親の土地に家を建てる 相続について
親の土地に新築を建てようと思っています。
母屋の隣の田んぼを農地転用して建てる予定なのですが、親は高齢です。もしなくなったら相続税とかいくらかかるのでしょうか?あと相続放棄するとどうなるのでしょうか?
新築にいたって水道は母屋から引っ張るのですが
もし相続放棄したら水道代とかどうなるんですか?
メーターを付け直したりできるのですか?
私はもうすぐ40です。親は80になります。
分かりやすく教えて頂けないでしょうか?
親の家は築65年程です。
相談者(ID:17343)さん
弁護士の回答一覧
相続税については、他にも遺産がどの程度あるのか、相続人はあなただけなのか、いろいろ確認すべき事...
ですのでここでは相続放棄のことについてご質問に回答することと致します。
親名義の土地に建物を建てるのに相続放棄をするなどということは普通では考えられません。
まず第1に、あなたが相続放棄をすることで代わりに相続したから最悪の場合、建物を取り壊して土地を明け渡すように求められることが予想されます。親子であるので、親名義の土地に建物を建てることが認められたのでしょうが、相続人にとってはあなたに無償で土地を利用させ続けなければならないような義理は何もありません。自ら相続人となるチャンスがあったのにそれを放棄したのですから、他の相続人があなたの都合に配慮しなければならない理由は何もないことになると思われるからです。
>水道は母屋から引っ張るのですがもし相続放棄したら水道代とかどうなるんですか?
水道代については、もともとあなたが利用していたのですから相続放棄したことと関係なく負担し続けることになるかと思います。
ただ、そもそも母屋についても相続放棄をするわけですから、仮に建物までは撤去することが求められなかったとしても、水道の配管やメーターについて相続した方から撤去を求められたら撤去しなければならないでしょう。
せっかくこれから新築で家を建てるというのですから、相続放棄をすることなどは考えない方がよろしいかと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
恐れ入ります。妻が私の法定相続人になるかご教示お願いいたします。
私の戸籍に入っている妻が育ての親と普通養子縁組しました。氏は変わっていません。その後養親は二人共亡くなり妻が相続しました。
お聞きしたいのは現状で妻は私が死亡した場合私の法定相続人にな...
私には長男と長女がおりますが、
長男夫婦には子供がいません。
長女夫婦には娘(私には孫娘)が一人います。
長男は家督を継いでおりますが、後を継ぐ者がいないので
長女の娘に長男夫婦の戸籍上の養子になって貰えればと思っていますが、まだ学生ですので名字...
弁護士さんにお願いしています。
こちらには、裁判所から書類が送られてこないのでわかりません。
どのような書類が相手に送られているのでしょうか?
相続人全員の住所や、土地の代償金を支払うなど書かれるのでしょうか?
威圧的な相続人が無...
私の祖母(数十年前に死去)が連帯保証していた借金の請求が、私の母および伯父あてにきました。伯父は祖母が死去後もそのまま居住しております。
相談ですが、①私の母は相続放棄すれば借金返済は不要となるのでしょうか。②伯父は祖母の家屋を相続しているので、それを...
一か月前、弟が母を施設に入所させました。各所かん口令が敷かれてあって
どこの施設かもわかりません。このことで、裁判所に調停を申し立てました。
弟が母を精神的、経済的に虐待していたことも申し立てました。
弟は、母の財産独り占めするために後見人かなにか...
お伺いします。
死んだ祖母が交わした、「連帯保証書」について、
①残債がいくらかをどのようにして確認できるのでしょうか。
②債権者が「連帯保証書」を所持しているということは、まだ、
借金がのこっているということなのでしょうか。
③そもそも、祖...
相続に関する法律ガイドを見る
成年後見人に支払われる報酬額の決め方やより多く受け取る方法とは
判断能力を失った人の財産管理を支援する制度として、成年後見制度は存在します。その際、被後見人は後見人に対してどのくらいの報酬を支払う必要があるのか。また、どれくらいの費用がかかってくるのでしょうか? 成年後見人制度を利用する際の費用について解説していきます。続きを読む
養子の相続権とは?養子縁組のメリット・デメリットや節税対策の注意点
養子に相続権はあるのでしょうか?また、どのようにすれば遺産相続をすることができるのでしょう? 今回は、養子に相続するために行うべき養子縁組について、そのメリットやデメリットを交えながらお伝えしていきます。続きを読む
遺留分は遺言に優先する|遺留分を侵害する遺言は無効になる場合も?
遺留分は、兄弟姉妹を除く法定相続人である配偶者・子・直系尊属に保障された最低限の遺産の取り分のことを言い、被相続人がこの遺留分を奪うような内容を遺言で残していたとしても、遺留分を侵害する部分の遺言については遺留分減殺請求を受ければその限度で無効となります。続きを読む
遺留分減殺請求とは、兄弟姉妹以外の法定相続人が自己の遺留分を侵害する相続が行われた際に、侵害者に対して遺留分の返還を求めるための手続きのことを言います。遺留分減殺請求は、自力でも比較的容易に行うことができますが、話し合いで決着がつかず...続きを読む
家族信託にかかる税金|家族信託の活用で贈与税や相続税が変わるのか
家族信託を利用する際の課税関係としては、主に受益者に対して贈与税や相続税といった税金が問題になりますが、信託財産に不動産がある場合には受託者に対して固定資産税などが課されます。続きを読む
相続放棄の相談先とよくある相談例|弁護士に依頼した場合の費用
相続は必ずしも良い点ばかりではありません。もし被相続人に借金など負債があれば、相続人はそちらも受け継がないといけません。そんなとき活用したいのが相続放棄ですが、手続きなどがわからないときに誰に相談したらいいのか。記事では相続放棄に関する相談をご紹介します。続きを読む