交通事故被害、損害賠償請求の時効はいつまで?
平成22年2月に事故にあい、2012年10月16日病状固定で後遺診断書を病院にもらい、先日相手方保険会社より認定結果がきました。
今での入院費、休業補償などまだ何も提出してません。時効もきになり、弁護士さんにお願いしようか迷っています。
時効は大丈夫でしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
交通事故に関する損害賠償請求権については、民法上、交通事故日から3年間行使しないときは、時効に...
このため、ご相談者様の場合、症状固定日である2012年10月16日から3年間、消滅時効は成立しませんので、現時点で何ら問題ありません。
また、相手方が、自ら債務を負っていることを「承認」した場合、時効は中断し、その「承認」から3年間、消滅時効は成立しません。「承認」とは、相手方が債務の存在を知っていることを表示する行為のことをいい、典型的には相手方が損害賠償金の一部を支払うことですが、それ以外にも、相手方が賠償金額案を提示する行為も「承認」に該当する可能性があります。
ご相談者様の場合、「先日相手方保険会社より認定結果がきました」とのことですので、相手方保険会社は損害賠償金を支払うことを前提として後遺障害認定結果を通知したと考えられることから、「債務の存在を知っていることを表示」したものとして、その行為からさらに3年間、消滅時効が成立しない可能性があります。
休業損害や、入院雑費(入院日数×1500円)についても、今後、逸失利益や慰謝料等と併せて、相手方保険会社へ請求することができます。
弁護士回答の続きを読む
メロンさん こんにちは。症状が固定した時期に損害が確定したこととなりますので、2012年10...
こんにちは。症状が固定した時期に損害が確定したこととなりますので、2012年10月16日が時効の起算点となります。したがって、時効が成立するまで約1年あることとなりますが、お早めに請求したほうがよいと思います。まずはご自身で保険会社に請求し、相手方保険会社が提示した金額が適正か否か弁護士に相談して下さい(無料で相談できる弁護士も多いので探してみてください)。保険会社が提示する金額は、弁護士を通じて請求するよりも低額な場合がほとんどであるため、その時点で弁護士に支払う費用や増額できる見込み金額を聞いて、メロンさんがご判断されるのがベストな方法だと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都中央区銀座6-2-1Daiwa銀座ビル3階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
【中国語対応スタッフ所属】【銀座駅徒歩3分】法律に関するお悩み、お話下さい。依頼者様の精神的負担を軽減し、納得のいく解決を目指すため、粘り強い交渉を心がけています。
この質問に関連する法律相談
高齢の母が自転車と接触し足の指を骨折してしまいました。加害者が保険に入っていないようなのですが、治療費などは加害者本人に請求するほかないでしょうか。
去年の11月20日に裏から追突され0、10の事故を起こしました。現在も通院中なんですが3週間前に保険屋さんに今月で症状固定でと言われました。病院には5ヶ月10日で80日くらい通ってます。
後遺症障害が認められないとして、通院だけだと、何ヶ月くらいから弁...
義母が道路を横断しようとして、原付きバイクとぶつかり遷延性意識障害になって2年が経ちます。入院費用は1度こちらが支払い、後日相手の保険から振り込まれるような感じです。旦那の車の保険の人身傷害特約もあり、弁護士特約も入ってます。弁護士さんにはいつ頃お願いし...
交通事故に関する法律ガイドを見る
交通事故を弁護士に相談する際の選び方|ポイントや選択方法を解説
2020.3.27交通事故に関する問題に対応する際は、弁護士のサポートを得ることでスムーズな問題解決が望めます。ただし、一口に弁護士といっても対応内容はさまざまで、依頼内容に合った弁護士を選ぶ必要があります。この記事では、交通事故を弁護士に相談する際の選び方を解説します。続きを読む
自転車事故の慰謝料|加害者・被害者双方からみた慰謝料の注意点
今回は、自転車事故の慰謝料の算定の方法と、増額する手順、また加害者になり高額な慰謝料の支払いを未然に防げるようにする方法について記載します。続きを読む
交通事故で被害者が死亡した場合に遺族が知っておくべき示談交渉の知識
被害者が亡くなった場合、加遺族が損害賠償請求を行います。損害賠償額は、一般的に示談交渉時に加害者の加入する保険会社と交渉することになりますが、不当に低い金額が提示される場合もあります。今回は、損害賠償額の算定方法と、示談交渉時の注意点について記載を行います。続きを読む
交通事故の治療費請求ガイド|健康保険の使い方や打ち切りへの対処法
2017.10.31交通事故の時にその後の治療費はどうすれば良いのか明確に把握している人は少ないのではないでしょうか。この記事では交通事故の治療費請求の基礎知識をお伝えしていきますので、事故被害の対処法を確認しておきたい場合はぜひ参考にしてみて下さい。続きを読む
交通事故で加害者と示談交渉をしていると、相手が突然、弁護士を立ててくるケースがあります。その場合「こちらとしても弁護士を立てた方が良いのか?」と心配になってしまうものです。この記事では、交通事故の示談交渉で相手の弁護士が出てきたときの対処方法を解説します。続きを読む
むちうちの慰謝料を計算する方法|後遺障害慰謝料を増額するコツについて
傷害事故でむちうちを負った被害者は加害者の保険会社(未加入の場合は本人)に後遺障害慰謝料を請求できる可能性があります。この記事ではむちうちの慰謝料の計算方法や少しでも高額に請求するコツをお伝えしていきますので、慰謝料請求を検討されている場合はぜひ参考にどうぞ。続きを読む