死亡保険金と立替金の請求
10年ほど前に母と離婚した父が余命3か月と伯母から連絡があり、病院にお見舞いに行きました。(父と会うのは10年前以来。)
父には数年前から同居しているフィリピン人の彼女が居り、病院でも甲斐甲斐しく父のお世話をしてくれていました。
病院で父から自分が死んだら、共済から下りてくる死亡保険金200万を母に借金があるから渡してほしいといわれました。
父の今後を彼女に聞くと、後はすべて私がお世話をして、亡くなった後も遺骨は自分の家に置かせてほしいと言ってくれましたのでお任せしました。
宣告通り数か月後に父が他界したと連絡がありました。
ところが、亡くなって半年ほどしてから彼女の弁護人から、
共済金死亡保険金200万円と、父が入院していた時の治療代、退院後の自宅での保険外の介護費用、葬儀代、散骨費用、仏壇代などの立替金120万円、総額320万円の支払い請求がきました。
共済金については、父が死ぬ前日の日付で彼女に全額 寄贈するという手書きの遺言書がある(ただし、字の震えがひどく、父の字かどうかわからない。日付と署名があるが、捺印は無し)
預金通帳が出てきたが、給与、年金等100万円くらいが他界するまでにほとんど下ろされていて、使途は不明。(彼女は通帳もカードもしらないと言っている)
伯母から、葬儀代、治療代に充ててと65万円を彼女に渡しています。
こちらは払う意思はないと連絡するし放置していると、訴訟を進めていると弁護士から連絡がありました。
こちらは要求に応じる必要はあるのでしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
質問の内容だけを見ると支払い義務は存在しないと思われます。200万円は貸付金の返済を受けただけ...
支払うべきとした場合の法的構成がどうなるか、なのかと思いますが、とりあえずは訴状を見ての対応で...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
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対応地域 | : | 全国 |
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