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KL2020・OD・037
ネットワークビジネスに関しては賛否両論があります。参加している人は本気で成功できると思っている人も多いですが、参加していない人にとっては、怪しいイメージや稼げないだろうという意見もあります。
ただ、ネットワークビジネスの世界にも成功者がいることは事実です。今回は、ネットワークビジネスに勧誘された筆者が成功者と言われる人にあって気づいた成功者の特徴や、筆者がネットワークビジネスに参加しなかった理由などをできるだけニュートラルな立場からお伝えします。
筆者が会ったネットワークビジネス成功者の特徴は次の通りです。ちなみに勧誘された段階ではネットワークビジネスだと気づいていませんでした。
筆者がお会いした成功者の名前を仮にAさん(38歳・男性)としましょう。Aさんの家に行ってびっくりしたのがその家の広さです。「こんな高い土地に一軒家かよ!」と内心思いましたし、車庫には高そうなスポーツカーが。。。
ネットワークビジネスの世界にはお金持ちを演出する人も多くいますが、中には本当の金持ちもいるようです。
まず驚いたのが年齢通りに見えないということです。筆者が会った人は38歳だと言っていましが、控えめに見ても-5歳の見た目年齢だったように感じます。
ネットワークビジネスは化粧品や日用品を販売することが多いですから、不健康そうな人が販売員になったところで説得力を感じません。
しかし、美容に気を使っている人であればAさんのようなナイスミドルから商品を買ったり、メンバーに加入したりしたくなるのも納得です。
当時筆者はまだ若く、人生での悩みもいくつかありました。基本的に人に相談することはありませんが、Aさんは聞き上手で気づいたら自分の話をしてしまっていました。販売や営業が上手い人というのは、顧客のニーズを聞き出すのが上手いといいますが、まさに職人芸といっても過言ではないでしょう。
主観ではありますが、ネットワークビジネスに参加する人は現代の社会に生きづらさを感じている人も多いように思います。人生の路頭に迷っていればいるほど、誰よりも親身になってくれる人についていきたいと思うのは自然なことでしょう。
皆さんは人からのアドバイスを素直に受け取れますか?筆者は誰が言っているかによると考えます。「的外れなことを言っているな」と感じる人もいれば、目から鱗(うろこ)が落ちることもあるでしょう。
Aさんは後者だったように思います。携わっているビジネスの種類に関わらず、苦労や努力をして結果を出した人間というのは、多かれ少なかれ特有の迫力を持っているように思いました。
ただ、Aさんは老舗企業の3代目でした。ネットワークビジネスは確かに誰でも始められますが、誰もが成功できるわけでもありません。他にも、元々人脈を持っていたり、人と仲良くなるのがうまかったりする人なども有利でしょう。
もちろん中には0からスタートしたという人もいるかとは思います。
フェイスブックには友達が100人以上いましたし、色んな人と頻繁にあっている様子でした。人に好かれるから成功したのか、成功したから人に好かれたのかはわかりませんが、人望がある様子が伺えました。
これだけすごい人であればネットワークビジネス以外でも稼いでいるだろうと思い聞いてみたら、案の定他のビジネスでも稼いできた様子でした。
甘い勧誘に釣られて、ネットワークビジネスに参加しさえすれば稼げると思っている人もいますが、やるべきことをやらなければビジネスの種類に関係なく稼げはしないでしょう。
Aさんに関しては以上です。ここでは、Aさんの下についている勧誘員に伝えられた内容を元に、ネットワークビジネスのメリットをまとめていきます。
労働することによって得られる収入を労働収入といい、労働に依存しないで発生する収入を権利収入と言います。ネットワークビジネスの場合は、人をたくさん勧誘して自分の下につけるほど流通が発生し、グループの売上などに応じて権利収入が発生します。
労働時間に関係なく収入が発生するので、トッププレイヤーになれればまさに働かないでも収入が発生する、という状態を作れるのだそうです。
資格や学歴がなくても大丈夫で、誰でも始められます。お金持ちになるためには資格や学歴が必要と思っている人も多いので、「誰でも始められる」と言われるとチャンスがやってきたように感じる人もいるのかもしれません。
ネットワークビジネスの販売員は個人事業主ですから、組織に属するのが苦手な人は、嫌々会社に行かないで済みます。
