更地渡しの条件
新築の家を建てることになり、中古家付きの土地を購入しました。購入時の条件として、「更地渡し」を条件にし、契約しました。
不動産売買契約証書には、特約条項として「売主の責任と負担において、本物件土地上の表記建物を解体撤去の上、滅失変更登記を完了させるものとする。」と記載されています。
現在、売主の責任で解体工事が進んでいますが、家そのものは解体が進んでいますが、門柱や敷地ぎりぎりにある岩の壁がそのままになっています。仲介業者に確認すると、「契約上の建物とは、家そのものと家の基礎部分だけでそれ以外の外構部分は構造物です。」と回答がきました。
業者の言い分だと、門柱や岩、残土などは土地引き渡し後、私が費用を払って撤去しなければなりません。存置したままでは、新たに建築できません。
建築基準法を調べると、「建築物とは、建築基準法に定義された建物の呼び方である。家等の他、その周囲の門や塀等も建築物に含まれる。」とあります。
また、不動産登記法第111条には、「建物は、屋根および周壁またはこれらに類するものを有し、土地に定着した建造物であって、その目的とする用途に供し得る状態にあるものでなければならない。」とあります。
そこでご相談したいことがあります。
・「建物」の示す範囲とはどこまでなのか?
・解体更地渡しとは、どこまでの条件を指すものなのか?(売主と直接話せておらず、どこまでするのかという話や文書はありません。)
・仲介業者と今後交渉していくにあたり、その根拠法令を用いて交渉していくべきか。
以上、何卒よろしくお願い致します。
相談者(ID:13241)さん
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