交通事故でむち打ちになったときの妥当な金額
26年12月5日にこちら停車中の追突事故、私、過失割合0、相手100の事故に合いました。この度、保険会社さんとの示談交渉に入りましたが金額に納得出来ません。
首と腰のむち打ちでした。
総治療日数115日(26年12年6日から27年3月30日)
治療日数 57日
専業主婦ですので主婦休業もらえます。
接骨院に10日、整形外科に47日通いました。
提示金額
治療費 59万1760円
慰謝料390265円
主婦休業 216000円
交通費1975円
合計120万
自賠責の120万円で納めようと言う感じで全然、納得できません。
自分の任意の保険会社にも相談したところ、全然、低い金額だと言われました。
治療費が高くなってしまったので任意保険基準の計算になるのは納得できますがこれでは示談できません。
どれぐらいの金額を請求できますか?
自分の任意保険で弁護士費用特約を付けています。
よろしくお願いします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
ご推察のとおり、相手方保険会社は自賠責の範囲内で示談することで自社負担額を軽減しようと企図して...
今回のケースでは、以下のとおり、少なくとも60万円程度の増額は見込めると思われます。
休業補償: 主婦の収入は年収ベースで364万1200円として計算されるのが通常です(平成26年賃金センサス)。これを基に計算すると、さやかさんの休業補償額は
364万1200円×57日/365日=56万8625円として計算されるのが適切と考えます。
※ 上記は、あくまで治療日数のみに限定した計算なので、治療していないけれども痛み等により家事労働が出来なかった日があれば更に補償額は加算されます。こちらは具体的状況を踏まえて詳細に詰める必要があるでしょう。
慰謝料: ムチ打ちの場合、120日間の通院で裁判基準では67万円の慰謝料額が相当とされています(平成26年赤本基準)。これを基に計算すると、さやかさんの慰謝料額は
67万円×115日/120日=64万2083円として計算されるのが適切と考えます。
※ 上記も、あくまでムチ打ちの場合の通常慰謝料額であるため、もしもムチ打ちの症状が重度であれば更に6~8万円の増額は見込めると考えます。ここも具体的状況を踏まえて詳細に詰める必要があります。
このように、本件では慰謝料および休業補償だけでも120万円程度の請求が妥当な案件といえ、現在の提示額60万円は相当低く、もう60万円は増額が見込めると思われます。なお、今回、後遺症はないという理解ですが、後遺症が残っているような場合には、更に慰謝料として100万円程度、逸失利益として80万円程度(最も低い14級で計算)の増額を求めることもできると考えます。
本件は弁護士特約に加入されているということですので、金銭的な負担は0となります。また、訴訟外の交渉であれば交渉期間もそれほど長期とはならないと考えます。したがって、本件は迷わず弁護士に依頼すべき事案と思料致します。弊事務所は、GWを含む土日祝日も対応しておりますので、いつでもご連絡下さい。
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ご投稿内容拝見致しました。 ご指摘のとおり、適切な賠償額より、かなり押さえ込まれた金額提...
ご指摘のとおり、適切な賠償額より、かなり押さえ込まれた金額提示がなされています。自賠責保険の範囲で押さえ込もうとする
意図が見え見えです。
いわゆる裁判基準の場合、通院慰謝料65万円程度、主婦休損50万円程度となります。
弁護士に依頼され、増額交渉してもらうといいと思います。弁護士回答の続きを読む
あくまでも裁判基準となりますが金額は次の通りとなります。 慰謝料 642,000円 ...
慰謝料 642,000円
休業損害 552,672円(通院日数全てを休業日として)
詳細は無料法律相談をご利用下さい。
https://www.bengo.gr.jp/
弁護士山﨑賢一
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住所 | : | 東京都港区虎ノ門2-5-21寿ビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要とする「完全出来高制」で、交通事故被害者を全面サポート。交通事故の被害に関するご相談は何度でも無料、全国どこでも対応しております。

保険会社の現在の提示額は、かなり低額となっています。 裁判基準の場合、通院慰謝料65万円...
裁判基準の場合、通院慰謝料65万円前後、主婦の休業損害として55万円前後となり、
この金額をめざして交渉していくことになります。
ただ、ご自身で交渉を継続しても、なかなか金額は上がらないかもしれません。
弁護士費用特約を付けているのであれば、ご自身で弁護士費用を負担することなく弁護士に依頼できるので
弁護士に依頼して交渉してもらうことをお勧めします。
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