亡くなった父母の診断書を貰う方法
最近父母が死去し、これから遺産分割協議に入ります(土地及び預金)。相続人の1人が預金を勝手に下ろしたのはわかっていますが、その証拠として、父母の入院時の状況(意思判断がいつからか、自分の名前がいつごろからかけなくなったか、話がいつから出来なくなったのか等)を担当医の面談と診断書の作成依頼をするために病院に依頼したが拒否された。病院の言い分はキーパーソンと一緒であれば可能とのこと。キーパーソンは相続人の1人で勝手に預金を下ろした人でこれから争う相手なので一緒に病院へは行けません。キーパーソンの役割は入院中の対応で、亡くなった後はキーパーソン役割は修了していると考えるため病院側の言い分は、ふに落ちません。どのような方法で診断書等を入手できるかご教示ください。※勝手に下ろした相続人の1人は、父母に依頼され下ろしたと主張することが考えられるため、父母が預金を下ろすよう依頼できる判断能力があったのか客観的事実を明示する必要があるため、医師面談及び診断書が必要と考えます。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
相続人であれば、被相続人である父母の診断書の入手は可能なのではないかと思われます。 たとえ、...
たとえ、入院中に病院とやりとりしていたのが他の相続人であったとしても、その人と一緒でなければ診断書等の発行ができないということにはならないのではないでしょうか。
診療情報の提供等に関する指針によれば、診断書を含めて診療情報は相続人に提供すべきと示されておりますので、病院側とあらためて交渉されてみてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
診断書は重要ですが、他方で取引履歴により、いつからどれだけの頻度でどれくらい引き出されたか、の...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
母親が亡くなり、高齢の父(生存)と妹夫婦が同居しています。兄弟は、姉妹と私、長男の三人です。妹は、父を連れて行き公証役場で遺言作成・公証証書で土地の全て(約100坪)を遺産相続をさせる内容を作成し土地全て相続させると記載させたので全て自分の物と言っていま...
私は現在相続人として、故人の財産確定が難しくて大変困っております。
相続に関して財産内容が確定しないと放棄も承認もできずどうしようもありません。頼りになれる専門家を知らず全部自分で暇を見つけて調査するくらいしか手がありません。先日、地元の弁護士に法...
相続の対象には借金も含まれるのは知っていますが、借金に時効はあるのでしょうか?10年ほど前に(亡くなった旦那に)20万円を貸したから返して欲しいと言われました。いつでもいいからと言っていたみたいですが、亡くなった事を知って代わりに請求されていますが、書面...
まだ両親は健在ですが兄は他界しました。
その子どもがいるのですが生死不明です。
公正証書にて遺言を作成していますが
姪には相続させないつもりで書いています。
これでも遺産分割手続きは可能ですか?
父が死去。相続人は母、長男、長女。
平成17年に自身で遺産分割協議書を作成し、不動産全部を長男が相続。
令和1年に家族不仲になり、令和2年に母と長女が結託して分割協議の無効を主張。
名義は変えたが本質的には変えたつもりがない仮装登記である、という主...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分減殺請求訴訟の管轄に要注意|調停と訴訟では裁判所が違う!
遺留分減殺請求をする場合、調停と訴訟とで裁判所の管轄が異なるとされています。管轄は、簡単に言えば「どの裁判所がその事件を担当するか」を決めたものになりますが、これを守らなければ手続きを受け付けてもらえないので注意しましょう。続きを読む
遺留分減殺請求を行政書士に頼む際の注意点と行政書士の業務範囲まとめ
遺留分減殺請求を専門家に依頼する際に、多くの方が検討するのが「弁護士」「司法書士」「行政書士」といった法律の専門家かと思います。このうち最も費用面で安価といえるのが行政書士ですが、他の士業と比べて業務の範囲が限られていることから、依頼...続きを読む
代襲相続人の範囲はどこまで?代襲相続対象者の範囲と相続割合とは
代襲相続とは、相続放棄以外の理由によって、被相続人の死亡前に被相続人の子または兄弟姉妹が相続権を失っている場合に、これら相続権を失った人の子がその相続権を承継する制度をいい、代襲相続される人を被代襲者、代襲相続する人を代襲者または代襲相続人と呼びます。続きを読む
相続放棄と代襲相続の関係|放棄した相続権は子供へ移動するのか?
被相続人が死亡したときに、すでに本来の相続人が亡くなっているか、相続人としてふさわしくないなんらかの理由があると、本来の相続人の子どもが代わりに相続人となります。これを代襲相続といいます。例えば被相続人が亡くなったとき、すでに被相続人...続きを読む
相続が始まってまず頭に浮かぶのが遺産分割ですが、相続人間で遺産分割協議を行った後には遺産分割協議書を作成するのが一般的な流れになります。遺産分割協議書は決まった書式はなく、比較的自由に作成することができる書類になりますが、作成の際に必...続きを読む
家族信託が普及するなかで、信託契約書を始めとする書類を公正証書にして残しておくことをおすすめとなります。必ずしなければならない、というわけではありませんがしておきたい理由はあります。ここでは家族信託で公正証書を利用しておきたい理由について、ご紹介します。続きを読む