交通物損事故での過失割合について
昨年11月上旬の午後6時30分頃、私が高速道路から出口の三差路交差点を、青信号で右折し、国道を約40m進行した所の三差路交差点を通過中、右手の市道(一旦停止標識あり)から、突然普通乗用車が右折して、私の車(普通乗用車)の右後部に衝突 (右後部の車輪付近に相手の左前照灯付近が衝突) してきました。
(角度は少しあるものの、ほぼ私と並進に近い角度で衝突。)
当時は、夜間で双方ライトを点灯していました。私が走行していた国道は、最高速度50㎞/h、優先道路の標識なく、片側一車線で事故交差点前から市道方向への右折レーンが設けられています。また市道側は中央線はありませんが、交差点付近で幅員が国道と同じ位に広くなっています。私は右折直後でしたので、国道を時速約40Km/hで直進中でした。私の進行方向からはライトを付けた対向車が来ていましたし、私が出て来た高速出口の交差点には、事故交差点方向に赤信号で停車している車が数台ありました。
相手の運転手は「(私の)車に気付かなかった。衝突して初めて車が来ていたことが分かった。国道の右方向から車が来ていたので、その車が来る前に右折しようと思って交差点に入った。」ということを説明しました。
このような事故の場合、過失割合は私が15%:相手が85%であると相手の保険会社の方から説明を受けましたが、私としては、その過失割合に納得がいきません。
私も事故後に少し勉強をしまして、「修正要素で過失割合が変動する」ことも分かりました。
○私の右後部に、少し角度はありますが、ほぼ並進状態で衝突していること。(私も衝突されて初めて、反対車線から来た車が衝突したことが分かりました)
○(相手の)右手からライトを付けた車が来ているのを確認しながら、その車をやり過ごすことなく、その車が来る前に急いで右折発進していること。
○相手の方は交差点先の会社からの帰りで、付近の道路状況を熟知しており、左手の赤信号で停車している車が数台あるということは、高速出口からの右折車が来る可能性が高いと予見できるのに、左の安全確認を全くしないで急発進、右折して、私の右後部に衝突したこと。
○以上の状況下では、私に事故の「回避」措置ができるとは思えないこと。
○このような状況は、「修正要素」に該当しないのでしょうか?
○修正要素に該当しないということは、相手保険会社の代理店の方が申し立てていますが、代理店に過失割合の決定権があるのでしょうか?
すみませんが、ご教示願います。
相談者(ID:14533)さん
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