地代を叔父に請求された
40年前父が遊び人でかってに土地を売ってしまうので叔父の名義にした、そしてそのまま今に至る。30年前父は既に他界。会社運営してた当時150万叔父に借り入れもあったらしい、正式な借用書もない、40年前のこと。家は私名義、土地の固定資産税は私が叔父に払っている。今になって地代36000円毎月払ってくれと叔父に言われた。今後土地を母に返してもらうには、買うしかないのか、地代を毎月36000円も払わなければならないのでしょうか?土地を戻すにはどうしたらいいのですか?
相談者(ID:20597)さん
弁護士の回答一覧
1 叔父の要求どおりに地代を支払わなければならないか,という点については,支払う必要はありませ...
地代を支払うということは,前提として,叔父との間に賃貸借契約があることになりますが,そのような契約が存しない(と思われる)からです。今まで無償で使用していたという実態からすれば,土地の使用については,賃貸借ではなく,「使用貸借」でしょう。
2 叔父に土地の名義を戻してもらうには,叔父の協力が必要だと思います。
お父様から叔父への所有権移転登記の原因が「売買」なのか「贈与」なのかそれ以外のものか不明ですが,あなたの側でその登記原因が「なかった」または「無効」という主張・立証をすることはなかなか難しいのではないかと思うからです。
そうだとすると,叔父に協力してもらって,登記原因が錯誤で無効だったとして,その旨の登記をするのが適当ではないかと思いました。もっとも,叔父は,そのような協力はしてくれなさそうなので,いくらかの協力金を支払って,協力してもらう,というのが現実的な解決方法かなと思いました。
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