「払う・払う」詐欺のような経営者。契約違反や債務不履行認定で損害賠償請求などはできますか?
●は「私=投稿者」を示します。
経営者 X
●さんの知り合いである◆さんから依頼された案件が完了した段階で、●さんからお借りした20万円 に、 企画料80万円の合計100万円をお支払いさせて頂きます。
以上、自分本位な支払い方法なのは百も承知で大変申し訳ありませんがご確認お願い致します。
↓
上記は今年4月末、経営者 X から私へ送られてきたメール。しかし以降、一切の支払いがありません。
かつ、私の知り合い◆がXへ発注した仕事も途中放棄(重大な契約違反・不履行、逸失利益の発生)。6月上旬以降は、連絡不通・反応なし。最近になり、この人物が「優良誤認をさせたうえでの未払いやカラ手形振り込み。それに起因する事業崩壊の常習犯と判明したのです。
上記は私にとっての債権(Xにとっては「債務」)となり、Xの債務不履行(利子つき)になり得ますか?訴える場合は、何が適切になりますか?
また、それは譲渡できますか?
相談者(ID:18673)さん
弁護士の回答一覧
もちろんXは債務を履行しないのですから債務不履行責任を問うことができます。 支払期日は、◆が...
支払期日は、◆が発注した仕事が完了したときでしたので、◆が発注した仕事が完了していない今般のケースでは支払期日が到来していないことになるのではないかと気になるところですが、◆が発注した仕事をX自ら放棄したというのですから、それでいつまで経っても支払期日が到来しないとして取り扱われるのは著しく正義に反します。
Xが◆が発注した仕事の放棄をした時点であなたへの債務についても履行すべき期日が到来したと解するべきです。
そして遅延損害金はその日の翌日から発生します。
>訴える場合は、何が適切になりますか?
ご質問の意味がよく分かりませんが、相手が和解に応じたりするとは考えられませんので、普通に訴訟提起するほかはありません。
>また、それは譲渡できますか?
特段、Xとの間で譲渡を禁止する旨の約束をしていない限り譲渡は可能です。
ただ、普通の人はこのような回収の困難な債権を自ら譲り受けないはずですので、債権を譲り受けるという相手が暴力団またはそれに連なる関係者でないかどうか、慎重に見極める必要があります。 弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
xさんは、常習的に不履行を繰り返してるようですね。当然ながら債務不履行で法的な手続きができます...
債権譲渡の件ですが、可能ですが、よほどの信頼関係のある方以外はお勧めしません。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都千代田区神田須田町1-24神田AKビル8階A号室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【まずはメールでご相談ください!】幅広い経験・実績があるからこそ「多様な解決策」をご提示、「柔軟な対応」が可能です!
この質問に関連する法律相談
取引先から支払期日を過ぎても支払がなく、「〇日までに支払ます」→支払われないの繰り返しで、分割払いを提案すると「助かります」と言われたものの、支払われず...相手曰く資金繰りが苦しいとのことです。督促状を送りましたが音沙汰なしで、最近は連絡も繋がりません...
知人に投資を勧められました。
万が一 お金が戻ってこない場合 彼女が責任をもって投資額を支払うと約束してくれた為 65万円を支払いました。
契約書はかわしていませんが やりとりがLINEに残っています。私を勧誘した事で勧誘料を受け取っていることも書い...
代物弁済で取得した不動産に税金の差押があった場合、税金と私債権との優劣はどう考えればいいのでしょうか?
競売の場合は抵当権設定日と税金の法定納期限との関係で優劣が法定されていますが。
結婚を前提に暮らしていた借金持ちの女性がいます。
相手は52歳で息子26歳、娘21歳と私の3人で暮らしていました。
私には別れた先妻との間に子供がいて今年入学金がかかるから今年の3月か4月までは待ってくれと伝えてありました。
実際に相手が来たのは今...
債権を通常訴訟で訴えたのですが通常訴訟を取り下げて少額訴訟に移行することは可能でしょうか?またその方法と流れ等をアドバイス頂ければと思います。
業務委託をしたのですが、業務を遂行するはずの本人が業務の遂行を辞め、こちらが提案する折衷案をことごとく拒否するため債権を回収したい
しかし仲間内での新規事業のスタートアップだったため、領収書のないやりとりや機材のレンタルなどが多く不安である
金額面は...
債権回収に関する法律ガイドを見る
連帯保証人に債権回収をする方法と流れ|債権回収をスグにするべき理由
2017.12.5債務者(お金を貸している人)からが返済されないなら連帯保証人から今すぐ貸したお金を返してもらいましょう。スグに行動しないと時効を迎えてしまい債権回収できなくなってしまうからです。ここでは、時効の期間・債権回収をする流れについてお伝えしていきます。続きを読む
【状況別】債権回収する10の方法と流れ|弁護士の選びのポイントと費用
2017.12.5債務者(借金をしている人)からお金を回収する方法はいくつかあります。電話なら個人でできますが、強制執行をするなら弁護士に依頼をしないと難しいです。当記事では、任意だったり法律だったりと債権回収できる10の方法をまとめました。続きを読む
債権回収の消滅時効|時効になってもお金を取り戻せる理由と方法
2017.12.5債権回収には消滅時効があるのをご存知でしょうか。消滅時効を迎えるのは案外早く、期日までにお金を取り返さないと回収できない可能性は高いです。ここでは、時効したとしても債権を回収する方法・消滅時効を振り出しにするやり方について徹底解説していきます。続きを読む
少額訴訟の上限金額|少額訴訟の手続き方法と通常訴訟との違いまとめ
2017.10.25少額訴訟は通常訴訟と違い、必ずしも弁護士に依頼しなくても行うことができる、とても手軽な訴訟です。 そこで今回は、少額訴訟では一体どんなことに、そしてどれくらいの金額が必要なのかについて、解説していきたいと思います。続きを読む