アルコール入りチョコを食べて車に乗ったら飲酒運転になる!?

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弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
アルコール入りチョコを食べて車に乗ったら飲酒運転になる!?

アルコール入りのチョコってとてもおいしいですよね。筆者はウイスキーが入っているチョコレートが好きで、過去に一箱丸ごと食べたことがあります。

それだけ食べても別に酔っ払っている感じはしませんでしたが、アルコールの検査をしたらどうなるのでしょうか。

またアルコール入りのチョコを食べて運転をしたらどうなるのでしょうか。

この記事ではアルコール入りのチョコを食べてから車を運転したらどうなるかについて解明したいと思います。

まずは飲酒運転に関するルールを確認しよう

飲酒運転には『酒気帯び運転』と『酒酔い運転』の2種類があります。

 

条件

刑罰

酒気帯び運転

呼気から0.15mg以上のアルコールが検出された場合

3年以下の懲役または50万円以下の罰金

酒酔い運転

ふらふらしている、ろれつが回らないなど、目に見えて酔っている状態(呼気アルコール量は関係なし)

5年以下の懲役または100万円以下の罰金

また、呼気から検出されるアルコールの量に応じて『行政処分』がくだります。行政処分とは、例えば免許の違反点数加算や、免許停止など。刑事処分も含めて、軽いノリで飲酒運転をしたら大変なことになりますね。

呼気0.15mgを超えるアルコール量ってどのくらいなの?

酒気帯び運転にひっかかるアルコール量がどれくらいなのか、普通のお酒で考えてみます。

お酒の種類(度数)

ビール(5%)

中ジョッキ1杯くらい

日本酒(12%)

おちょこで4杯くらい

ウイスキー、ウォッカ、ラムなど(40%)

ショットグラス一杯くらい

多いような少ないような、なんともいえない量ですね。アルコールの分解能力には個人差があるので参考程度にしてください。

アルコール入りのチョコに含まれているアルコール量について

アルコール入りのチョコの箱の裏側を見るとアルコール度数がしっかりと記載されています。

チョコの名前

アルコール度数

バッカス(ロッテ)

3.2%

ラミー(ロッテ)

3.7%

メルティーキッス くちどけラム&レーズン(明治)

3.7%

カルヴァドス(ロッテ)

2.6%

ストロベリーブランデー(ロッテ)

3.0%

いくつかのチョコレートのアルコール度数をあげてみましたが、数字を見る限りしっかりアルコールが入っていることがわかります。

アルコール入のチョコを何箱食べたら飲酒運転になるのか

ここまでで、

  • どのくらいのお酒を飲んだらアウトなのか
  • 各チョコレートのアルコール度数はどのくらいなのか

がわかりました。ですがまだわかっていないことがあります。それは、『アルコール入りチョコレートをどのくらい食べたら、ビール1杯飲んだ(飲酒運転になる量)のと同じくらいのアルコールを摂取したことになるの?』ということ。

実際に計算してみた

純アルコール量について細かい計算方法の説明は省きますが、以下のように計算します。

中ジョッキ1杯(350ml)×アルコール度数(0.05)×アルコール比重(0.08)=純アルコール量(14g)

中ジョッキ1杯には14gのアルコールが入っていることがわかりました。ではアルコール入りチョコ(バッカス)の場合はどうでしょうか。

バッカス一箱(68g)×アルコール度数(0.032)×アルコール比重(0.08)=純アルコール量(1.56g)

バッカス一箱には1.56gの純アルコールが含まれていることがわかりました。

中ジョッキ1杯分にあたるアルコール量を摂取するためには…

中ジョッキ1杯の純アルコール量(14g)÷バッカス一箱の純アルコール量(1.56g)=8.9(箱)

計算上ではおよそ9箱分くらいの量が必要になるようです。

個人差はあれど、アルコール入りのチョコを食べたら運転はしないこと

計算上ではアルコール入りのチョコを少し食べたくらいでは、飲酒運転になる可能性は低いことがわかりました。ですが、アルコールが入っているチョコには『運転をする方は食べるのをやめましょう』と記載されているはずです。

真偽は不明ですが、1粒食べただけで検査にひっかかってしまったという話もあるそうです。絶対安全というわけではありません。アルコール入りのチョコレートを食べた時はくれぐれも運転しないようにしましょう。

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この記事を監修した弁護士
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。第二東京弁護士会所属。

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