囲繞地通行権の権利主張に基づく売却交渉について

不動産トラブル
その他

回答ありがとうございます。続きの質問になります。
接道義務に必要な一部土地の相続人との売却交渉を不動産会社に依頼しています。不動産会社によると相続人がA土地全体(213㎡)の売却ならOKで、接道義務に必要な一部土地(30㎡)の売却には難色をしていると報告がありました。なにか良い解決策はないでしょうか?

相談者(ID:18092)さん

2020年06月13日

弁護士の回答一覧

依田 敏泰
弁護士(池袋中央法律事務所)

もともとA土地の所有者も近親者であるはずです。 全くの他人であるならばどうしようもありません...

もともとA土地の所有者も近親者であるはずです。
全くの他人であるならばどうしようもありませんが、もともとはA土地、B土地、C土地は一つの土地であり、同一人が所有していたところ、その子供達の間で相続するときにそれぞれ分筆した経緯があるとのことでした。
だとすれば、A土地を相続した者が、B土地、C土地を建物を建築することができない土地、いわば死に地にさせることまでは考えていなかったはずです。つまり明確に約束したことはなかったかも知れませんが、当然に、建築基準法の接道義務を満たすような通路部分の通行権は認めていたと考えられます。
そのことを踏まえ、まだ第三者に対して売却される前に、粘り強く協議するのがよろしいかと思います。
更に具体的なことについては法律事務所にてご相談した方が良いと思いますし、対応をご依頼した方がよろしいかと思います。
弁護士回答の続きを読む
役に立った
0
回答した弁護士のご紹介
依田 敏泰
弁護士(池袋中央法律事務所)
住所東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室
対応地域茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県

【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します

注力分野
Icon rikon離婚
Icon souzoku相続
Icon fudousan不動産トラブル
Icon shohisha消費者被害
Icon saiken債権回収
この弁護士の詳細を見る

この質問に関連する法律相談

家屋を解体したら、隣の境界線を侵入していた

引越しに当たり、約築70年の家屋を解体して地主に返そうとした所、隣の境界線を侵入していた事が発覚。
約50年前に増築した際に生じたものと思われる。
当時の施主は祖父であるが他界。また継いだ父も亡くなっている。
また隣のご主人も亡くなっており、その当...

1
0
相談日:2021年04月21日
地代の請求は何処に?

土地を貸している者です。
貸してる土地に工場が建っていて、その所有者が昨年亡くなり廃業、一家は相続放棄して、現在使われておらず、地代も払えないとの事、この建物は銀行の担保になっているから壊すことも出来ないと言う事
地代を何処に請求して、今後この建物は...

2
1
相談日:2019年10月20日
住宅ローン

家を建設中です。
住宅ローンを保証料前払いで金利が0.725、35年の会社で検討をし、仮審査を通していました。
しかし、FPさんとの相談で年齢的にも40年を選択したほうがいいのではと言われ、色々探した所、保証料上乗せ、金利が0.925で40年の銀行を...

1
0
相談日:2019年04月02日
マンション建築反対について

相談が初めてなので失礼があったらすみません。

千葉県にある木造一戸建て自宅隣に13階建てのマンション建築計画(2019年10月~2021年3月工期)のお知らせの看板が立ちました。建築計画について自宅にて訪問を受け説明を受けましたが冬至の時期は一秒も...

1
1
相談日:2019年06月03日
営業権について

パチンコ屋の駐車場で、お店を借りています。
近くにパチンコ屋が何軒かあるため、お店が普通に繁栄してました。
ところが、借りていた、パチンコ屋の会社が倒産したため、
お店が、開けてられなくなりました。
しばらく、閉めて、おきたいのですが、
管財人...

1
0
相談日:2019年03月26日
ローン契約にともなう転居前の住所変更について

現在新築建設中で、近々ローンの金消契約を結びます。
それにともないハウスメーカーと銀行から抵当権設定のために転居前の住所変更を求められました。
ただ、本来は引っ越す前の住民票の移転はできないのが法律じょうの原則かと思うのですが、手続きの都合暗黙の了解...

1
0
相談日:2019年09月01日
フリーワード検索で法律相談を見つける

不動産トラブルに関する法律ガイドを見る