交通事故の後遺障害 認定可否に関して
交通事故の件でご相談をさせていただきます。宜しくお願い致します。
後方からの追突により、受傷直後から右足の痺れがありました。
当日のMRIでは腰椎骨折の疑いとの事で、血腫か骨片かが判
断できないとの事でした。
2か月後のMRIでは腰椎椎間板ヘルニアとの診断となりました。
保険会社は車の損傷から衝撃は少なくありえないとの判断です。
しかし、現実は痺れ脱力に悩んでおります。
私が感じた受傷時の衝撃は強いとの主張は通るのでしょうか?
また、ヘルニアは後遺症障害に認定されるのでしょうか?
SLRは80/35、アキレス腱反射は低下、MRIではS1神経根を圧迫との記載です。
宜しくお願い致します。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
当日のMRIで腰椎骨折の疑いがあり、その後の診断でヘルニアがでているとのことですし、 アキレ...
アキレス腱反射の低下やSLRも出ていますから、通常、後遺障害は十分認定されるのでは
ないかと思われます。
S1の神経根圧迫で、足の痺れが事故当初から出ているのであれば、症状も矛盾はありません。
12級が狙える事案だと思われます。
車の損傷については、最近の樹脂外板はその特性として、剛性が乏しく、可塑性に富むため、
変形の程度により事故時の衝撃を推定することは難しいですし、後遺障害認定自体は
保険会社が行うものではありませんので、今の時点では、保険会社の主張は聞き流しておくのが
良いと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区南青山2-6-12アヌシー青山5階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
大手企業法務事務所で学び、地方の弁護士も経験した「身近で頼れる弁護士」です
受傷時の衝撃については、実際に負った傷害(診断書から判断)や現場の状況、車の損傷度等から、総合...
次に、ヘルニアだから後遺傷害に該当するということではありません。後遺障害の基準に該当しない場合は、後遺障害等級が認められません。
MRIで画像所見が認めら、それが事故と因果関係があるものと言えるのであれば、具体的な症状にはよりますが、後遺障害等級を取得できる可能性はあります。
(グリーンリーフ法律事務所 弁護士 申 景秀)
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