生前贈与か、相続か
親の不動産(1000万)を生前贈与してもらうか、相続にするのがいいか、迷っています。
親は、再婚しています。
税金は、暦年贈与、相続時精算課税、相続、それぞれいくらぐらいになりますか。
再婚相手ともめる事があれば大変だと思っています。
どの方法が一番、いいのでしょうか。
相談者(ID:36)さん
弁護士の回答一覧
一般的に値上がりする見込みがある財産や収益を生む物件であれば、生前に贈与(暦年贈与か、相続時...
暦年贈与と相続時精算課税贈与のいずれかでいくかは、贈与する親の年齢(長生きされる見込みなら暦年贈与に傾きます)、贈与税の納税資金を準備できるか(準備できるのであれば暦年贈与に傾きます)、相続税の見込み額(親御さんの全財産の内容、死亡保険金の見込み額などが明らかでないと相続税額は計算できません)、他の相続人の属性などによって変わってきます。そのため、いただいた内容だけではどれが適当かは正直お答えしにくく、お近くの税理士や弁護士に相談されたほうが良いでしょう。
また、不動産は、財産評価通達に基づき適正に評価をする必要がありますので、1000万円が適正な評価額か検討を要しますが、1000万円を暦年贈与すると、贈与税額は231万円(直系尊属が1月1日現在の直系卑属に贈与する特例贈与の要件を満たしている場合は177万円)となると思われます。
弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
不動産の生前贈与を含めて遺産相続をする事になっています。
父が21年前に長男に1000万の不動産(家賃収入有)を贈与しました。その不動産には債務がありましたが、その債務は10年前迄父が返済し、それ以降は長男が返済しています。
20年経過し、債務が...
父の持家である一戸建てを売却し、姉の持家である投資用マンションに父が住み、一戸建てを売却した現金をマンションのローンの返済の一部に充て、残りのローンを父の年金で支払っていくと姉が言い出しました。
父も承諾しているそうです。父は高齢でローンは組めない...
長年にわたり兄から両親に暴力があり数年前に
市外に住む私の所へ逃げてきました。
一年程はシェルターに入り、現在は私の近くでアパート住まいをしており行政では支援措置を行っています
元々父のお金を散々無心しており、父が持っているものは全部俺のものだとい...
私は30数年前に自宅を購入、その際、資金の大半は住宅ローン(私が全額借入)を組み、不足分を義父から頂いた新築祝い金(300万円)を当てました。自宅名義は私本人のみです。
最近、義父が死去、私の妻が相続の調停中です。
義理の兄から、私の妻が生前...
初めまして。
生前贈与についてご相談があります。
母が亡くなる前に
“XXちゃんの銀行口座に
100万円入れて来て欲しい”
というので入れて来ました。
XXちゃんは母から見て孫で
私からは姪にあたります。
その100万円は...
相続に関する法律ガイドを見る
成年後見人に支払われる報酬額の決め方やより多く受け取る方法とは
判断能力を失った人の財産管理を支援する制度として、成年後見制度は存在します。その際、被後見人は後見人に対してどのくらいの報酬を支払う必要があるのか。また、どれくらいの費用がかかってくるのでしょうか? 成年後見人制度を利用する際の費用について解説していきます。続きを読む
成年後見制度は、認知症などによって判断力が低下した人が、第三者に財産管理を委託して適切に財産管理するための制度です。この記事では、成年後見制度の種類やメリットとデメリット、利用の流れなどを解説していきます。続きを読む
【事案別】相続問題が得意な弁護士の選び方と注意すべきポイント
2017.2.24相続問題が生じた場合、専門家の選択肢として弁護士を考える方も多いかと思いますが、数ある弁護士事務所の中からどうやって選んだら良いのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。一口に弁護士と言っても得意分野は人それぞれで、民事も...続きを読む
遺留分減殺請求とは|減殺請求の方法と相続時に泣き寝入りしない豆知識
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分である「遺留分」を取り戻すための法的手続のことを言います。遺留分減殺請求の方法には特に指定がありませんが、一般的には相手方に対し内容...続きを読む
遺産分割を弁護士に依頼する際の費用|費用内訳・費用相場を解説
遺産分割を行う際は、弁護士に依頼することでスムーズな対応が望めますが、依頼時は報酬金などの弁護士費用が発生します。なお、「すぐには費用が準備できない」という方でも、なかには対処可能な場合もあります。この記事では、遺産分割を弁護士に依頼する際の費用を解説します。続きを読む
遺留分権利者が遺留分を失う相続人廃除とは|廃除の効果と代襲相続人
相続人廃除(相続廃除)とは、推定相続人について著しい非行など一定の事由があった場合に、被相続人の意思に基づいてその人の相続権を剥奪する制度のことをいい、その対象者は「遺留分」を有する推定相続人に限られ、遺言による廃除もできるようになっています。続きを読む