医療過誤
先日90歳で老人ホームで亡くなりました母の医療過誤について質問させて頂きます。2年前にホームに入所し、軽い物忘れや膝の痛みなどはありましたが、元気に暮らしておりました。ホームでは二週間に一回ドクターの往診があり、健康チェックの面からも優良な環境にあったと思います。昨年秋頃咳が出るようになり、最初は風邪?から咳が止まらないので喘息という診断でした。今まで風邪も引いたことが無いような母でしたし、喘息という言葉は初めて聞きました。咳止めやら痰を切る薬などが処方されたのですが、一向に改善されず、どんどん咳が奥の方からのものになり、本当に喘息なんだろうか…と思っていた矢先、ホーム常勤の看護師の勧めでCTの検査をして初めて肺炎だったことが判明し、抗生物質などの投与を受け症状は改善されましたが、治療対応の遅れから全身状態が悪くなり、食べることが好きで何でも食べていた母が食べられなくなり、後は坂道を転げるように衰弱して亡くなりました。老人の場合ほんのちょっとのことでも死に繋がるので、尚更担当医の診断ミスが悔やまれて仕方ありません。母の残された日々を幸せに…と思い、自宅近くの優良ホームを探し、高いお金を払って入所させ、地方の母の家を片付け売却を済ませた直後の突然の死で、これから相続税諸々…別れの寂しさを実感する時間もないまま現実的な事柄が押し寄せて来ております。担当医の横柄な診察は二回見ておりますが、老人相手の過信とおごりの診察によってもたらされた本人と家族の無念さを何とかはらしたいと思っております。求めるのは担当医の謝罪と起こった事実の開示、そして人の命をお金に換えることは出来ませんが、母の死によって被ったものへの賠償金です。
現実は被害者にとって厳しいことは重々承知していますが、いい加減な医者によって、母の様に亡くなる必要がない人間が死ぬことのないように…闘いたいと思っております。宜しくお願い致します。
相談者(ID:4635)さん
弁護士の回答一覧
咳が長引いた場合で、発熱、呼吸音(聴診)血液検査の結果(CRPS、WBCが高い)、喀痰などの肺...
ですので、胸部CT検査を受けるまでの間、どの程度、肺炎を疑うべき症状があったかが、医師に過失があったかを判断するうえで重要です。
これは、老人ホームの入所記録、ホームと提携している医療機関の診療録の記載から判断されることになります。
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