婚姻費用調停の権利者の収入と義務者の収入について
婚姻費用分担調停中です。現在育給中で育休手当てを受け取っていますがそれをそのまま基礎収入として当てはめて計算していいのでしょうか?
審判に移行した場合いつの収入で決まりますか?
職場復帰後は時短勤務となりかなりの収入減となります。会社から見積もり年収も出してもらっています、私としては職場復帰後の収入で決めてほしいのですがそれを主張することは可能ですか?
一般的にはどう判断されますか?
①昨年の収入
②現在受け取っている育休手当て
③復帰後の収入(1年ほど先になりますが)
わかる範囲でいいので回答いただきたくよろしくお願いいたします。
また夫の年収はコロナの影響で昨年だけ減っていますがそれは一過性のことであると思うのですがやはり直近の年収で決められてしまうのでしょうか?合わせて教えていただきましたらありがたいです。
相談者(ID:19809)さん
弁護士の回答一覧
一般的には育休手当の方が、復職後に比べやすくなってしまうのではないかと思いますが、復職すること...
ただ婚姻費用分担請求は一般的には離婚協議中の期間の生活費の負担を決めるだけで、何年にもわたって長期化することを想定して決まるわけではありません。
その意味では職場復帰が約1年後なのであれば、とりあえずは現在の育休手当を受け取っている金額に基づいて婚姻費用が決められることも考えられます。
ご主人の年収については、昨年だけ減っただけで、一過性のものであるということが確実なのであれば、昨年の年収とは関係なく、おととし以前の年収や、直近の月収を参考にして考えてもらえるのではないかと思います。
しかし業態によるとはいえ、勤務付きの会社の収益がコロナが収束しさえすれば、何事もなかったかのように回復するとは限らないと思います。つまり本当に一過性のものであると認めてもらうにはハードルが高いかもしれません。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
主人の不貞が発覚し、別居2ヶ月目です。
私としては、婚姻費用をもらいながら
このまま別居をするつもりでいますが
どうなるかはわかりません。
(主人は離婚をしたがっている)
婚姻費用調停も申出しました。
あとはなるようにしかならないですね。...
働かない旦那と離婚を考えてます。ヒモ状態なので、なかなか離婚届にサインしてもらえず困ってます。まずは、実家に戻り別居しようと思ってます。この場合は働かない旦那の生活費を私が払う義務はあるのでしょうか??
協議離婚は無理なので、調停離婚をする方向で質問します。
タイトルにも挙げましたが、請求する時に必要な書類を詳しく教えてください。
夫婦二人分が必要な書類には二人分等分かり易くお願いします。
会社経営者の収入の判断についてこちらで質問させてもらいました。
夫は有限会社の代表取締役です。
一人での経営です。
婚姻費用算定表は給与軸になるということでした。
所得証明書の額は実際の生活レベルから考えるとかなり低い額です。
同居中、意図的に...
婚姻費用「審判」の進め方について質問があります。
① 調停と審判の進め方の違いについて
調停と審判ですが、どういう点で違うのかがわかりません。
例えば、調停では算定表に基づいた金額に加え、追加条項を設け(例えば教育にかかる費用は折半とする、、等...
離婚に関する法律ガイドを見る
離婚届不受理申出で勝手な離婚を防ぐ|勝手に作成した場合問われる罪
離婚の話し合いがまとまっていない場合は、離婚届不受理の申し出を行うことをおすすめします。これにより、同意なしに離婚届を提出させるのを防ぐことが可能です。この記事では、不受理申出の方法、勝手に提出されてしまった場合の罰則や対処法を紹介します。続きを読む
熟年離婚を考えた場合は、離婚後も一定の生活を送れるように準備したり、本当に離婚しても平気なのか具体的な数字と比較して考える必要があります。この記事では主に、財産分与や慰謝料など後悔しない離婚準備について紹介します。続きを読む
弁護士会照会で得られる情報はどんなもの?手続きや注意点の手引き
弁護士会照会とは、「日本弁護士連合会」(以後、弁護士会)という法人が弁護士法23条の2に基づいて、役所や企業などに、必要な情報の照会や調査をする制度です。弁護士が案件を受けた際、事実の証明に情報が必要だと判断した場合、弁護士会へ申請を...続きを読む
性格の不一致(せいかくのふいっち)とは、言葉のとおり、夫婦で性格が合わないために婚姻関係が破綻している状態のことを言います。なんと、離婚原因として一番多いとされているのが、この性格の不一致なのです。また、裁判での立証が難しいとされてい...続きを読む
【体験談あり】離婚(協議離婚・離婚調停・離婚裁判)にかかる弁護士費用の相場とは?
協議離婚であれば弁護士費用は5~30万円程度で解決できるケースもありますが、調停や裁判に発展すれば100万円を超える可能性もあります。この記事では、弁護士費用の相場や実際にどのくらい支払ったかについて聞いたアンケート結果を紹介します。続きを読む
離婚届の書き方解説|書く前の注意点と相手がサインしない場合の対処法
離婚届を書こうと思った場合、入手方法や細かい書き方は分からないと思います。離婚届をしっかり書くために、間違いやすいポイントや少し難しいと思うところをピックアップして解説します。また、各前の注意点や、離婚届に相手がサインをしてくれない場合の対処法を紹介します。続きを読む