交通事故で損害保険会社から領収書を・・・
こんにちは。家族の者が自転車で車道を横断中、軽自動車に激突されました。相手損保会社が壊れた物について申告して欲しいというので、入院中の家族の者が、自転車を弁償してもらえないか、と伝えたそうですが、自転車を買った時の領収書が無いと支払いには応じられないと相手損保会社に言われたそうです。最近パンクを修理したという話もしたら、その時の領収書も必要だとの事。
領収書が無いと弁償してもらえないというのは、ヘンだと思います。なぜなら領収書が手元にない場合は通常想定されると思いますし、相手損保会社が相場を調査し時価査定すればいいのではないでしょうか。
本当に領収書が無いと弁償してもらえないのでしょうか?
良きアドバイスをよろしくお願いします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
お問い合わせありがとうございます。 伊倉総合法律事務所の弁護士の伊倉でございます。 事...
伊倉総合法律事務所の弁護士の伊倉でございます。
事故により自転車が破損した場合,
とても修理できないような破損状態の場合,
また,修理価格が時価額を上回る場合は,
全損扱いとして,その時価額を相手方(保険会社)に請求することができます。
その際,購入した際の領収書等は本来必要ではありません。
実際に,同じ型,同じ使用期間等の中古品を基準に時価額を算定して,その金額を請求することになります。
一つの方法としては,インターネット上の中古情報等を資料として提出して,
その金額を請求することがあります。
したがって,問題となるのはその自転車を買ったときの金額ではなく,
事故時の当該自転車の時価額ですので,
当該自転車を買ったときの領収書の提出は本来必要ではないということになります。
以上,宜しくご確認ください。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
半年前に9歳の子供が路側帯に穴が開いていて自転車で転落しました。前歯をおり顔面にも酷い傷をおいました。まだ治療中です。
市への損害賠償を請求出来るのでしょうか?行政相手に何も出来ないのでしょうか?
平成28年10月28日に母が車の運転中に、交差点での車同士による衝突事故で死亡しました。
相手方が自賠責のみの加入だったため、10月30日に弁護士に相談し、そのまま事故後の問題を依頼して着手金10万円を支払いました。しかし、平成29年2月25日現在、弁...
会社の車で2名で走行中、センターラインオバーした車に正面衝突され、その勢いで横に駐車していた車に衝突しました。車は廃車、相手の車はそのまま放置され、運転手は走って現場を逃げました。
こちらは一人が一週間の入院で、内臓損傷、もう一人は打撲程度でした。...
交通事故の被害者です。駐車場を歩行中に車の影から現れた別の車と接触しそうになり、転倒しました。身体的な怪我は比較的軽傷で済んだため、通院期間も1ヶ月ほどで済んだのですが、ドライバーに謝罪をする意思を感じられないため、慰謝料を請求したいと考えています。
...
妻が自転車で買い物中に事故に遭いました。
全治3週間で過失割合は【妻】1:9【相手】です。
妻がケガをしているので、家事・育児のほとんどは私がやっています。
また、妻は週3回スーパーでパートタイムの仕事をしています。
主婦としての、またパートタイ...
交通事故に関する法律ガイドを見る
人身事故の示談における示談金の内訳と計算と弁護士に頼むメリット
示談金の決まり方をしっかりと認識していれば、請求された示談金が妥当なものか不当なものかしっかりと確認することができます。そこで今回は示談金の決まり方について紹介します。続きを読む
サンキュー事故の過失割合|自動車同士とバイク事故の事例まとめ
好意で道を譲ってもらい急いで車両を発進したら横からきた他車両と激突…、なんとも不幸な事故ですが、当事者には当然責任が問われます。この記事ではそのような状況の事故(サンキュー事故)の過失割合や対処法についてご紹介します。続きを読む
交通事故の示談金を増額させる方法|弁護士に依頼するメリットも解説
交通事故の示談金が増やせることをご存知ですか? この記事では、交通事故の示談金を増額させられる方法について紹介します。同じ交通事故でも、交渉次第で受けとれる示談金の金額が大幅に異なってくるので、ぜひとも知っておいてください。続きを読む
交通事故によるむち打ち慰謝料の相場と適正な後遺障害認定を受けるコツ
むち打ちは交通事故の代表的な負傷の1つですが、他者から見て症状が分かりにくい負傷のため慰謝料請求の際にトラブルが生じやすいと言われています。そこで、この記事では慰謝料請求の成功率を高めるためにむち打ちの後遺障害に関する基礎知識をご紹介します。続きを読む
むちうちの慰謝料請求|弁護士依頼で倍以上に増額する可能性あり
人身事故によりむちうち症を負ったのなら弁護士に依頼すれば手間が省けて請求できる慰謝料額も増加する可能性があります。この記事では弁護士基準で慰謝料を請求する利点についてご紹介しますので、弁護士への依頼を検討されている場合はぜひ参考にしてみて下さい。続きを読む
後遺障害等級第12級の症状と認定基準|第12級の慰謝料相場まとめ
後遺障害第12級は全14段階ある後遺障害等級の中では軽い症状だとされています。交通事故によって起こるむち打ち症など身近なケガが多いため、後遺障害等級認定の総合件数に対する後遺障害第12級の割合は全体の2番目になります。平成26年度の損...続きを読む