相続額
父が亡くなり相続者は母と兄弟姉妹四人ですが、母と次男(跡取り)が預貯金を隠しており、相続額が、わかりません。父はアルツハイマーと診断された後で、次男の進言で「母に全財産を譲る」という内容の遺言書を遺してあります。また土地と家の名義人もアルツハイマーがかなり進んだ頃に父から母へ書き換えられていました。次男は全財産を相続するつもりでいます。残りの兄弟3人は財産放棄はしない考えです。どうしたら良いのでしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
お父様がアルツハイマーが進行した段階で、遺言書の作成と贈与をされたということですので、遺言な...
遺言や贈与が無効といえるほどアルツハイマーが進行していたかは、まずはカルテを取り寄せて内容を分析する必要があります。その中でHDSRなどの認知能力に係るテストの記載があるか、看護師等と受け答えができているかから判断していくことになります。仮に、遺言等の無効がいえそうになり場合には、遺留分減殺請求をしてくことになります。弁護士回答の続きを読む
被相続人の遺志に則った遺言であればその内容は尊重されるべきですが、被相続人が遺言を作成できる意...
また、仮に遺言が有効であったとしても、遺言によっても侵害されない遺留分という権利を主張することも可能です。
早い段階で弁護士に相談に行き、具体的に動かれることをおすすめします。弁護士回答の続きを読む
遺言書については家庭裁判所の検認を受けたのでしょうか?通常の遺産分割か、あるいは遺言書が有効に...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
遺言書の有効性を争うのであれば、遺言無効確認等の訴訟を地方裁判所に提起することになります。 ...
また、土地建物の名義の移転の有効性を争うのであれば移転登記の無効の訴訟を地方裁判所に提起することになるでしょう。
ただ、アルツハイマーといっても状況によっては有効な意思を表示できると評価されることもあり、予断を許しません。
いずれにしても、一度専門家にご相談されてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
父が亡くなり相続者は母と兄弟姉妹四人ですが、母と次男(跡取り)が預貯金を隠しており、相続額が、...
アルツハイマーと診断された後の遺言が、お父さんの意思に基づくものか疑問であり有効性が問題となります。しかし、アルツハイマーとなっただけでお父さんの遺言する能力がないと判断されることはかなり困難でしょう。特に公正証書遺言の場合、無効と確認することはほぼ不可能でしょう、
また土地と家の名義人もアルツハイマーがかなり進んだ頃に父から母へ書き換えられていました。
これも、名義変更が無効と確認して貰うことはかなり困難です。
次男は全財産を相続するつもりでいます。残りの兄弟3人は財産放棄はしない考えです。どうしたら良いのでしょうか?
まず、遺留分減殺請求をしておくべきです。その上で、お父さんの遺言能力、意思に問題があって納得できないという場合、遺言無効確認の訴訟を行った後、有効が確認されれば遺留分減殺請求、無効が確認されれば遺産分割請求の各調停申立をすべきです。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
去年、父が亡くなりました。母と父と同居していた兄と嫁いで家を出た妹の私の3人で遺産相続になっています。祖父が生きている時から、兄夫婦は両親から借金をしていたり、現在も同居している母の面倒をあまり見ていません。母の夜ご飯なども賞味期限切れの惣菜が出ていたり...
昭和29年に死亡した曾祖母に子供が一人(2010年まで生存)と、曾祖母の夫(昭和18年に死亡)の兄弟(曾祖母の義理の兄弟)が3人いました。そのうち2人は曾祖母が死亡する前に死亡していますが、子(①)はいました。もう一人(②)は曾祖母が死亡した時生存してい...
今年9月、祖母が亡くなりました。執行人という叔父に、遺言書があるからと呼ばれ、母は部外者だから呼ぶな、と口止めされました。
数年ぶりに見た祖父母の家は荒れ果てていて、更に遺言書を見て驚きました。祖母が施設に入った、1年後に聞き取りをしたもので、「私...
協議書に付いての相談です
私は後妻で先妻との間に50代の息子二人います相続の話の上であまりにも私をバカにするので株や不動産は放棄すると言ってしまいました
長男はこの家は実家だから残したい不動産はあとから話しましょで終わりました
私は保...
妻に全てを相続させることは可能でしょうか。
私が妻より17歳年をとっていることもあり、恐らく、私が先に他界することになるだろうと思っています。
子はおりませんが、7つ年下の妹がおります。両親は他界しております。
この場合、妹も相続人となるかと思いま...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分減殺請求では生命保険金は対象外|相続における保険金の扱いとは
原則として、生命保険の死亡保険金は遺産分割の対象財産には含まれず、遺留分減殺請求の対象にもなりませんが、一定の場合には他の財産と同じように遺産分割で考慮されたり、遺留分減殺請求の対象とされることがあります。続きを読む
兄弟姉妹が被相続人の遺産を受け取れる可能性があるのは、被相続人に子どもがおらず、配偶者+兄弟姉妹が法定相続人のパターンか配偶者もおらず兄弟姉妹のみが法定相続人になるパターンです。被相続人の兄弟姉妹は血族相続人としては第三順位なので、直...続きを読む
被相続人とは | 遺産相続において被相続人の意思が尊重されるケース
被相続人(ひそうぞくにん)とは、相続財産を遺して亡くなった人のことであり、被相続人の財産を受け取る側の人を相続人といいます。また、遺産相続については法律上で定められている割合(法定相続分)よりも、被相続人の遺言書で指定される遺産分割が...続きを読む
相続を弁護士に依頼する際の費用はいくら?ケース別の費用相場を解説
2020.4.6相続手続きについて弁護士にサポートを依頼する場合、費用は依頼内容や事務所などによって異なります。手続きをスムーズに進めるためにも、あらかじめ「どれほど依頼費用がかかるのか」知っておきましょう。この記事では、相続を弁護士に依頼する際にかかる費用を解説します。続きを読む
家族信託を頼むとき、弁護士ではなく行政書士に依頼する人もいるでしょう。弁護士と違って格安で依頼することができるので、負担を減らしたいとお考えの方は検討してみるのも手です。記事では家族信託を行政書士に依頼したときについて、ご紹介しています。続きを読む
遺産分割を無料相談するならどこ?|弁護士・司法書士・税理士の違い
「自力で遺産分割できるか不安」という方は、無料相談を活用すると良いでしょう。主な相談先としては弁護士・司法書士・税理士などがありますが、それぞれ対応内容は異なります。この記事では、遺産分割の無料相談先について、対応内容の違いや相談時のポイントを解説します。続きを読む