婚約破棄の慰謝料請求
当方、30代半ばの女性です。交際していた30代前半の男性からプロポーズを受け結婚準備を進めていましたが、入籍予定二日前に婚約破棄されました。婚約状況は以下の通りです。
・互いの両親への挨拶済み
・結婚指輪購入済み
・相手の転職先(飛行機の距離)についていく為、退職済み
・一人暮らしのアパートを解約し、二人の新居に荷物発送済み
・結婚することを友人、親戚に報告し、お祝いをいただいていた
・新婚旅行を申し込んでいた
・結納は不要と相手両親に伝えていた
ところが、入籍予定数日前になり、相手両親から以下の要望がありました。
・本籍地を相手実家にすること
・いずれは相手実家のある県に住むこと
・相手家に入る考えを持つこと
・私実家より相手実家を優先すること
二人の間では本籍地は二人の新住所にし、お互い実家の戸籍を抜けて別家庭を作る考えを共有しており、相手両親にもこのことを理解してもらったと相手から聞いていました。
ですが突然相手両親にこのように言われ、結果、「婚姻届」の証人欄に記入していただくことができず、入籍延期となりました。
相手には私が既に退職していることを何度も伝えましたが、両親の理解なしに入籍はできないとのことでした。
その後、相手までも実家と同じ考えになってしまい、また、考え方の違いはこれからも出てくるし、そのことで私との関係が上手くいかなくなることに自分は耐えられないということを理由に、入籍二日前になって私とは結婚できない旨を相手から伝えられました…。
私としては、本籍地に元々こだわりはなく(相手両親にこれからも従う懸念はあったものの)、結婚をやめてまでこだわることではなかった為、本籍地や結婚観について相手側に歩み寄る姿勢を見せましたが、相手の考えは固く、私とは結婚できないとのことでした。
相手曰く、自分の両親が言ったことは考え方の違いであって両親が悪いわけじゃない。私さんが悪いわけでもない。自分の統率力不足。今になってこのような決断になって申し訳ない。退職したことや結婚準備金についてはケアする必要があるが、自分でよく考えて決めたことなので一方的な話ではない。とのことでした。
しかし、無料弁護士相談では、こちらには全く非がないので、結婚準備資金や退職前の給料に加え、慰謝料請求できるケースとのことでした。
相手側を恨む気持ちはありませんが、相手の気持ちが固いため、慰謝料で決着をつけるしかない状況だと思っています。
その場合、一方的に婚約破棄することの重大性を分かってもらう為にも妥当な額の慰謝料請求を望みます。
結婚にかけたお金(結婚指輪、新居往復、引っ越し等で60万)、退職前の給料(月20万)、精神的苦痛を加味したら、いくらの慰謝料請求が妥当でしょうか。相手が減額してくることを考えると+αで伝えた方がよいのでしょうか。
今の年齢で再度正社員の職に就くことも難しいと思っています。今は実家にいますが、結婚のためにアパートも解約してしまいました。
相手側は全く支払う意志がないわけではなく、まだ直接の話し合いもできる状況ですが、事の重大性を理解した上で慰謝料を支払っていただく為にも、行政書士の方に慰謝料請求通知の作成を依頼し、上手に書いていただくのがいいのかと思っています。ただ、ネットで探してもみつかりません。
精神的に辛いことや、相手が減額を要望してくることになると、弁護士への依頼も考えています。
解決に向けてのアドバイスをお願いいたします。
相談者(ID:8080)さん
弁護士の回答一覧
ひどいお話です。さぞかしショックをお受けになられたことと思います。 でも、今時、ご両親の古臭...
でも、今時、ご両親の古臭い考え方に反発する気概も持てない男などと無理して結婚しても、幸せにはなれなかったでしょうから、むしろ良かったのかもしれません。
ですが、今軽々に、慰謝料がいくら請求できるのかとか、他に損害賠償できる項目はないのか等、具体的な数字を挙げることは差し控えたいと思います。
恐らくここに書かれている以外の様々な事情、経緯もあるはずだからです。
いずれにせよ内容証明郵便などを出しさえすれば解決するという問題でもありませんから、最初から弁護士にご相談、ご依頼をするべきだと思います。弁護士回答の続きを読む
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