それ、騙されてない? 詐欺の可能性が高い通販サイト6つの特徴

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弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
それ、騙されてない? 詐欺の可能性が高い通販サイト6つの特徴

便利で掘り出しものが見つかる通販サイトですが、「お金を払ったのに商品がこない」「欠陥品なのに返金されない」など、詐欺やトラブルに遭ったこともあるのはないでしょうか。この記事では、詐欺の可能性が高い通販サイトを見極める6つの特徴を紹介します。

徴1:サイト内に記載義務のある情報が記載されていない

ネットの通販サイトには、消費者が詐欺や悪徳商法の被害に遭わないよう、特定商取引法(以下、特商法) という法律で業者に対し違法行為や義務を定めています。

通販サイトは、原則として特商法に基づき以下の情報の記載が義務付けられているのです。

  1. 事業者の氏名(名称)
  2. 住所
  3. 電話番号
  4. 販売業者の責任者名
  5. 販売価格
  6. 商品の送料
  7. 商品引渡時期
  8. 支払方法
  9. 支払期限

大手通販サイトでは、業者ごとにこのような情報が記載されているので確認してみてください。

また、会社情報がしっかり記載されていても、実際は存在していなかったり、他社の情報をコピーしていたりするケースもあります。

初めて使用するので不安、信用できないと思ったら、会社情報や口コミをネットで検索してみて総合的に判断してみてください。

特徴2:記載されている連絡先のメールアドレスがフリーメール

一般的な企業であれば、使い捨て可能なフリーメールを会社の連絡先に使用することは考えられません。

メールアドレスに社名が入っていない場合、一度そのメールアドレスがフリーメールなのかチェックしてみてください

特徴3:商品の値段が不自然に安い

毎日90%オフしている、激安などの不自然に値下げをする通販サイトは、「安い」と購入する前に信用できるかチェックしましょう。また、発送元が遠方なのに送料無料なども通常では考えられません。

おいしい話にはすぐに乗らず、よく確認しましょう。

特徴4:サイトデザインが不自然・メールの文章がおかしい

通販サイトのデザインで画像がバラバラだったり、文字の大きさが統一されていなかったり、一見しただけでも不自然なサイトは注意が必要です。また、細かくサイトを見ていくと文章おかしいサイトは利用を避けましょう。

メールの文章がおかしいのも詐欺サイトの特徴です。「詐欺メール 日本語おかしい」と検索すると、色々な例が出てきますので参考にしてみてください。

特徴5:振り込み方法は銀行振り込みのみ

詐欺の可能性が高い通販サイトの大きな特徴ひとつに、「決済方法が銀行への振り込みの」が挙げられます。カード払いにすると、現金を手にする前にカード会社から取引を停止される可能性がありますし、代引きだと被害者が現金を支払わない可能性があるためです。

たとえ他の決済を選択できても、通信エラーなど理由をつけて銀行振込しか選べないパターンもあります。

特徴6:振込先口座の名義人が個人名

振込先口座の名義人が個人名の場合、詐欺の可能性があるでしょう。

最近では個人事業主も多いため、必ずしも個人口座が詐欺で法人口座が安全とは限りませんが、傾向として多いのは事実です。

今までにご紹介した特徴にいくつか合致しており、なおかつ口座名義が個人名であったなどの場合は、購入しないほうがよいでしょう。預金保険機構のサイトで、犯罪利用口座として記載されていることも考えられますので、口座番号から検索して調べることをおすすめします。

まとめ

詐欺の可能性が高い通販サイトの主な特徴は以下の通りです。

  1. サイト内に記載義務のある情報が記載されていない
  2. 記載されている連絡先のメールアドレスがフリーメール
  3. 商品の値段が不自然に安い
  4. サイトデザインが不自然・メールの文章がおかしい
  5. 振り込み方法は銀行振り込みのみ
  6. 振込先口座の名義人が個人名

注文後に不審感を持った場合は警察や国民生活センターなどに相談してみましょう。

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この記事を監修した弁護士
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。第二東京弁護士会所属。

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