借地権に付いて、立退に付いて。
地代の支払いについて
先日、連絡も無しに契約解除の通知が来ました。
理由は、2年間滞納の為との事ですが
今迄請求書も督促状も送られて来た事も有りません。
当方としては、支払う意思があるが振り込み先が不明の為、今迄地主に対し請求書の発行を依頼してますが
依頼後も、請求書は来ていません。
契約解除通知書は、法的機関を通さず[弁護士も通ってません。]この通知書は法的に有効ですか?
この背景には、立ち退きを要求されてますが
先延ばししている為の脅しでしょうか
建物は自己所有です。
再三請求書の発行依頼をしましたが、今迄請求書を発行した事が無いので発行しない滞納分は直接持参しろとの回答です。
さらに契約解除するので、建物を壊し更地にして返せとの事です。この件は80歳過ぎの親の事件で、口頭で不動産会社から言われてもすぐ忘れるみたいでこの様な状態になってます。
相談者(ID:18368)さん
弁護士の回答一覧
模範的な対応は、地主が請求書も何も送ってこず地代を受け取る意思を示していなかったとしても、法務...
形式的には2年にわたって地代の支払がないとして契約解除の意思表示をすることは可能であるとはいえます。
正攻法では借地人を立ち退かすことは困難であるので、賃料を支払わずともよいかのように装って借地人を安心させ、後になってから賃料不払である等として契約を解除しようということは、しばしば悪徳不動産会社が講ずる策略なのです。
中にはそのような悪知恵を弁護士が指導する場合もあって、私も弁護士がそんな指導はしないだろうと思っていたところに、見事に裏切られて、大変、対処に苦労させられたこともあります。
いずれにせよ80代の高齢者を罠に嵌めて、ただで明け渡しをさせようとすることが認められるようなことがあってはならないと思います。
断固、戦うべきです。
また併せて親のために成年後見の申立をした方がよいのかも知れません。
判断能力や記憶力などが衰えているために、その隙を突かれたということもいえ、今後、他にもいろいろなトラブルに巻き込まれることがあるかも知れません。
最寄りの法律事務所にご相談に行かれることをお勧めします。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
相手方本人による通知自体は有効ではありますが、こちらが支払い意思を示しているのに直接の受け渡し...
請求書の催告や支払先を聞く連絡などの記録を残しておくこと、立ち退きにあくまで反対するなら、支払先を教えよと再度通知し、金銭を準備しておくことはひとまず行い、一度相手の通知をもって弁護士に相談されることも検討された方がいいでしょう。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
旧借地借家法?のもと契約更新を約60年続けてきた借地の契約更新を来年に控え、家(父親名義で不動産登記)を大型リフォームしようと地主に契約更新と大型リフォームの許可をもらおうとしたところ、契約更新しないで土地を返して欲しいと言われて困っています。
私は、...
現在、農業を営んでおります。この度、土地開発の為に現在存在するビニールハウスを新しい土地に新規建て直しで移転する内容で、契約書に印鑑を押しました。
しかし、今になり、先方から契約時と違う内容で移転するように言われて困っています。この契約は無効に出来るの...
購入したい中古物件が建ぺい率をオーバーしていて、違法建築だと分かりました。そして、建物の半分ぐらいは登記されているのですが、残り半分は未登記です。
この物件を購入する場合、ローンは通らないので、不動産屋さんとだけで契約を交わすだけでは、いろいろなことが...
土地の売買等について行政と仕事をしています。本案件は、30年以上前から続き
地権者代理家族が入ってから6年かかろうとしています。
内容は、長い経過のなか事業が4、5重なり測量をするたびまとまりません。役所から事前説明なしや違法に所有者の土地に入り...
私は知人に店を1年契約で貸して有るのですが最近、営業目的以外に使用しています。
契約上、違反行為です。
違反現場に乗り込み、本人に契約違反で有る事を伝え、2日後に鍵を変えて立ち入る事が出来ない様にしたいと思うのですがこれは法律的に問題が有り...
母が以前交際していた方に、自分の土地を貸して犬の飼育を許していました。犬の数は一時期30匹以上にも増え、テレビでも取り上げられました。その後、交際は破綻した後でも犬は移動してもらえず、そのままその方が亡くなりました。現在は数が減り5.6匹のようですが、交...
不動産トラブルに関する法律ガイドを見る
賃貸借契約では、契約時に家賃だけでなく敷金や礼金、前家賃など様々な費用がかかり、賃初期費用は家賃6ヶ月分以上と言われています。今回は、賃貸借契約の初期費用と安く抑えるためのコツをご紹介します。続きを読む
原状回復義務とは|オーナー負担と入居者負担の境界線やトラブル防止方法を解説!
原状回復義務とは、賃貸物件などから退去する際に、通常使用・経年劣化による汚れや破損を除いたものを修繕してオーナーに返却することです。賃貸物件の原状回復義務は、「元の状態に戻す」というイメージが強いため、解釈の違いからトラブルが起きやすい問題です。続きを読む
日照権は法律や条文で明記されていません。また、建設業者側は建築基準を守っている、また日影となる部分が他人の敷地内ということもあり、一目でわかるもではありません。なので、こちらから主張しなければ相手から補償されるという可能性は限りなく低...続きを読む
賃貸借契約では、敷金返還や原状回復費用、入居者同士での騒音問題などのトラブルが多々発生しますよね。トラブルによってあなたの日常生活に損害が出たという場合は、弁護士に相談をすることもひとつです。続きを読む
家賃滞納トラブルの対応マニュアル | 家賃トラブルの防止法から強制執行の方法まで一挙解説!
家賃滞納は不動産を抱えるオーナーにとって非常に悩ましいトラブルです。家賃滞納が続いてしまうと、家賃収入が減ってしまい死活問題となります。家賃滞納は未然に滞納を防ぐことが重要です。次に滞納が発生した場合、適切な手順に沿って家賃の回収を行いましょう。続きを読む
うわ汚っ!!清掃されていない賃貸の清掃費等を管理会社へ請求できますか?
賃貸物件では、前の入居者が退去したあとに清掃されますが、なかには清掃されないままになっているケースも。このような場合、管理会社へ清掃費用などを請求できるのでしょうか。弁護士が解説していきます。続きを読む