相続による更新時、建物賃貸契約 特約追加
この度、長年付合いのある仲介兼管理会社の業者にて11度目の「戸建賃貸契約」更新手続を(私の代理人:家族)が行いました。
更新日1ヶ月前に業者から貸主他界通知があり、捺印手続時には御子息の相続関係上、書類が2通となり捺印に数週間の日数を要すとのことで後日、更新日迄の期間が約70日間と更新日より2年間の2通の賃貸契約書が届きました。
相続により名義人が変更になっただけ、賃料は管理会社への振込で特に変更はありません。この様な場合、そのまま期間満了まで契約を持続するか「名義人変更通知書」を交わすケースが多いと聞き、更新日まで僅か70日での新契約書に違和感を持ちました。
念の為、以前の契約書と比較、特約に「退去後の明渡は、破損部分の修繕費及びクリーニング費用は借主負担とする」という文章が追加されており、驚きました。
個人的には“特約文章”でのクリーニング費用に関してはトラブル多しという印象が強く、木造の古く広い家なので費用も高額が予想されます。
更新手続時、私の代理人の手元に以前の契約書は無かったので、業者の説明がなければ特に追加事項には気付かないと思います。(手続とは更新料等支払と氏名欄への捺印作業のみ)
業者に問合わせた結果、説明不足の詫びと共に、貸主変更により念のため追加した文章とのことで、今回の賃貸契約書文中による「通常使用に伴う自然損耗部分を除き、原状回復と明渡義務の汚損、破損、喪失部分の修繕に該当する場合のみ、その範囲内でのクリーニング」という認識との回答。
私には、契約文中にあるものを敢えて言葉を変えて特約に入れる意味が解りません。
双方もう捺印済書類ですが、特約のこの箇所を削除可能か、或いは敢えて文中と同じ文章に訂正可能かご教示くださいます様、よろしくお願いいたします。
こちらも11度目の更新、名義人変更とは言え御子息への相続だからと特段、気に留めることもなく業者に任せ、従来どおりの手続を行ったことに反省しきりです。
相談者(ID:17614)さん
弁護士の回答一覧
>「通常使用に伴う自然損耗部分を除き、原状回復と明渡義務の汚損、破損、喪失部分の修繕に該当する...
されたとのことですから、後日、トラブルを招くことがないように、その趣旨を明記するよう求めることは当然だと思います。
「退去後の明渡は、破損部分の修繕費及びクリーニング費用は借主負担とする」という特約条項では、どう考えても管理会社の説明のような解釈はできません。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
現在私は家賃の受け取り拒否をされており滞納状態なのですが、滞納家賃の即時支払いおよび物件明け渡しおよび明け渡しまでの家賃支払いの請求訴訟(以下、明渡訴訟)を起こされました。
しかも、なぜか訴状には私が家賃の支払いを拒否したかのように書かれています。
...
会社退職に伴い、2月まで法人契約で住んでいた住居を、3月1日から個人契約に変更の契約をしました。
しかし他県で次の職場が決まったので、3月中旬で退去することとなりました。
その為、2月下旬に退去の旨を連絡しました。
契約時に「退去の1箇月前までに連...
去年やく6月~8月まで友達の家に居候させて貰ってました。 LINEでは家賃半分 光熱費半分入れると言いましたが 光熱費数回しか払えませんでした。 光熱費に関しては請求書いくらと本人に聞いたりしてましたが明日みる あとで見ると言いながらみせなく 最終的に相...
家賃滞納の時効についてお伺いします。家賃を滞納して退去されてしまいました。名義人の行方がわからず、名義人の元妻(当該物件に一緒に住んでいた。連帯保証人ではない)と交渉し、滞納家賃の半分を支払うということで毎月分割で支払ってもらっています。最近、名義人の居...
わたしの名義で借りていて、支払いは主人がしています。今別居していて、わたしはその賃貸に
住んでいません。主人が家賃支払えなくて
滞納していて、大家に4月30日に契約解除します
と言われました。
大家はわたしの勤務先に在籍確認し、保証人な
勤務先...
以前、母が住んでいた家の中にある親族の私物を回収したいのですが、家賃が滞納されているため、玄関の入り口が鎖で施錠されていて中に入れません。
玄関に張り紙があり、大家から「1年分の家賃を支払うまで、家の中に入る事はさせない。」と記入がありました。
...
不動産トラブルに関する法律ガイドを見る
日照権の侵害で損害賠償ができるケースと高額請求できる条件とは
我慢の限界を表す受忍限度を超えて日照権が侵害された場合、損害賠償の請求や建物の撤去はできるのでしょうか。損害賠償請求できる条件と高額になるケースを紹介します。また、新居を契約した後に日照権が損害された場合の事例と、そうならないための予防法をまとめました。続きを読む
賃貸借契約では、敷金返還や原状回復費用、入居者同士での騒音問題などのトラブルが多々発生しますよね。トラブルによってあなたの日常生活に損害が出たという場合は、弁護士に相談をすることもひとつです。続きを読む
原状回復の特約と義務|修繕費の負担を軽くするための5つの知識
原状回復特約は、入居者に建物の通常使用・経年劣化による汚れや破損に対する修繕費用の一部を負担させるためのものです。しかし、軽度の汚れや破損は月々の家賃や敷金によって賄われているという考え方もあり、負担額によっては契約内容が違法・無効になることもあります。続きを読む
敷金を返金してもらえない、原状回復費用を追加で請求された場合、弁護士に相談することで損せずに対処することができます。この記事では、弁護士に相談すべきケースや、弁護士費用、相談できる窓口など、弁護士へ相談する際に知っておくべきことを紹介します。 続きを読む
【大家必見】住居人へ払う立ち退き料の相場|少しでも安くするには?
住居人に支払う立ち退き料は法律で定められておりません。そのため、相場を確認し、住居人と交渉の上で決める必要があります。ですが、少しでも安くしたいですよね。この記事では、大家が知っておくべき立ち退き料の相場や交渉について解説します。続きを読む
マンションの騒音トラブル攻略法|うるさい騒音の解決方法と防音対策
マンションなどの集合住宅では、隣近所との距離が近いぶん、他人の生活音が聞こえてくるものです。他人の生活音は、関係のない人によっては「騒音」と感じてしまうものですよね。隣近所からの騒音に対して「うるさい!」と怒鳴りこんでしまうとトラブル...続きを読む