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KL2020・OD・037
メルカリは家にいながら不用品を処分したり、欲しいものを購入したりできる便利なサービスです。もしかしたら、あなたも利用したことがあるかもしれません。しかし、中にはメルカリを悪用して詐欺まがいの行為をする人や、トラブルに巻き込まれる人もいるようです。
多くの人に使われている便利なサービス・商品ほど悪い人に悪用されてしまいますので、利用者側も最低限の対策・対処法は考えておくべきでしょう。今回は、メルカリを悪用した詐欺の手口とトラブルの例、被害にあわないための対策や、被害に遭ってしまった際の対処法をお伝えします。
目次
トラブルの中でも特に詐欺まがいなものは次の通りです。
TwitterなどのSNS上で「メルカリの招待を受けてくれたらXXする」という手口です。自分のメルカリ コードを他人に入力してもらうと、買い物に使えるポイントを300円分もらえるため、その手口を悪用しています。金銭的負担はないものの、騙されていることには変わりありません。信用しないようにしましょう。
「先に受取評価をしてください」と言われてもしてはいけません。受取評価は文字通り、商品を受け取ってからするものです。評価をすると出品者に売上金が支払われてしまいますし、受取評価をしたにもかかわらずメルカリに相談をしたところで、運営もどうしようもありません。
メルカリのサービス外で取引を求められたら注意です。証拠が残らない方法で取引をしてしまうと、トラブルが発生した際に何かを主張したところで根拠がないので何も証明できません。泣き寝入りすることになりますので、メルカリ外で取引をするのはやめましょう。
最新の商品や品薄の商品はあらゆる詐欺で悪用されます。メルカリでも、本体ではなく、写真や箱を高額で販売する人がいたようです。商品説明の部分に写真や箱である旨は書かれているものの、金額が高額である以上錯覚させる悪意があってのことでしょう。
説明文はきちんと読んでくださいね。
詐欺とは断言しがたいものの、メルカリでよくあるトラブルをお伝えします。これらのトラブルはあくまで全体の一部であって、メルカリに限らずオンラインで契約をするのであれば知っておくに越したことはありません。信頼できない人を見分けられるようになった上で、楽しく買い物をしてください。
対策に関しては、『メルカリ詐欺やトラブルを未然に防ぐための対策』にてまとめてお伝えしますので、まずはどんなトラブルがあるのかを確認してきましょう。
お金を払ったにも関わらず、商品が届かないパターンです。発送自体がされていない場合もあれば、到着まで時間がかかっている場合もあるので、早とちりして出品者に騙されたと決めつけないことが大切です。
粗悪品や偽物が届く場合もあります。そんな時は受取評価をせず、出品者に返金や返品を交渉しましょう。メルカリ利用者の中には「ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル」と言うように返品を断る出品者もいます。
しかし、返品に応じない記載をすることはメルカリでは禁止されていますので、堂々と返品交渉をしましょう。
出品者側の都合で入金後にキャンセルを求められるパターンです。出品者にどうしても発送できない理由があるのであれば応じざるを得ませんが、運営に問い合わせをすれば返金されるのでご安心ください。
発送した商品が届いていないと言われるトラブルです。配送の途中である場合と、購入者が嘘をついている場合があります。
いつまでも入金がされない場合があります。運営に依頼をしてキャンセルしましょう。
メルカリでは値下げの交渉がよくあります。ただ、値下げ交渉をされても応じなければいけない理由はないので、納得がいかなければ断っても構いません。
トラブルに巻き込まれた際は次のような対処をしましょう。
メルカリでトラブルがあった場合はまず運営に通報しましょう。特に、対価と引き換えにメルカリに勧誘する行為は禁止されていますので、通報することで相手のアカウントを削除してもらえる可能性があります。
また、商品の発送や送金に関するトラブルも、おかしいと思ったらできるだけ早く問い合わせるようにしましょう。
受取評価をしないで返品交渉をしましょう。商品に明らかに問題がある場合は、返品に応じてもらう権利があります。相手が応じなければ、やりとりをスクショした上で運営に相談しましょう。
思った通りに取引がされないと腹が立つのは仕方がありませんが、感情に流されて暴言をはいてやり取りをしてしまうと証拠が残ります。あなたが悪質なユーザーと判断される場合もありますので、本来の目的を忘れず冷静な文面で対処しましょう。
感情的になれば返品・返金がされるわけではありませんので、いったん感情を落ち着かせてから交渉することをおすすめします。
まずはメルカリの運営に相談をしてみて、それでもダメだったら国民生活センターに連絡をして助言をもらいましょう。1人で悩んでいても問題は解決しないので、できるだけ早めに相談をして適切な対処法を取ることをおすすめします。
どのようなトラブルが起こりうるのか把握した上で、揉め事にならないよう事前に対策をしていきましょう。
これは大事なので徹底しましょう。むしろ、「受取評価を先にしてください」と言う人とは取引を避けた方が良いかもしれません。
商品が届かない場合は、発送方法を確認しましょう。レターパックや宅急便を使用していた場合は追跡番号を教えてもらうことで、商品が今どこにあるのかを確認できます。
また、普通郵便で発送をした場合は、郵便局の都合で時間がかかることもあります。出品者の氏名と、発送した郵便局の名称を確認し、郵便局に問い合わせてみましょう。
商品説明は長くても最後まで読んでください。メルカリや商品購入に限らず、契約書面を読む時や利用規約を読むときなども、キチンと内容を理解しないまま同意したり、サインしたりしてしまうのは危険です。
証拠は残しておきましょう。発送前の荷物に切手を貼って宛先が書いてある状態のものを写真に撮っておきます。郵便局の窓口で受け取るレシートも取っておくと良いでしょう。
また、宅急便やレターパックなど、商品の追跡方法がある発送手段を選ぶのも1つの対策です。追跡番号がある限り商品がどこにあるのかわかるので、発送をしているのであればあなたに落ち度がないことがわかります。
もし値下げに応じないのであれば、その旨をあらかじめ記入しておくとより断りやすくなります。ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルについては禁止されていますが、値下げの拒否に関しては特に決まりはありません。
メルカリは個人間で商品を売買できる便利なサービスですが、企業から物を買うときのように出品者と購入者の双方に必ずしも信用があるわけではありません。
もちろんこれらのトラブルは全体の一部でしかありませんが、怪しい人を見抜けるよう知識をつけたり、証拠を残したりしておくなど最低限の対策はしましょう。
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離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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