財産放棄と連帯保証人の関係(相続分割について)
初めまして。
兄弟間の財産分割についてですが、法的にどうなのか相談させて頂きます。
私は長男の配偶者です。
義理父が亡くなり(母とは離婚)兄弟3人で、後始末をしました。故人は賃貸住宅に1人で住んでおり、荷物等の整理をしていると、催促書などがて出てきたことから、関係してくる者全員の財産放棄をしました。納骨も間近になり、香典や保険金などで、だいたいの目安で、残金が見えてきて、他兄弟に分割出来る額を定時したところ、長男である旦那が連帯保証人になってあった賃貸物件の解約金や、それに関わる料金は、放棄してるのだから、収支に入れるのはおかしいだろうと言われました。財産放棄をした時点で、支払い義務はなく、連帯保証人の旦那だけの義務との事です。
賃貸に関しては、大家などと話し合いで、全撤退をすることになり、物の破棄代、少しでも退去代が減るように、掃除する為の消耗品、路駐が出来ずらい場所だったので、その時の駐車場代です。
当初は、香典等でまかなっていいような話になってましたが、今になって、お前が大変だろうから、手伝だってやった。作業代、ガソリン代もよこせと言われてます。明確な領収書がある分しか収支の詳細にはいれておらず、そのような言われ方をしたので、此方も腹が立ち、紛争状態になってます。
此方としては、さっさと事を済ませ、当面は距離をおきたいと思ってます。もう1人の方も、放棄手続きの、やりとりで喧嘩になり、此方で全部対応するという事で絶縁状態なってます。
なので、後々の面倒になる事を考えて、故人に関わった費用を引き、兄弟3人で分割で良いと思ったのですが。
法的に賃貸に関しての収支は、相続分割に入れて良いのか、駄目なのか、どうなのでしょうか。
相談者(ID:19222)さん
弁護士の回答一覧
法的には賃貸に関する亡くなった方の債務は相続放棄をしたことにより皆さまが相続することはないので...
ただ、香典については相続とは異なり相続分で分割するものではなく、また保険金も相続割合ではなく受取人が受け取れるものですし、そもそも相続放棄をしたのであれば分割の話になることもありません。一度放棄された際の資料や手元に残された金銭などを整理して弁護士に直接ご相談することをお勧めします。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
30年前に亡くなった祖父名義の土地を
売却する事になり、
[司法書士と弁護士に依頼した]と
姉から2週間前に聞きました。
相続放棄するようにと送ると言われ
まだ何も届きません。
姉に届かないと聞くと、
「協議書は...
義理父(母の再婚相手)が昨年10月に亡くなり、法廷相続人は母と義理父の息子2人なのですが、義理父が私にもと手書きの遺言書を残してくれました。その遺言書は母と息子達で裁判所で検認済みです。ただ遺言書には細かい事は書かれていません。流れとして、義理父と息子達...
私は既婚者で子供はいません。両親、祖父母は父方の祖母以外全員亡くなっています。
ところで父は私の母と再婚で、前妻と子供がいたようです。(ようです、というのは、確認したことがないからわからないのです)
もし私が亡くなった場合、配偶者にすべて財産を残...
ニュースで非嫡出子の相続差別は違憲と最高裁が判断したとありますが
今後、そのようなケースでは直系の相続人と同じ遺産額を相続するということになるのでしょうか。
というのも、私の父に婚外子がいて度々、父に生活費の援助や
プレンゼントをねだっており、...
私は現在相続人として、故人の財産確定が難しくて大変困っております。
相続に関して財産内容が確定しないと放棄も承認もできずどうしようもありません。頼りになれる専門家を知らず全部自分で暇を見つけて調査するくらいしか手がありません。先日、地元の弁護士に法...
被相続人(父)が2014年7月30日に病気で死亡しました。母は15年前に死亡しており相続人は私と妹の2名です。私は嫁いでおり妹は父と同居していました。父の遺産協議において、妹から父の介護寄与分と母の介護(25年前)寄与分を今回の相続での財産分与として権利...
相続に関する法律ガイドを見る
代襲相続の範囲やルールとは|親や姪甥・配偶者や兄弟姉妹はもらえる?
2017.9.26相続というのはとても複雑で、知っているようで知らなかったこともたくさんあるために、いざ自分事となった時に大きな問題へと発展してしまうことも多々あるようです。 ぜひこの記事をご覧いただき、その理解を深めていってほしいと思います。続きを読む
相続問題の無料相談活用法!相談先4つと相談に行くベストタイミング
2020.4.6無料相談と言っても相談先が多すぎて、自分がどこに相談するのが1番いいのかわからないと思います。ここでは初めての相続や相続を行う上で、不安や疑問があった場合に自分に合った無料相談ができる相談先をまとめました。続きを読む
遺言書の作成にあたっては最低限の法律知識が必要となります。作成内容に不備があるような場合、効力が無効となってしまう恐れもあるため、弁護士などの専門家に相談しましょう。この記事では、遺言書の相談先・相談時の流れ・依頼費用などを解説します。続きを読む
代襲相続人の範囲はどこまで?代襲相続対象者の範囲と相続割合とは
代襲相続とは、相続放棄以外の理由によって、被相続人の死亡前に被相続人の子または兄弟姉妹が相続権を失っている場合に、これら相続権を失った人の子がその相続権を承継する制度をいい、代襲相続される人を被代襲者、代襲相続する人を代襲者または代襲相続人と呼びます。続きを読む
相続放棄申述書を自力で作る全手順|書き方・手続方法・注意点を徹底解説
相続放棄は、被相続人について一切の相続を拒絶するための制度で、これを希望する場合には、自己のために相続のあったことを知った時から3箇月以内に家庭裁判所へ放棄の申述を行わなければならないことから、早めに申述書を作成・提出する必要があります。続きを読む
遺留分減殺請求は一定の法定相続人に保障された権利ですが、この請求を拒否したいという悩みを抱える人も少なくありません。とはいえ、請求自体を無視するというのは得策ではなく、ある程度は対応しなければ後々大きなトラブルになりかねませんから、対処法をご紹介いたします。続きを読む