ネットワークビジネスの販売員はよく飲み会やパーティーをやっています。似たような考えや目標を持つ人達と酒を飲み、楽しい時間を過ごせるかもしれません。
ここまでは勧誘する側に寄った情報をお伝えしてきましたが、日本ではネットワークビジネスのイメージが良くありません。また、あたかも簡単に成功できるかのようなイメージを抱いて参加したものの、全然稼げないという人もいます。
ここでは、ネットワークビジネスが簡単だと誤解される理由をいくつかご紹介します。もちろん、全ての勧誘員が次のような勧誘をしているわけではありません。
確かに、誰でも始められますが誰でも稼げるわけではありません。成功者がいるのも事実ですが、“成功したい人”の方が多いのもまた事実です。「誰でも始められる」というのと「誰でも稼げる」というのを混同するような勧誘をする人がいます。
ただ、勧誘員本人が本気で稼げると信じている場合は、きっと嘘をつくつもりはないのであろうと推測することもできます。
また、誰でも始められるためモラルがない人でも勧誘員になれます。当然勧誘員になっただけでは稼げませんし、セミナーや飲み会、商品購入で出費がかさみます。
収入を得ようと焦って強引に勧誘をする人と、Aさんみたいな人を比較するとその説得力や販売力の差は天と地です。
ネットワークビジネス自体に問題があるというよりは、このような強引な勧誘をする人に問題があるのではないかと考えます。
といった勧誘側にとって不利な情報はあまり伝えられません。勧誘をしたいわけですから、不都合なことを言わないのは自然ではありますが、自分で情報収集できない人や、何でもかんでも素直に信じる人は入るまで上記のような点に気づけません。
確かに成功者はいましたし、ためになる話も聞けました。その上で筆者はネットワークビジネスに参加しようとは思わなかったわけですが、以下ではその理由をお伝えします。
参加しなかった理由は、単純に稼げる確率が低いと判断したからです。たとえば、Amwayで年収800万円~1200万円のエメラルドDDになれている人の割合は次の通りです。
マルチ商法で稼ぐのは簡単ではありません。例えば、アムウェイで年収800~1200万円を稼ぐエメラルドDDというランクの人は2015年会計年度で314組しかいません。会員数が70万人なので、権利収入で暮らしたければ、上位0,00044%に入らねばなりません。
引用元:マルチ商法の勧誘手口と年収1,000万円を達成できる確率
もちろん、会員70万人の中にはアクティブでない人もいるでしょうが、単純にお金を稼げる確度が高くないと判断しました。
ネットワークビジネスをネズミ講と混同している人もいますが、両者は別物です。
ネットワークビジネスは、特定商取引法33条で連鎖販売取引と定義されており、日本においては一応合法です。ただ、過去にマルチ商法関係の企業が社会問題となった背景などもあり、とにかく日本においては印象がよくありません。
信用を得られないというのはビジネスにおいて致命的です。Aさんのように信用を得られるバックグラウンドを持っていなかったため、単純に不利だと判断しました。
ちなみに、ネットワークビジネスはアメリカなどでは日本よりは受け入れられているようです。
ネットワークビジネスは人を勧誘しないと成立しない仕事ですが、筆者は自分から人に話しかけられません。したがって、ネットワークビジネスは向いていないと判断しました。
日用品や化粧品に対して興味がありませんし、筆者の辞書に美容の文字はありません。よって、商品を販売するには不向きだと判断しました。
ネットワークビジネスが合法ということはお伝えしましたが、勧誘方法に関して厳しい法規制がされています。これを知った時、「法律を守りながら勧誘するのは無理なのでは?」と思いました。
法に詳しくスキルフルな人ならできるのかもしれませんが、わざわざ規制されている方法で勧誘する理由はないので参加しませんでした。
ネットワークビジネスの成功者の特徴をメインに、ネットワークビジネスの概要をお伝えしてきました。
個人の体験を元に書いていますので、人やグループ、会社によって成功者や勧誘員の特徴や雰囲気は異なるとお考え下さい。
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KL2020・OD・037
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