続けたら後悔するのではないか』という悩みを抱えている人もいるでしょう。
そんな人たちが仕事を辞めていいのか客観的に判断できるように、この記事では、『男女別退職理由トップ5』、『仕事を辞めて後悔する人の特徴』、『こんな時は仕事を辞めることも検討すべき』などを紹介します。
目次
まずは世間の人たちがどのような理由で退職に踏み切ったかを確認してみましょう。厚生労働省のホームページにある「仕事をやめた者の退職理由(複数回答)」を参考に男女別でトップ5をまとめてみました。
1位(40.7) |
給与・報酬が少なかったから |
2位(31.7) |
事業または会社の将来に不安を感じたから |
3位(30.9) |
労働時間が長かったから 休暇が少なかったから |
4位(30.1) |
会社の経営方針に不安を感じたから |
5位(21.1) |
能力・実績が正当に評価されなかったから |
男性の場合は給与が少ないという理由で退職する人が一番多いという結果になりました。2位~5位の結果も踏まえると、
の2種類の人がいるということが分かります。
1位(32.3) |
会社の経営方針に不満を感じたから |
2位(30.6) |
給与・報酬が少なかったから |
3位(29.0) |
労働時間が長かった・休暇が少なかったから |
4位(32.3) |
事業または会社の将来に不安を感じたから |
同率5位(21.0) |
能力・実績が正当に評価されなかったから |
同率5位(21.0) |
人間関係がうまくいかなかったから |
女性の場合は1位が『会社の経営方針に不満を感じたから』でした。男性と同じく『努力や苦労が評価されず、給料が見合わないから辞めた』人が多いのですが、それに加えて女性の場合会社の空気や人間関係がきっかけで退職にいたることも多いようです。
次に、仕事を辞めて後悔する人の特徴を紹介します。以下の項目で自分にあてはまるものがある場合、本当にやめていいのかどうか一度考え直してみましょう。
次の仕事を見つける前に辞めてしまった人、勢いで辞めてしまった場合は後悔することも多いようです。
『会社をやめて、時間がたっぷりあればすぐ次の仕事を見つけられるだろう』と考えていても、いざ転職活動をしてみたらうまくいかなかったということもあります。
結果、自分の希望する会社に転職できなかったり、その場しのぎの転職をしてしまい、同じ失敗を繰り返すということも否定できません。
他社で働いている知人と、自分の置かれている立場の違いに愕然とし、退職を決意する人もいるでしょう。でも待ってください。隣の芝生は青く見えるものです。
『自分の会社の良い部分を客観的に見つめる』ということができないと、どんな会社にいても会社の嫌な部分ばかり見えてしまうこともあります。
自分の会社に3つ良い部分があっても、嫌な部分が1つでもあると、そちらの方が精神に大きく影響を与えがちです。
良い部分をしっかりと理解し、『自分はそれなりに恵まれている方かもしれない』と妥協することも大切でしょう。
『昔の会社はこうだったけど、今の会社はこう…』と、過去の自分と現在の自分を比較してしまう人も要注意かもしれません。転職をしても同じ問題にぶつかる可能性があります。
過去の苦労などは時間が経つと美化されがちです。しかし、大切なのは過去よりも現在ですので、『今の状況に感謝できる力』や多少の嫌なことは気にしない『鈍感力』を育てることに注力する方が重要と思われます。
『やりたい仕事についてみたが思っていたのと違った』、『仲良くなれない上司がいた』などの理由で退職する場合は、『我慢が足りないのではないか?』と一度自分を疑ってみる必要があります。どんな会社にも不満はつきものです。
働き続けることで会社の方針や人間関係に慣れてくるかもしれませんし、今まで気づかなかったことに気付ける可能性もあります。
退職を決断する前に、『自分はどこまで我慢できるのか』や、『我慢できることと我慢できないことを』を客観的に理解することも大切です。
新卒で入社した人は『新卒カードをこんな簡単に捨てていいだろうか』と悩んでいるかもしれません。そんな人のために、『新卒者が会社を辞める前に確認しておきたいこと』を紹介します。
学生生活が充実していた人ほど、会社で働くことを苦痛に感じるかもしれません。特に入社したばかりだと、思い描いていた社会人生活とのギャップに苦しむ可能性があります。
でも待ってください。学生生活と社会人生活が違うのは当たり前です。これを同列に捉えることは適切でしょうか。
仕事は大変かもしれませんが、社会人生活には社会人生活の良い部分があるはずです。学生生活と違うことについてネガティブになるばかりでは、良い結果にはなりませんし、成長にもつながらないと思います。
学生生活と社会人生活は環境が異なるということに自覚がないと、転職をしても解決につながらない可能性があります。もちろん、退職するという選択肢を完全に抹消する必要まではありませんが、退職を決める前に、『退職の理由は会社にあるのか、自分にあるのか』をしっかりと考えた方がよいかもしれません。
一日中簡単な作業ばかりでつまらない…と嘆いている人もいるでしょう。ですが、その簡単な作業をきちんとやってくれるのかどうか上司は見ています。
『永遠にこの職務内容だったら耐えられない…』と退職を決意する前に、目の前の仕事を一生懸命やり、これが一人前にこなせるようになってから、『他の仕事もやらせて欲しい』と上司に相談するのが筋ではないでしょうか。
以降では、『こんな時は会社をやめることも検討すべき』を紹介します。ここまでは、会社に残ることを推奨する内容が中心でしたが、会社を辞めることというのも重要な選択肢の一つであることは間違いありません。
人生は一度しかありません。『仕事を辞めなかったことを後悔した』なんていうことにならないようにしましょう。
自身が納得しているのであれば、すこし給料が少ないくらいのことは我慢できるかもしれません。ですが、給料が少なすぎる場合、『会社に大事にされていない』、『捨て駒の一つのように』扱われているという意識を持ってしまうことはやむを得ないかもしれません。
このような状態のまま長く勤務すれば、最終的には後悔が残る可能性も充分あり得ますし、精神的にも肉体的にもよくありません。
自分を正当に評価してくれると意識できる会社で働く方が幸福感を得られるのは間違いありません。そのため、そのような意識をどうしても持てない、という場合は転職を考えても良いかもしれません。
会社の経営が相当に傾いており、給料の支払いが滞るなどしている場合、これが一時的なものであればともかく、そうでない場合は転職した方がいいと思われます。
給料の支払いは会社経営の基本であるため、その基本すらままならないのであれば、早めに転職した方がいい結果となるかもしれません。
なお、支払われていない給料はきちんと請求すべきでしょう。泣き寝入りをする必要はありません。
肉体的・精神的ストレスが大きすぎて、『このまま働いたら体を壊すかもしれない』という思いが頭をよぎった場合、働くことを辞めるというのも大切な選択肢の一つです。
ただちに退職する必要まではないかもしれませんが、有給休暇を取得したり、病欠するなどの方法でまずは働くのをストップするのが先決でしょう。そのうえで冷静な状態で仕事を続けるべきかどうかをゆっくり検討してはいかがでしょうか。
会社を辞めたいと思った時、『このまま本当に辞めていいのだろうか』と悩みますよね。
自分が何を不満に感じているのか、それは解決できるかできないかなど、自分の頭の中にあるものはすべて紙に書きだしたりして整理するのがおすすめです。
書き出すことによって、今まで気づけなかった本当の気持ちに気付ける可能性があります。決断をするのはそれからでも遅くないでしょう。
どちらの後悔もせず、この記事を読んでくださった人が、自身にとって正しい選択ができることを祈っています。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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