離婚調停前に協議をすることは可能？&弁護士に手を引いてもらいたい

外国人夫が不貞して一方的に別居を開始、離婚したがっている、日本人妻は離婚したくない夫婦です。
結婚10年目、子供はいません。妻は経済的に自立していて、これまで夫を経済的にもサポートしてきました。

夫は不貞を自ら暴露し「不貞相手と一緒になる」と勝手に出て行きましたが、不貞相手(外国人)には家庭があり旦那様は日本人、子供もいます。女は子供を置いては離婚する気はないそうなので、子供嫌いの夫と一緒になることはますますあり得ない、と妻は夫の話を本気にしていません。
事実、8ヶ月経ちますが不貞相手は夫のアパートに引っ越してきていません。

夫の年齢的にも、一連の行動も「ミッドライフ・クライシス」の症状にぴったり合致するため、妻は一時的な衝動的行動だったと考えていて、夫のしたことをすべて許し復縁を望んでいます。

不貞発覚後、夫と妻は一度もまともに話ができておらず、妻は夫の不貞以外の離婚理由を理解していない状態です。妻にとっては、普通に夫婦仲良く暮らしていると思っていたある日、あまりにも突然の出来事で、わけがわからない状態、夫がクライシスを抜ければ関係修復は可能だと確信しています。

妻から夫に「話し合いたい」とのメールを何度かしたところ、夫は離婚の意志は固いことを示したいらしく、弁護士を立ててきました。裁判所から離婚調停の呼び出し状も届きました。
弁護士からは、「協議は離婚の条件に関することのみを想定しています」との手紙をもらっています。

離婚調停前に、その「離婚の条件」とやらを聞いてみたいと思うのですが、可能でしょうか。

それから、協議の際に夫側の条件を聞いたあと、今後妻が離婚を考えるための妻側の条件として、「弁護士に手を引いてもらう」ということを提示したとすると、どうなるでしょうか。

こう思った理由は、調停申立書の「申し立ての実情」の記載内容が、弁護士と夫が意思疎通を図れていない(夫は日本語が不自由で、いくらか英語ができる弁護士を雇ったようではありますが)ことがはっきり分かる内容だったからです。記載内容に書かれてあることは、既に改善している問題と、別居直前に起こった小さな事件に関することのみでした。(日本語が不自由だったため誤解したことが別居を決断させたようです。)
夫が弁護士を雇ったのは、あまりにも日本語と日本の法律など何もかも知らなさすぎるため、専門家に助けを求めてみたのだと予想できます。

妻としては、痴話喧嘩レベルなのに、事情をよく知らない弁護士にかき回されて、間違った離婚に向けて話を勝手に進められると困る、と感じています。

このような特殊な状況で、回答しづらい質問だとは思いますが、思うところがある弁護士さんがいらっしゃいましたら、ご回答をお願いいたします。