障害年金と相続放棄と医療費について
母が他界したのですが、医療費を滞納していました。保証人は息子の自分でした。その他にも負債をかかえていたので相続放棄することにしたのですが、医療費は払わなければなりません。
母は亡くなる2ヶ月前から障害を抱えていたので、障害者年金の受給を申請して、これを母の医療費の支払いにまわそうと思っているのですが、これをすると相続放棄に問題がありますか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
相続人が相続財産の全部または一部を処分したときは、相続人は単純承認したものとみなされます。 ...
お母様の死亡後に障害者年金の申請ができるのかどうかは不明ですが、いずれにしても障害者年金は、お母様の相続財産という評価になるものと考えられますので、単純承認したものとみなされ、相続放棄できなくなる恐れがあるのではないでしょうか。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
相続放棄は3ヶ月と聞いていますが、カードローンがあったことを知ったのが1月28日です。法的にも残された家族が支払わなければならないのでしょうか。
夫が今年の1月に亡くなりました。
マイナス財産の方が多かった為、相続人全員が相続放棄の手続きを行いました。
以前夫名義で車のローン契約をして、まだ支払い中でした。
それを息子が乗っていたのですが、ローン会社からもしこのまま乗るのであれば「重畳的...
親名義の土地不動産の「相続放棄」のご相談です(借金の相続放棄ではありません)。親=被相続人は存命です。
三人兄妹の一人が、親・妹に借金をし、完済に至っておりません。家族会議の結果、親名義の土地不動産の「相続放棄」をもって、収束する同義を得ました。この件...
疎遠だった父の遺産相続について通達があり単純承認しましたが、単純承認後遺産全貌がやっと明らかになり放棄出来ないかと悩んでいます。
・父の兄が遺産であった家屋の鍵を渡してくれず家屋の状態確認が出来なかった。
(単純承認後鍵を貰え確認した所ゴミ屋敷で...
昨年父が亡くなりましたが、父には兄(A)と弟(B)がおり、2人は父より前にすでに亡くなっております。
父の兄弟は不仲で、50年前に祖母が亡くなった際に相続協議がまとまらず、祖母が所有していた多数の不動産(借家、底地等)が父、A、Bの3人の準共有状態のま...
相続に関する法律ガイドを見る
公正証書遺言の書き方|信頼できる遺言書な理由と利用すべき場合とは
公正証書遺言(こうせいしょうしょいごん)とは、公証人、証人に遺言内容を伝えて公正役場を通して作成する遺言書のことで、特に信頼性の高い遺言と言われています。他の形式の遺言書とは異なり開封時に家庭裁判所での検認がいらないので、スムーズに相...続きを読む
- 2020.4.6
遺産相続の際には、思わぬトラブルが発生し、弁護士を頼るべきか悩む方も多いのではないでしょうか。このとき、専門家の選択肢として真っ先に浮かぶのが「弁護士」「司法書士」といった法律の専門家かと思いますが、実際に依頼をするとなると、何より心...続きを読む
代襲相続の範囲やルールとは|親や姪甥・配偶者や兄弟姉妹はもらえる?
2017.9.26相続というのはとても複雑で、知っているようで知らなかったこともたくさんあるために、いざ自分事となった時に大きな問題へと発展してしまうことも多々あるようです。 ぜひこの記事をご覧いただき、その理解を深めていってほしいと思います。続きを読む
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた遺産の取り分である遺留分を取り戻すための手続きで、話し合いや調停・訴訟といった形で行使する権利です。遺留分減殺請求権自体は形成権と呼ばれる「一方的な意思...続きを読む
相続人の一部が遺産を使い込んでしまった場合、相続開始後に他の相続人とトラブルになるケースが多いです。遺産の使い込みを調査するには個人の力では限界があるので、弁護士などの専門家の力を借り、不等利得返還請求や損害賠償請求によって遺産を取り戻しましょう。続きを読む
家族信託にかかる税金|家族信託の活用で贈与税や相続税が変わるのか
家族信託を利用する際の課税関係としては、主に受益者に対して贈与税や相続税といった税金が問題になりますが、信託財産に不動産がある場合には受託者に対して固定資産税などが課されます。続きを読む